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【いち住民として関わるまちづくり】八頭町体育協会と八頭町議会の意見交換会に参加してきた

こんにちは、わかてつハーフ実行委員会 実行委員長兼事務局長の垣本です。
鳥取県鳥取市の南に位置する八頭町でサラリーマンをやりながら、ランニングツーリズムの事業化を最優先に、行政との関わる機会があれば積極的に出て行くなど、いち住民としてまちづくりに関わっています。


八頭町体育協会に八頭町議会から意見交換会の申し出

私は八頭町体育協会に船岡地区代表の理事として関わっています。
前回の理事会で八頭町議会から意見交換会の申し出が来ていることが議題に上がりました。

会長は議会の印象があまりよくないようであまり前向きではありませんでしたが、私からは個人的な印象は置いておいて受けた方がいいとお話ししてみました。
他の理事さんからも体育施設の老朽化のことや部活以外のスポーツでの子どもたちの大きな大会の自己負担のことなど話をしておきたいことが出てきたので、意見交換を行うこととして話をすることを取りまとめました。

その意見交換会が今日開催されました。

八頭町体育協会と八頭町議会との意見交換会に参加

仕事を急いで終えて向かいましたが会場に着いたのは開始ギリギリの時間でした。

議会からは議長さんをはじめ4名の議員さんが参加されていました。
体育協会からは会長を含めて6名と事務局の役場の職員さん2名が参加していました。

議会側から議長さん、体育協会から会長が挨拶をしてから意見交換が始まりました。

意見①:ケーブルTVでの情報発信と普及率の向上について

体育協会(会長):
八頭町にはケーブルTVが有り、様々な町内のイベントなどが放送されていて、体育協会のイベントも放送してもらうようにお願いして放送してもらっている。
大阪の会社で編集がたいへんなので多くは放送できないと言われている。
番組も同じようなものが繰り返し流れているように見える。
ケーブルTVの普及率は低いままの状況だが上げることは考えられないか?
以前加入料の無料キャンペーンがあったが、再度実施してはどうか?

議会:
現在の普及率は38%でなかなか上げられていない。
番組は麒麟のまち圏内の一市六町で連携して番組を相互に提供している。
以前の無料キャンペーンでの加入状況を確認するなどして実施を検討する。
若者がテレビを見なくなっていることもあるので、ケーブルTVの加入以外の方法も考えた方がいいかもしれない。

意見②:健康ポイントの効果指標は医療費削減の観点で

体育協会(垣本):
健康ポイント制度で体育協会のイベント参加などでポイントが着くようにしたり、まちづくり委員会で百歳体操などを行っているが指標は参加者数となっている。
目的は町民の健康で最終目標は医療費の削減であるべきだと思う。
すぐには難しいかもしれないが医療費の削減効果を指標にして欲しい。
大阪の大東市では「元気でまっせ体操」を続けていて医療費を大きく下げることができていて「元気でまっせ体操」をされていた逢坂さんが先日市長になられた。
そのような地道な活動が大事だと思う。

議会:
健康ポイント制度は県とも連携して検診などでもポイントが付くようにしている。
医療費の削減が目的であるべきだが、まだデータまでは取れていない。
他の市では大学が入ってデータを取った事例はある。
まちづくり委員会を5〜10年続けている地域では他の地域よりも健康寿命が延びているというデータはあると聴いている。

体育協会(垣本):
データがあるのであれば知ってもらうことで行動が変わる可能性があるので、周知するようにして欲しい。

意見③:球場のナイター設備の補修について

体育協会(ソフトボール部):
ソフトボール部では夜間に試合をしている八東小学校ではナイター設備の照明が切れている部分があり危険な状況なので直してもらえないか。

議会:
球場は町内に何カ所かあるがナイター設備が使えないところが多い。
最近は修理費用の高騰していてので全てを修理することはできない。
ナイターは船岡のトレーニングセンターの一カ所でお願いしている。

体育協会(ソフトボール部):
八東小学校で点いていないのはいくつかなので、他の場所の電球の移設などできないか。

議会:
高所作業車が必要で費用が必要。
もう電球は販売されていない。
教育委員会と相談してみる。

意見④:医療機関の減少について

体育協会:
ケガをして行く整形外科だけではなく小児科や内科も八頭町内では減少している。
町として誘致など行わないのか。

議会:
先日新聞にも載っていたが、来年の7月に郡家駅前に診療所を設置できるように県と協力しながら進めている。

意見⑤:ホッケーをがんばっている子どもたちのためにホッケー場を

体育協会(会長):
以前からお願いしているが八頭町の子どもたちはホッケーをがんばっている。
マイナースポーツではあるがオリンピックには一番近いと言われている。
八頭町のスポーツとしてホッケーを盛り上げていきたいので、子どもたちのためにホッケー場を作ってあげたい。

議会:
ここでどうするとは言えないが、意見として持ち帰らせてもらう。

意見⑥:八頭町マラソンの参加費を値上げしては

体育協会(垣本):
八頭町マラソンにはかなりの予算が出ているが参加費が非常に安い。
ランナーは参加費が安ければ参加するわけではなく、商品が豪華だから参加するという人も多い。
他の大会の予算はどうなっているかわからないが値上げをすることで予算を減らすことやいい商品を出すことを考えてみては。
また商売っ気がないので八頭町のフルーツを販売するなどしてもいいと思う。

体育協会(会長):
実行委員会では値上げの話も出ていた。
今年は2000円から500円上げて2500円にした。
ハーフマラソンの参加者も多くなってきて、ドリンクをもっといいものにして欲しいという声もある。
JAと協力してフルーツを出してもいいかもしれない。

体育協会(垣本):
鷲峯山ハーフマラソンは6000円取っているけど、参加賞はそこまでいいものがあるわけではない。
費用は高くしてでもいいドリンクを出すことは必要。

議会:
実行委員会でもいろいろ検討されている。
JAと協力するなどの意見も出ているので、実行委員会におまかせしたい。
議員の間でもみんなで参加してはどうかなど盛り上げたいという声も出ている。

意見⑦:ウォーキングコースを設定しているところはあるか?

体育協会(垣本):
走る前にウォーキングから始めるという話もあったが、町内でウォーキングコースそ設定している事例などあるか?

議会:
私都川沿いの土手の道が工事のために広めに舗装されていて歩くのにとてもいい。
町長にウォーキングコースとして設定して表示などして欲しいと言っているがしてくれていない。

体育協会(垣本):
私も隼Lab.周辺でウォーキングコースを作りたいと思っている。
町民で勝手にコース設定してしまえばいいのではないか。
今度走ってみたいのであとでコースを教えて欲しい。

意見交換まとめ

最初はあまり意見が出ていませんでしたが、途中からは双方から言い意見が出るようになってきました。
結果的には言い意見交換ができたと思います。
わたしも言いたいことは言えたのでよかったです。

議員さんがおすすめしていたウォーキングコースについては場所を聴いたところ、智頭宿ハーフのコース設定の時に通ったコースも含まれていました。
川沿いのいい感じのコースで知人も走っていると言っていたあたりも含まれている全長4キロ程度でした。
梅雨が明けたら休みの日に走りに行ってこようと思います。

いち住民として関わるまちづくり

いち住民でもまちづくりに関わろうと思えば方法はいくらでもあります。
みなさんもまちの未来を変えるために動いてみてはいかがでしょうか?

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