2023/6/29 スペースまとめ
ADRと裁判所の調停ってどう違うの?
ADRは、裁判所を通さず行う調停で、裁判所でやる調停と内容は、ほぼ同じです。
びじっとのADRくりあを使うメリットとしては
①期日が自由に設定できる。週末や夜間もOK
②オンラインなので、自宅で行える
③びじっとのスタッフが調停人になるため、現場感のある、実現可能性の高い提案をできる
④両親が対立構造にならないように、双方が同じゴールを設定するように促す
⑤現在は、びじっと利用者さんがほとんど。利用者さんの場合、支援部と調停人が情報共有をするので、調停人がその両親の状況を概ね把握できる。
⑥裁判所では対応できない細かい条件設定も可能
⑦スピード解決を目指す
デメリットは、やはりお金がかかることです。
裁判所の調停と同時にADRを走らせることも多くあります。
裁判所側から、「細かい条件はADRでつめてきて」と言われることも。
1ヶ月ごとに付添いと受渡しを試行的にやってみて、一定期間後完全に受渡しに移行できたケースも。
スピード解決を目指す、の意味ですが、調停などを行っている間は、どうしても両親ともにピリピリしがち。子どもにも、それが伝わります。
子どものためにも、問題は早く解決するのが良い。
また、びじっとの場合、調停中でもADR中でも、支援は行えます。
中断せず、面会を続けて欲しいと思います。
同居親として面会が安心できないので、細かい条件を設定したい
面会にあたって不安があるので、遊ぶ場所なども細かく設定したいというご質問。
びじっとの場合、付添いだとある程度、同居親さんの不安は取り除けると思います。
受渡し、連絡調整の場合、別居親さんに同居親さんのご希望として、伝えることは可能ですが、実際に行く場所などは、びじっとが介入できません。
あくまでお願いベースになります。
びじっとの料金高くない?
高いのは、びじっとも認識しています。
面会交流支援団体を利用するには、3つの壁があります。
葛藤の壁=そもそも面会がしたくない、面会は良いけど、支援は利用したくない
認知の壁=支援団体が知られていない
費用の壁=料金が高くて利用できない
本当は使いたい人が、費用のために断念せざるを得ない状況について、びじっとも忸怩たる思いです。これから助成金や補助金、寄付などにチャレンジし、費用で利用できない層にも、支援を届けたい。
宿泊面会やってます!という同居親さん登場!!!
本日のハイライト、後半30分です。
うれしくって、あまり大したことはしゃべっていません笑
お子さんが二人、まだ小さいということで、
・小さいうちにお父さんとの関係をつくっておくのはすばらしい!
・この関係が、思春期になったときに、大きな力を発揮すると思います
・例えば、ママには言いにくいけどパパには言えることもあるかも
・アクセルとブレーキのバランスが悪くなりがちな思春期に、「一緒に住んでいない親」が新しい価値観や考え方を子どもにもたらしてくれることも
・断然応援します!!!
ほかにも、いろんな方にご登場いただき、いろんなご意見いただきました。
今後の活動にいかしていきたいと思います。
ご参加頂いたみなさま、まことにありがとうございました。
https://twitter.com/visit20070801/status/1674394846621212674?s=20