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びじっと的おすすめ本

面会交流について、子育てについて、びじっと的おすすめ本のご紹介。


別居親さん・同居親さん双方おすすめ本

ゆるすということ

代表理事が何回も、かみしめるように読んだそう。私は未読です。
苦しくなったら深呼吸しましょう、との代表のお言葉。

毒になる親

はい、タイトルが怖いですね。「毒親」が一般的になったのは、この本からです。
でも、「親」である人を責める本では全くありません。
自分の人間関係がうまくいかない人、なぜかわからないけど、同じような人と付き合い、破綻を繰り返してしまう人、自分の気持ちのコントロールがうまくいかない人、みんなに読んでもらいたい。
自分の感情を自分でコントロールし、自分が楽に生きていくための、ハウツー本だと私は思っています。
私はこの本と出合って、人生が変わったと言っても過言ではありません。

電子書籍派ではない人は、単行本版で十分だと思います。

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同居親さんおすすめ

ひとり親でも子どもは健全に育ちます

佐々木正美先生の本は、どれもやさしい文章で読みやすく、すばらしいです。
ひとり親や、シングルのための、とタイトルにありますが、別居親さんの存在を無視するようは本とは一線を隔します。
私は目次を見ただけで、すばらしい!と感動しました。
離婚を経た親が悩むポイントが網羅され、具体的な対策も書いてあります。
というか、この本、離婚してなくっても、読んで損はないのでは?と思わせるぐらい、「子どもの気持ち」「子どもが不安に思うこと」「そのために親はどう振舞うべきか」が書いてあります。
心が弱っているときにぜひ。

離婚で壊れる子どもたち 心理臨床家からの警告

今は亡き、敬愛する棚瀬一代先生の著作。
棚瀬先生は、日本の面会交流支援の母とも言える方です。
棚瀬一代先生がこの本を書いて下さらなければ、日本の面会交流の実現はもっと遅れていたかもしれません。
法律論ではなく、臨床で子どもの声を聞き続けてきた棚瀬先生だからこそ書ける、説得力のある子どもの声。でも、底には人間に対する愛を感じます。
離婚にまつわる子どもに関わる人には、全員読んで欲しい。

離婚しても子どもを幸せにする方法

こちら、アメリカの本で、日本とは制度が違う。しかも結構古い本です。
でも、なおかつおすすめであるのは、とにかく具体的実践的であること。
別居・離婚だけではなく、両親の一方が再婚する場合の親の心理、子どもの心理について書いてあります。
そして、親子ともに、笑顔で暮らすには、どのようにふるまい、どのように子どもと接するべきか。
制度が違う中でも変わらないものがあるとすれば、子どもの心理と親の心の持ちよう。
いまだに絶版になっていないのは、そのあたりのヒントを求める人が多いからかなと思います。

子育て関連

どならない練習

子どもには、怒るよりほめるほうが良い。
うん、聞いたことある。
でも、それができたら誰も苦労しないんだよ、というみなさん。
だまされたと思って、読んでみてください。

子どもを怒らないためには、心に余裕が必要だけど、そんな余裕ない。
そこまで人間できてない。
親がいくら怒らないようにしようとがんばっても、子どもの行動が無理。
私もそう思っていました。

でも、心の広さとか人間性は、この本では一切要求されません。
理論やスキルも不要!
ただ、練習すれば良いだけ。

魔法のように子どもがみるみる変わる!とか、そういうウソくさいことは書いていません。
でも、練習をすれば、少しずつ上手にできるようになる。
気づいたら、子どもとの関係が変わる。
そういう本です。

kindle unlimited だと無料、audibleも無料です。


別居親さんおすすめ

こちら、大変申し訳ないですが、未読です。
でも、スムーズに面会交流をできている別居親さんがおすすめなので、間違いないかなあと。
作者は、この方。
波乱万丈の人生なのに、やさしい言葉だから響くとのこと。
https://meigenkakugen.net/酒井雄哉/

ムダなことなどひとつもない

おまけ

幼子われらに生まれ

小説です。趣味?
でも、離婚した人は読んで損はない。
主人公は、子連れ再婚をした男性。主人公の実子は母の元で暮らし、再婚相手の子どもと暮らしている状況です。
その父親の人間的な身勝手さと、相反する善性の書きっぷりはまさに重松清節。
最後に、かすかな光が見えます。



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