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...「家庭がしっかりしている人は、

 常に明朗で性格にも厚みがある。

 それが頼もしい信頼感となって、

 会う人たちに温かい印象を与えるのである。

 家庭を大切にする人は、

 人は誰でも大切にするであろうと推測されるので、

 つきあって裏切られることはないであろうと考える。

 その安心感が親しみやすい人柄へとつながっている。」


   (山崎武也著『気品の研究』P181~182より引用)


わたしは山崎氏の文章を読んで

「ほんまやなあ。

 家庭は、一番の源やなあ。

 まだまだ出来てへんけど

 尚一層、心がけよう!」と思った。

世界平和や地球環境を良くしようというのなら

一番の安住の地であり、一番の環境である【家庭】を

【幸せ】な状態に持っていくことから

スタートすることだと

むかし、私は考えた。


そのために特に【家庭でこそ】【感謝と歓喜】を

どんどん表現することだ。

最後に

中村天風師の誦句と天風先生ご自身による

解説で締めくくろう。

「運命の誦句


 およそ宇宙の神霊は、

 人間の感謝と歓喜という感情で、

 その通路を開かれると同時に、

 人の生命の上に迸り出ようと待ち構えて居る


 (考えてみよう。

  これを宗教の方で言えば、

  『神や仏は、人間が本当に現在を、あるがままに、

  感謝して活きている人間には、限りなきお恵みを

  与え給う』ということだ。)


 だから、平素出来るだけ何事に対しても、

 感謝と歓喜の感情をより多く持てば、

 宇宙霊の与えたまう最高のものを

 受けることが出来るのである

 (これは、あらゆるすべての宗教も、この点に、

  同じ主張をもっているのである。

  否、宗教がもっているんじゃない。宇宙真理が、

  そうなんだから、宗教がそういう風に言っているのだ。)


 かるが故に、どんなことがあっても、

 私は喜びだ感謝だ 笑だ 雀躍だと、

 勇ましく溌剌と人生の一切に勇往邁進しよう


    「よしっ、やるぞ!」

                  完




※【感謝と歓喜】その1はコチラ


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