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…しかし、
一番、大事な【調和】に欠けていた。
周囲の人々との調和に。
だから、言えばいうほど、
周りは【引いていた】。
【調和】とは【思いやり】の気持ち、【周囲への配慮】。
要は【気くばり】だ。
自分がこういうことを言ったり行動したりすれば
【相手の人だったら、どう思うだろうなあ】と
相手の人の心を察して、気づかいをすること。
当時の、
わたしは思いやりの心に欠けていた。
自分のほうが間違っていたと
気づいた時には、愕然(がくぜん)とした。
ところで、
周りの人や、他人は、それぞれの頭の中に
違う【願望】を持っている。
「この人が好き。この人と、いっしょにいたい」
「あの品物が欲しい。こんな経験や体験をしたい」
「わたしはこんなことを大事に思って生きている」
など、それぞれの頭の中に【違う願望】を描いている。
そして常にその頭の中の【願望の世界=イメージ写真】と
相談しながら、その頭の中の願望を充たそう、
実現させようとして生きているのだ。
全員、違う願望を実現させようとして生きているのだ。
わたしは選択理論心理学を勉強して、上記のような
願望の世界である【上質世界】を知った。
「なるほどな」と思った。
相手が違うことを考えているのに、
自分と同じように思っていたのだ。
自分の考えで相手を正そうとしていた。
自分の考えを受け入れさせようとしていた。
これでは相手や周囲から【引かれてしまう】。
当たり前の話だ。
自分もそんなことをする人は嫌だ。嫌いになる。
自分がしてもらいたくないことは相手にもしたくない。
では、どうすればいいのか?
…次回につづく