・・・では、どうしたらいいのだろうか?
それが【感謝の生活】だ。
「感謝念の薄い人の人生には、
幸福の女神はその慈愛の手を伸ばさない」
という西洋の言葉がある。
先に述べた
不平不満の気持ちがやたらと多い人は、
自分が
今極度の不幸の人の
おちいっているような状態にならずに、
この位のところで生きておられるのは、
ありがたいことだと、
それを
感謝しようという気持ちが少しもない。
要するに
感謝念が、すこぶる薄いからなのだ。
しかし、
【心の安定】という見地からすると、
「不平不満」と「感謝」では、
どちらが
心の安定や幸福をもたらすかは一目瞭然。
だから
何事にも、先ず【感謝本位】で人生に生きると、
不平不満を感じない世界が、
その人の観念の世界の中から生まれる。
それを証明する人物がいる。