女が実家を出た方がいい理由 3
堀江貴文さんの著書『ゼロ』の中にはこのように書かれている。
【親の望む人生を生きるな。自分の望む人生を生きろ】
やりたいことを親に反対されるからしたくてもできない、という人がいるけどそれはその人がいつまでも『子供』だと思われているからだ。親だって、好き勝手にやってる子供に口出しもしたくなる。
もしくは、親が出ていかなくていいよ、と言ってるパターンもあるかもしれない。それだとお互いがお互いに甘える状態、『共依存』になってしまう。親の期待に答えなければ、と親のそばにいることが親孝行だと勘違いしてしまう。
家賃、ガス、水道などの光熱費、通信費、食費、税金、これらを自分で払ってはじめて親に物が言えるようになるのではないだろうか。
職場も近いし、実家にいるとお金を使わなくていい、という人ほど貯金がなくお金に困っている。言ってることが違いすぎて笑ってしまう。
親からの自立は、社会的な自立につながる。特に女性は必要だ。
確かに慣れ親しんだ場所から離れるのは寂しいかもしれないし、孤独になるのが怖いかもしれない。でもそれらを全て含めて人生だと思う。転職、結婚、離婚、介護、親の死、またお金の問題、男女関係を含む人間関係などこれからどんなことが自分の身に降りかかってくるか予想もつかない。
波がサーファーの実力に合わせてくれないように、人生で起こるアクシデントは、自分のタイミングに合わせてはくれない。その時人生で起こった出来事にたくましく立ち向かっていけるよう今から多くの試練となるような事柄をこなし、乗り越えていったほうがいい。
選択したことに責任をとる、その選択が間違ってもいい。間違えたことから学べることはたくさんある。人は間違えながら成長するものだ。
何かあった時に年老いた親のせいにはできないしましてや会社やパートナーが代わりに責任を取ってはくれない。
何よりも、女は自立していないと、結婚相手を選ぶ時に、とんでもない間違いを犯す可能性がある。その話はまた今度。
苦しい状況をいかにくぐり抜けてきたのか、それが『強さ』に変わる時が必ずあるはずだ。
つづく