U-16日本代表初戦 vsアメリカ代表(インターナショナルドリームカップ)
観戦日記みたいな形であんなことがあったなぁっていうのを記憶だけじゃなく文字にも残したいと考えてやっと書く気になったので。
今大会(インターナショナルドリームカップ?)ではヴィッセル神戸U-18から3名(1チーム3名縛りがあるようです)選ばれており、GK亀田大河(以後亀くん)、DF島祐成(島)、MF濱﨑健斗(健斗)です。個人的には昨年U-15夏冬得点王を達成し現在プレミア4得点の渡辺隼人を呼んでほしかったんですが3名縛りなので仕方がない(この三名も外せない選手)
特に島は僕が個人的に好きな選手で身長165cmとDFとしては長身ではないものの簡単に競り負けないところや、自分で持ち出してのドリブル、左足でのサイドチェンジや縦への鋭いパスを持っている選手です。(トップチームでいう今季加入して大活躍の本多さん)
亀くんは安定したセービングはもちろんですが、CBを飛ばしてのSBへの浮き球パスの精度や相手FWを引き付けてドリブルでかわすなど見てる方はハラハラですが飯倉選手(横浜Fマリノス)を思い起こすGKです。
そして最後に健斗、神戸U-18で誰に注目したらいいと聞かれたらとりあえず彼を挙げると思います。前を向いてボールを持った時の推進力、簡単にはとられないボールキープ、相手を数人引き付けたところで逆を突くパス。そしてほしいところで奪ってくれる得点能力。将来彼が13番を背負ってる姿を見てみたいなぁと密かに思っています。ひそかにです
で本題のアメリカ戦の話に移ります。この試合は福島のJヴィレッジでおこなわれました。(さすがに行けないのでJsportsオンデマンドで見ました)
フォーメーションは
前田 関口
仲山 長田 布施 濱崎
佃 島 酒井 森
亀田
神戸の亀くん、島(CB)、健斗(右SH)は全員スタメンとなりました。
前半アメリカボールでキックオフ。
前半11分、1前田くんが浮き球を胸でトラップし相手選手を強引に置き去りボールを運び、右サイドを抜け出した濱﨑がPA内で倒されPK獲得かと思われたがボール一つ分外の判定。しかしゴールならず。
その後もミドルシュートを積極的に打つも決定的なシュートは打てず、終盤に相手サイド深くまで入るも弾かれるなど先制点を奪うことはできず前半終了。
後半は日本ボールでキックオフ。
日本は重心が低くなかなか前に出れず58分自陣右サイド深いところまで運ばれ一度は奪うも相手選手のカウンター阻止のスライディングで奪い返されクロスは弾くも相手ボールの足元に入りゴール右隅に流し込まれる。0-1
また後半82分、アメリカのCK。浮いたルーズボールをアメリカの選手がそらしオフサイドラインぎりぎりにいた相手選手のもとへ渡り決められ失点。0-2
日本は交代で強度を高め、サイドから中心に攻めようとするも体格の大きいアメリカの壁を越えることはできず得点にはつながらない。
迎えた後半ロスタイム、ゴールから見てやや左のPA付近での絶好の位置でのFKを獲得。直接シュートはポストに阻まれるも途中交代で入った神代選手がこぼれ球を押し込み一点を返すもタイムアップ
U-16日本代表は初戦1-2で苦しい敗戦となった。
神戸U-18の江口拓真などの高校二年生の代から代替わりし、合流二日目で連携がうまく取れないところや体格の違う相手など難しい試合ではあるが今大会で経験を積み今後に生かしてほしいです。
神戸の各選手ですが、
健斗は後半序盤での交代となりましたが高いキープ力を発揮する場面なども見られた。個人的にはサイドハーフよりもセカンドトップやインサイドハーフで見たかったです。
2失点したものの亀くん、島はそれぞれ攻撃面で自分の持ち味を発揮。特に後半交代選手が入ってきて攻撃が活性化された際には島の鋭い縦パスなども見られました。
インターナショナルドリームカップ2戦目は6/2(金)にナイジェリア代表と対戦となります。また今大会はすべてJsportsオンデマンドでLIVEとアーカイブが配信されるので興味のある方はぜひご覧ください。(5月に行われたU-18プレミアリーグ ヴィッセル神戸U-18vsジュビロ磐田U-18の試合も見ることができるのでそちらも是非)
https://jod.jsports.co.jp/football/football_others