ミラク出版事業妄想 2020.6
一人でも多くの人がVisionaryWorkをして生きる世界
わたしのVisionは
『一人でも多くの人がVisionaryWorkをして生きる世界』というものです。
VisionaryWorkとは、自分の命を活かして、誰かを喜ばせ社会をよくすること。自分がしていることの中にその実感を感じながら活動する人が一人でも多く増えること。
わたしの仕事観のベースには「ビジネスは人を幸せにする業」という前職FANCLの創業者の言葉がかなり根強くあります。「自分らしく貢献できる」感覚はそれをする人も周りの人も幸せにすると私は信じています。
そうそう、Workの訳語の中で好きなのがこの解釈
Work:何かを作り上げること、または成し遂げるための行動
Workは、自分の時間や労力を提供してその対価として金銭的報酬を得るという様な狭義のものではなく、自分のLifeの中にあってそのLifeに喜びを与えるものであってほしいんです。
私自身のVisonaryWorkとしてのミラク出版
ミラク出版は「Vision実現を応援する小さな出版社」です。
(その着想の原点の1つになって”タラブックス”についてはこちらをぜひ読んでみてください)
どんなあり方を大事にしたいかというと、こんな感じです。
やらわらく言うと、「楽しいことたくさんしたい」
堅く言うと、「今の資本主義を前提とした事業のあり方を少し変えてみたい」という想いがあります。
【ミラク出版がやらないこと】
・規模を大きくしていくこと
・ベストセラーを追求すること
・できるだけ著名な作家さんに執筆をお願いすること
・本の販売を主事業にすること
・効率化やスピードの追求
(・・・あれっ、これ出版社じゃないよね(笑)・・・)
【ミラク出版がやりたいこと】
・「本」を通してビジョン実現を応援すること
・「本」という道具で人のつながりをつくること
・「本」を使って創造性を解放する場をつくること
・「本」を自己表現の手段にしてもらうこと
・「本」で遊ぶこと
・幸福と共生と持続性を追求したあり方を体現していくこと
ミラク出版って何屋?
自分の事業領域が明確であればあるほど、顧客像が明確であればあるほど、その事業はわかりやすく、まっすぐにそれを必要としている人に届くものだという考え方があります。
そういう意味では、「自分たちが何屋なのか?」を明確にすることは大事なのかもしれません。
ミラク出版も、それを考えてみました。
・・・でも、考えても中々定義出来ないんですよね。
何屋っていう時、それは無意識に商品やサービスなど、具体的に扱っているもので定義しようとしてしまうのですが、それで定義しようと思えば思うほど、自由度が削がれ面白くなくなっていく感覚が自分にはあります。
なので、「出版」とか「本」で定義するのはやめました。(じゃあ出版社とか言わなくていいじゃんというつっこみは、都合よく棚にあげて置きます(^-^;)
Vision実現を応援する
ミラク出版の事業コアは、商品やサービスでは定義しない。ではいったいなんなのか?
現時点でのコアはこう表現しています。
「Vision実現を応援する小さな出版社」
ところで、「Vision実現」って何をすることなんだろう?
Visionとは、そうあってほしいという想いのイメージなんだと思います。
想いのイメージは、その時点ではまだ外の世界には無く、一人ひとりの内側にあります。その内側にあるイメージを外側の世界に少しずつ顕わしていくことが、Vision実現です。
そのためには、やることはいっぱいあります(笑)
そもそも想うこと、考えること、練ること、描くこと、語ること、行動すること、行動を阻むものと向き合うこと、向き合って越えること、変化すること、変化を怖れないこと、楽しむこと、学ぶこと、喜ばすこと、わかちあうこと…etc.
