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【自治経営6週連続講座】第一回は岡崎市QURUWAの中川さんからエリアビジョンを学ぶ。

わかてつハーフ実行委員会の垣本です。2025年初めての投稿となります。

去年を振り返る投稿をしようと思っていましたが、過去のものから書こうと思うと忘却曲線的にも効率が悪いので、近いものから記事にして行くことに決めました。
直近の記事が書けたら、さかのぼって去年の記事を書こうと思います。

最近は月に一回程度の更新となっていて残念な感じになっていますので、今年は投稿の頻度を上げることを目指していきます。


2025年学び初めは「目指せ公共空間マスター」

最近は年始にはじまるNPO法人自治経営さんの連続講座を毎年受けています。

今年のテーマは「ウォーカブルなまちを目指す公共空間活用講座〜めざせ公共空間マスター〜」です。

田舎町でウォーカブルと言ってもなかなか理解されませんが、田舎でも車を排除して歩けるエリアを作ることは極めて重要だと思っています。狂犬ツアーで姫路駅前の事例を学ばせていただきましたしとても関心がある内容です。

連続講座の内容とスケジュール

今回の連続講座のスケジュールはこんな感じです。

❶1/9(木)午後7時30~9時00分 講師:中川健太(行政/ビジョン・都市戦略@岡崎市)
 「公共空間活用概論/岡崎市のQURUWA戦略から見えてきたエリア主義と公共空間活用」
❷1/14(火)午後7時30~9時00分 講師:畑克敏(民間/公園活用@岡崎市)
 「民地から公共空間の風景を変える」
❸1/23(木)午後7時30~9時00分 講師:稲葉一樹(行政/道路活用@新潟市)
 「道路空間利活用はなぜ難しいのか」
❹1/30(木)午後7時30~9時00分 講師:打谷直樹(民間/公園活用@岡山市)
 「民間事業者(プレイヤー)が公共空間で活動する理由」
❺2/6(木)午後7時30~9時00分 講師:山崎雄治(行政/公園活用@静岡市)
 「3つのPark-PFI実践から見えてきた都市公園の運営/管理の変化」
❻2/13(木)午後7時30~9時00分 講師:中川、畑、打谷、稲葉、山崎、川島
 (座談会)全講師参加のトークセッション「公共空間活用のリアル失敗談集」

前回までの講座は公共施設マネージメント(FM)色が濃かったのですが、今回は講師もほぼ一新されて公共空間活用がテーマとなっています。
おなじみの倉敷市の三宅さんや津山市の川口さんは今回はおやすみです。

公共施設マネジメントについては庁舎関連などでかなり意見をさせてもらってある程度の効果はありました。

次に公共空間活用を学ぶのはちょうどいいと思っています。
最近は私の住む町でも、まともなお店も、お店をやろうとする人も、歩いている人もほとんど居ない駅前を活性化させようという話が出てきているので、その議論をよりよい方向に向けていけるように公共空間活用を学ばせていただきます。

第一回講座の講師はLDLの仲間

第一回講座の講師の中川健太さんは岡崎市の職員さんです。
私が学んでいる木下斉さんが所長のオンラインラボLDLの仲間でもあります。
昨年は京丹後での狂犬ツアーではじめてお会いしました。

中川さんは岡崎市でQURUWAというエリアの公民連携の取り組みに関わられています。

「QURUWA(くるわ)」とは、名鉄東岡崎駅、乙川河川緑地、桜械橋、中央道、籠田公園、図書館交流プラザりぶら、岡崎公園など岡崎のまちなかにある公共空間の各拠点を結んだときに現れる「Q」の字の通り(主要回遊動線)のことです。
かつての岡崎城の城下町全体を取り囲む土塁、およびその城下町全体を「総曲輪(そうぐるわ)」と呼びますが、その一部と重なることも、QURUWAという名前の由来です。
このQURUWA地区内の公共空間を舞台に公民連携プロジェクトを実施することで、人やものの動きを活発にし、まちの好循環をはかる計画を「QURUWA戦略」と言います。
ちなみに「QURUWA地区」とは、主要回遊動線QURUWAを覆う、約157haの乙川リバーフロント整備の地区のことです。

QURUWAのWEBサイトより

QURUWA(くるわ)は漢字では「郭」「廓」「曲輪」と書いて、城のかこいのことを意味するようです。岡崎市には岡崎城が有り、その城下町エリアの公民連携プロジェクトなのでQURUWAというこのなのでしょうね。

このQURUWA戦略は2023年のグッドデザイン金賞を受賞していたりします!

学びの中で残ったこと

最初に30分の中川さんの講義があり、そのあとでブレイクアウトルームに分かれて自己紹介と感じたことの共有を行いました。その講座の中で自分の中に残った以下の項目とそれを自分のエリアに当てはめてまとめた内容を、講座修了後に連続講座のFacebookページにレポートを投稿しました。

1)公共空間活用は上手に地元を通すことが大事
2)周遊する仕組み作り、広域をつなぐ仕掛けが大切
3)エリアビジョンは民間の想いで作って行政が伴走する
4)仲間づくりはやりたい人、うまが合う人が第一
5)行政のビジョン、計画は民間には理解しにくい
6)行政の継続性の担保を意識して動く

この講座は有料講座ですので無料で読めるのはこの概要までにして、この後の学んだことの詳細と自分のエリアに当てはめて考えたことは有料部分にさせてもらいます。
課金いただいた金額は次回の連続講座受講時に使わせていただきます。内容に興味がある方や私の学びを支援してもいいという方は課金して読んでみて下さい。

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