森都と、海都と、砂都と、(FF XIVプレイ日記8)
夜は、暗がりも多いこの森の都市も、この場所だけはきらびやかに、まるで蛍や妖精がキラキラと飛んでいるかのように、たくさんの照明と、装飾がなされている。
ミィ・ケット野外音楽堂。グリタニアの中心に位置し、いつも音楽で賑わう。
普段は、踊りや歌で、陽気に花を咲かせているが、今日は少し厳かに、ことは進む。
大御霊祭り。
その主役に抜擢されたのだ。
儀式用のモノアの仮面を被り、カヌ・エ・センナの後ろを歩く。
祭りは、滞りなく進み、カヌ・エ・センナの声が響く。
その言葉に、またあの頭痛が起こる。仮面でただでさえ狭い視界が、さらに狭く。
意識を失いながら、微睡みに見たのは、かの霊災の一コマ。そして、目が冷めた時には、祭りは終わり、カーラインカフェの隣接する宿屋のベッドに、僕はいた。
時は、少し戻って、レベル18。
メインストーリーもようやく進んで、ひとつの区切りにさしかかる。
グリタニアでの名声も上がり、飛空艇の使用の許可がおりて、他の都に行けるようになる。
フレンドと違うギルドのあるクラスではじめた場合、やっとここでフレンドに会えることになる。
いわば、ここまでが一人用でチュートリアルがやっと終わり、パーティプレイのスキルも揃いだしている。ということだ。
ここまで、幻術士ではじめていたので、森都グリタニアについては、いろいろと語っていると思うので、他の2つの都を紹介してみる。
海都リムサ・ロミンサ
海の上に建てられた海賊の都だ。元提督のメルウィヴも元海賊。
ちなみに、声優さんが田中敦子さんなのが胸熱。
街並みは、海の上の小島に、白を基調とした橋が並ぶ美しい街で、女神「リムレーンのベール」と呼ばれている。
実際、海が見える橋や、建物がきれいで、非常に美しく、グリダニアやウルダハより明るく写真映りも良い。
ただ、非常に高低差があり、街並みは複雑で、前の話を見ておただいている人にはわかるように、いまだに迷う。(少し迷うではなくがっつり迷う。)
砂都ウルダハ
前回の採掘師のお話で、少し出てきたが砂漠近くのオアシスの街で、王政となっている。実際は、権力のある商人達が取り仕切っている部分があるようだけれども。
ここの現王、ナナモ様は、一部のファンに莫大な人気がある。
街の中心が大きなドーム状になっており、そこにギルドやマーケットが集まり栄えている。
他の都市よりは、都市を囲う城壁のせいか少し暗く感じるが、夜の雰囲気など独特で素敵になっている。
ウルダハは、都市機能が中心に寄っているので、迷いにくいのもいい。
この各都市を周り、自分のはじめた都市の報告を各代表に行う。
年が開放されたことにより、すべてのクラスとクラフター、ギャザラーになることができるようになり、他の多くの重要クエスト、さらにサブクエストも一気に増える。
MMOによくある、世界が広がることで、目移りが多くなったり、覚えることが多くなったり、どうしていいかわからなくなることもあると思うが、次に大きく控えているFF14のメインとも言えるダンジョンがそこに迫っている。
メインクエストで、向かう新しい街や、新鮮な風景に、目を右往左往させつつ。
期待と不安を胸に秘めて、いざダンジョンに向かうのである。