そのすべてに、本という道具を使いながら、応援をしていく。ミラク出版では、売り手(作り手)と買い手(読み手)のような関係性ではなく、一緒に面白いことしていく仲間という関係性をたくさんつくっていきたい。
今考えている事業妄想(笑)
やりたいな~って思っていることはこんなことたちだったりします。
わたしは、プロのキャリアデザインコーチであり、ワークショップデザイナーであり、一応編集工学も学んだりもしています(あっ、こう書くとかっこいい)
そのノウハウを活かして、個人や組織の「想い」「Vision」「ヒストリー」を本にしたり、また個人や組織がより望む姿に近づくための本をつくるプロジェクト。
人には、大切にしたい体験や、大切にしたい想い、お気に入りの言葉や、何よりも優先したい価値観、描いている夢や、夢のその先、伝えた残したいこと、そんないろんなものがあって、それがその人を形づくっているって思うんです。
“本”というのは、たとえばそういった、その人を形づくっているものを、言葉や絵や写真などを介して表現した『形』の1つにもなり得るなって思うんです。
形になった瞬間に、それは自分に語り掛けてきたり、誰かと分かち合ったり、また時間と空間を超えて誰かの手に渡っていったり。
見えないものが、見えるものとなって、自分や誰かの傍らに、形になって確かに在るっていいなって思うんです。
だから、ミラク出版では、”自分を形づくるもの”を本にしていくことを提供したいなと思っています。
発行部数30部の本が何百万タイトルも生まれる。増刷は売れたからするのじゃなく、分かち合いたくなった人が現れたからする。
それがVisionary BOOKプロジェクトのビジョンなんです。
■DreamLibrary@ROOMS
このモデルは、今わたしが運営しているVisionaryWorkGarageが近いかも。
でもそこまでがっつりとしたものではくても、自分のお気に入りの場所の一部を、「DreamLibrary」として開放してもらい、そこに集った人たちの夢を応援する図書室。
これを、全国そしてやがては世界中につくって、つながっていきたいと思っています。(1万か所くらいあったらいいな~)
■DreamLibraryパブリッシング@カンボジア
これは、NPO法人HEROとともに、足掛け5年やっているカンボジアの農村の小学校に図書室をつくる”DreamLibraryプロジェクト”が構想の発端。
(↓のリンクは、スタートした時のクラファンページ)
このプロジェクトは、「カンボジアの全ての子どもたちが、いつでも自由に本を手に取れる環境をつくる」というもの。
これをさらに、学びの充実、子ども達の将来の可能性の拡大、事業と雇用づくり、みたいなことに発展させていきたいという想いが、DreamLibraryパブリッシングの核にあります
VisionaryWorkは楽学喜ライフワーク
たぶん、こういう妄想は一生続くんだろうなって思います(笑)
なぜなら、自分のLifeの中にあってそのLifeに喜びを与えるものだから。
わたしは、自分の人生の中に、「楽しむ」「学び」「喜び」がたくさんあることが豊かさだと思っています。そしてそれは共感しあえる仲間とともに、Work=何かを作り上げること、または成し遂げるための行動をしていく中にたくさんあるんだと思います。
まさに、楽学喜(らくがき)を描くようにワクワクするライフワーク
(そうそう、こういう面白いフレーズを考えだすのが、たまらなく好きで、こういうのずっと考えてます(笑) ユニークフレーズがほしい方はぜひ相談ください)
創職という発想
わたしは、出版事業についてはド素人です・・・
既存の出版事業のイロハはほとんど知りません。(昨年、縁あって商業出版させて頂いたこともあり、少しは垣間見た気はしますが)
一方で、だからこそ新しく生み出せるものもあるって思っています。わたしがいたFANCLの創業者は、元々ガス会社のサラリーマンでした。とあることから今までにない発想の化粧品を思いつくのですが、既存の業界からは「なにそれ、そんなのありえない」的な扱いをされ、「だったら自分でやるよ」とスタートしたのが、無添加化粧品でした。
たぶん、私は性格的に、既存のものを踏襲するのがどうも苦手のようです。ただ本が好きで、本にいろいろ救われて、本がいつも道を照らしてくれる存在だったという、それだけの理由で、この事業をしようとしています。
これは言うなれば「創職」発想です。たとえば「就職」が今ある職に就くというものだとすると、創職は、文字通り職を新たに創り出すことです。(そうしょくって打って変換すると、この字は出てこないので、きっと新しい言葉なんでしょう(笑))
VisionaryWorkは、あなただけの「創職」です。ぜひそんな創職を、このミラク出版でお手伝いできたら最高だ!!って思っています。
ミラクマーケットもよろしくお願いします~
ミラク出版では、すでにいろいろと本をつくっています。随時リリースしていきますので、ぜひよかったら覗いて、そして買ってみてください~(笑)
(※ただし、すいません。なにぶん小さくはじめているもので、出荷作業が週一ペースくらいという…ご容赦ください)