見出し画像

ヴィジュアル系の振り文化を本気でまとめてみた



なに言ってるのかわかんないでしょ?
…俺だってなに言ってるのかわかんないよ😭



■振りの種類まとめ

画像2

※にわかなのでまとめられません、ごめんなさい

<求愛行動>
咲き(抱いてください)
〜通常、横揺れ、ジャンプ、お立ち、柵乗り〜
ハート、ハート飛ばし
おにぎり
スポットライト
くるりんぱのハート
ケチャ
<頭振る行動>
ヘドバン
〜縦、左右(イヤイヤ)、Vの字、8の字、回転、土下座、円陣(逆最身内ノリ)〜
手バン(頭振らないけど)
ハリーポッター(頭振らないけど)
拳ヘドバン
ゴリラヘドバン
<ダイブ>
逆ダイ(ステージへ逆ダイ)
柵ダイ
簡易逆ダイ
背ダイ
布団、布団カバー
コロダイ
リフト
<手を使う行動>

手拍子
手扇子
〜いにしえ(手のひら差し出し)、キツネさん、ヒラヒラ、前後(徳井式)、ひねりクロス、クロス、シャキーン〜
チョップ
引っぱり
キメ(パッパッてやつ)
左右(仮面ライダーみたいなやつ)
くるりんぱ
ワイパー
シャッター(上げ下げのやつ)
窓拭き
<体全体の行動>
折りたたみ
手交差(体全体じゃないけど)
手交差折りたたみ
田植え
わくわくタイム
片手挙げのジャンプ
ツーステップ
モッシュ
〜横、サークル〜
ウォールオブデス(WOD)
<いにしえの行動>
GLAYチョップ
Adolfの釘打ち
ギソロのソロ咲き、キラキラ、煌めき

文章や絵、写真で説明するより、振り付け動画や「とあるバンギャちゃん」様のYouTubeを観た方がわかりやすい。

補足①:「逆ダイ」は間違えやすい

現在は逆ダイをまとめて捉えることが多いけど、本来3種類ある。

<いにしえの逆ダイ>
ステージにむかって飛び込むイメージ

<簡易逆ダイ>
前にいる人を掴んで頭突きするイメージ

<背ダイ>
布団にむかって背中から飛び込むイメージ

補足②:なんで振りまとめが無いの?

定番以外の振りの種類が多いうえに、その振りについて誰も名前をつけないし、浸透しない。
また年代から個人まで違うので、みんな違うのにみんな正解の状態になって統一する必要もない。

・年代によって振りが進化して違う
・同じ年代でもセッションギャは振りが違う
(ガラガラの箱の広さを最大限に活かして大振り)
・系統によって振りの持ち物が違う
(タオル・扇子・キラキラリング・ペンラなど)
・地域によって振りのはじまりの左右が違う
・個人のクセやアレンジによって振りが違う

■ヴィジュアル系の振り代表曲

ヴィジュアル系の特有の文化として、そのバンドは好きでもないのに、なぜかバンギャルみんなが踊れてしまう謎の振り曲が年代ごとに存在する。
これはみんなで踊る一体感によって対バンのファンを獲得しようというバンド側の狙いからはじまった。
ちなみに成功例としては、ゴールデンボンバーの「女々しくて」が挙げられる。窓拭きの振りをドマイナー時代のバンギャからカラオケで全国民にまで踊らせ、紅白出場を果たしてしまったのだ。

X JAPAN         「X」
PIERROT         「Adolf」
人格ラヂオ        「バンギャル症候群」
Phantasmagoria  「神歌」
シド        「妄想日記」
ゴールデンボンバー 「女々しくて」
R指定        「國立少年 -ナショナルキッド-」
アルルカン     「ダメ人間」

※余談:セッション定番曲に近いようで遠いような存在。
残や夕暮れの謝罪よりは、
吉開学や迷彩あたりから一体感が定着しだした気がする。
鯖に乗ってなど、一世代ズレた若いバンギャに対しても、
"ノリ"の楽しさから曲が引き継がれるのは嬉しいこと。

■どうやって覚えてるの?

①常連が考えた振りの場合

画像3

ヴィジュアル系の特有の文化として、バンドの新曲披露があると最前にいる常連が振りを自主的に作成し、それを後ろから見ている通いや新規が真似をして、浸透していく流れがある。
このパターンに振りの正解はないため、身内ではない常連同士で違っており、各ツアー会場ごとに後ろで真似た振りの多数決を行なっていき、日々洗練されてファイナルで一つの振りとなる。

覚え方はさまざまで、通っている友達に教えてもらう、通い続けて見様見真似で覚える、ライブ動画の常連をチェックして細かいところまで覚えるなどがある。このような涙ぐましい努力の結果、会場で振りを完璧に踊れると一人前のファンになれたという謎の感動を覚えることができる。
(ちなみに一度覚えたとしても、久しぶりに参戦したら振りがいつのまにかマイナーチェンジ、なんてこともある。そして「新曲なのになぜか振りが完璧の常連」も忘れてはいけない文化である笑)

画像4

画像5

②バンドマンが考えた振りの場合

画像6

その名の通りバンドマンがステージのフロントで踊って振りを教えてくれる。ファンは反転せずに鏡向きで踊ることが多い。広い会場ではダンサーを用意するバンドまでいる。

近年では、新曲発売と同時にバンドマンが踊って教える「振り付け動画」がDVDやYouTubeで公開されている。
これは振り文化の短所である、新規の間口が狭かったことを解消しようとする試みである。

■個人的振りの進化論を知りたい

バンギャの中で年齢によるジェネレーションギャップが起こりやすい振りの変遷。
どのような理由でブラッシュアップして振りが進化したのか、個人的にまとめ記事を読みたい!
(これを言いたいだけの壮大な前フリ記事でした…)


ゴールデンボンバー「毒グモ女」の振りは古い?
例えば10年前に発売された「毒グモ女」のキャン様の振りは現在の振りと違うような…

手扇子:ヒラヒラ手扇子→シャキーン手扇子
ハート:指折りハート→指立てハート
咲き:胸で交差からの咲き→そのまま横に咲き
拳・ソロ:ギソロのソロ咲き→咲き
(にわかなので間違っていたら、ごめんなさい)

他にも「モッシュ終わりに手をパンッ」とするのがいつからなのか、「横揺れ」はいつからなのか、「ヘドバン前の頭トントン」や「モッシュ前の指差し」がいつからなのか…プロバンギャ様がまとめてくださるのを、心待ちにしております!

画像6

■さいごに

他のまとめ記事では定番振りと咲き禁バンドの話しかないので、長ったらしく書いてみました。
「とあるバンギャちゃん」様のV系フリ講座で勉強して、ワイもいつの日か一人前のメカクシのドセンになりたい笑

(ゴリラヘドバンはもちろんのこと、振りの切り替えごとにワンテンポ早く次の振りをアピールすることで、後ろの覚えていない新規に伝えている!)

いいなと思ったら応援しよう!