滝崎武光氏(キーエンス創業者)から学ぶ圧倒的経営とは
人生は学歴で決まってしまうのか?この問いにはある意味YESで、ある意味ではNOになると思う。私も社会に出てから学歴による収入差、男女による収入差を確かに感じた。
こちらを見ていただきたい。
厚生労働省が発表している「平成30年 賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況:1 学歴別にみた初任給」のデータは以下の通り。
<男女計>
・大学院修士課程修了…23万8,700円
・大学卒…20万6,700円
・高専・短大卒…18万1,400円
・高校卒…16万5,100円
<男性>
・大学院修士課程修了…23万9,900円
・大学卒…21万100円
・高専・短大卒…18万2,900円
・高校卒…16万6,600円
<女性>
・大学院修士課程修了…23万4,200円
・大学卒…20万2,600円
・高専・短大卒…18万400円
・高校卒…16万2,300円
大学院修士課程修了と高校卒では、男性では7万3,300円、女性では7万1,900円といずれも7万円以上の開きがある。
高卒でもチャンスがある
私の最終学歴は高校なので、転職をしたとしても同じだし、もうこの現実を受け入れて生きていくしかないのかと思っていた矢先、たまたま東京に出張にきていた嶋村吉洋さん(ワクセル主宰)と知り合ったのが、私の起業、独立のきっかけである。
今でこそ、投資家、不動産事業、AIやロボティクス、ブロックチェーン関連、SDGs関連の事業を立ち上げていらっしゃる嶋村吉洋さんも当時はまだ20代の若手起業家だった。
初対面だったのにも関わらず、私は自分のことを洗いざらいに話した。成功者は聞き上手だ。この目の前にいる若手起業家が何か自分の人生を変えてくれるのかもしれないという予感。何より一緒にいるとワクワクするのだ。
チームビルディングに学歴や性別は関係ない
また、嶋村吉洋さんの周りには成功している女性が圧倒的に多い。嶋村さんが直接学んできた師も女性だし、当時20代で年収1000万を超える女性経営者もいた。だから自分もやってみようと思えたことはすごく大きい。そしてその後、言わずもがな世に経営者をたくさん輩出している。
嶋村吉洋さんは、キーエンスの創業者、滝崎武光氏を尊敬しているとよく話していらっしゃる。
滝崎さんを真似してメディアなどの露出は極力控えているらしい。というか、元々ご自分が目立つことには全く興味がないそうだ。講演会などの仕事では、難しくなりそうな内容の話しでも初心者や女性でもわかるよう、ユーモアを交えながらお話ししてくださる。そのプレゼンを聞くと全く想像が出来ないのだが、社会に出た時はできるだけ人と話さずに済む仕事を選んだくらい、人と話をするのが苦手で普段はとても口数が少ない。
滝崎武光さんの圧倒的な結果
キーエンスと言えば、常に年収ランキングに入ってくる企業だ。30代で年収2000万を超えるというのだから、夢がある。
滝崎さんは、2019年にフォーブス世界長者番付で第69位にランクインしている。これはユニクロの柳井正さん、ソフトバンクの孫正義さんに次ぐ順位だ。このような圧倒的な成果を作っているにも関わらず、全くマスメディアのような表舞台には出てこないところも、謎が多くてミステリアスだ。
嶋村吉洋さんや滝崎武光さんについても取り上げられているが、ご本人による発信はほとんど見当たらない。
経営者は、自分を良く見せることに必死になるのではなく数字でコミュニケーションをとる
嶋村さんはこの姿勢を一切崩すことなく、クリスマスやお正月も関係なく仕事をされている。だから他と差がつき、圧倒的な成果になるのだと教えてくださる。
そしてこの元旦の嶋村さんのnoteの記事を私は沖縄のリゾートホテル、ハレクラニにて背筋がピンとなりながら緊張感とともに拝読させていただいた、、、、。
ハレクラニ沖縄のレポートはまた今度!
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