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東京と地方の本当の『差』とはコレなんです

みなさん、おはようございます!こんにちは!こんばんわ!
あなたの経験をもとに仕入れゼロ!コストゼロ!かつ、あなたの強みを活かしたお客様に喜ばれる商品・サービスで起業・副業したい!方へのヒントを
お伝えするヒント作りマーケッターの滝原です。
いつも当記事をお読みいただき、ありがとうございますm(_ _)m

東京で流行っていることは地方でも流行る!

『東京にはなんでもある!』
そんな軽〜い気持ちから、東京への憧れと上京したい気持ちがすごくて、学生の頃は、東京で一人暮らしをしていました。

そんな頃に、私自身が気づいた商売の法則があります。思えば、これが今の仕事につながる最初のきっかけだったのかもしれません。
後に、日本でも著名なマーケッターの方も同じようなことをおっしゃっていたので、この理論は間違いないかと思います。

それが・・・

日本における流行の法則
→東京で流行ったものが5年遅れて地方で流行る

という法則。
この『5年遅れて』というのは、例えば、現在2024年に東京で流行っていることが5年後の2029年にようやく地方で流行り出す!という意味ではありません(笑)

現在2024年に東京ではもう流行りが終わりつつあるものが、地方では5年後の2029年まで残っていますよ〜
という意味。

ここは勘違いしないでくださいね!

この法則になんとなく気づくきっかけとなったことが2つありました。
1つは私が東京で一人暮らしを始める少し前まで流行っていた『カラーギャングブーム』と今、朝の連続テレビ小説で描かれております『ギャルブーム』の2つがポイントでした。

私が東京で住み始めたのが2002年ごろ、ちょうど石原都知事がさまざまな改革を行い、東京の犯罪率がものすごく減少し始めた頃でした。
その効果があってかどうか!?は分かりませんが、昔のヤンキーみたいな若者はどんどん減っていっていました。

でも、一度実家である金沢に帰省すると、「あぁ、いまだにヤンキーみたいなことしてるやつ、普通にいるんだなぁ・・・」という感想しか出てきません。その中には、後輩なんかもいたりして(笑)

そんなふうに思った時、地方ってめちゃくちゃ遅れてるんだな・・・ってちょっと馬鹿にしたような態度をとっていました。

また、もう1つのギャルブームも同じ。東京では本当に一部でしか見なくなった『ギャル』と言われる存在。パラパラなんかもブームはさっていましたからほとんど見かけることはありませんでした。
けれども、これも地方にいくと目につくんですよね。あぁ、案外地方にはまだいるんだなーって。

こんなふうに、2000年代初頭までは、東京で流行っていることが、地方に流れるまでに若干の時間後ズレがありました
だから、東京でブームが去った後も、地方ではまだブームが残っていたりしたわけです。

しかし!ネットがここまで普及し、日本国内はっきりいってどこにいても同じものが買える時代になった現在!この時差はほとんどなくなりつつあります

東京と地方の『差』とは?

このように、以前はこのタイムラグがあったからこそ、東京と地方の『差』があったわけです。
これは、国でも一緒。今でも若干のタイムラグは言語の壁があるので少しだけ残っていますが、AIが発達し、言語の壁が取り払われ始めた今は、なくなりつつあると思います。

つまり、以前は、パリとかニューヨーク、ロサンゼルスとかで流行っている食べ物とかが東京に入ってきて、そこで流行ると、地方に同じような店ができる!みたいな流れがありました。

私はあんまり好きじゃないんですが、チョコレートの販売店とかがいい例ですね。例えばゴディバとか。
他にもいっぱいあるんだと思いますが、このように、世界で流行っているものが東京に来て、そこから地方へ!という流れが以前の基本でした。

ですので、地方での商売って比較的楽で、東京で流行っているものを〇〇県初出店!とかって出せば、流行に敏感な層は必ず足を運んでくれていたんです。

しかしながら、そのようなビジネスの流れが、SNSの登場で一気になくなりつつあります

つまり、多くの消費者が今ではSNSで情報収集を行なっているため、ビジネスをスタートする前にすでに知っていたり、どんな感じなのかを理解している!という状況になりつつある!ということです。
唯一、食べ物だけは、まだ壁がありますが、それも冷凍技術の発達により、だんだんと壁がなくなってしまうのでしょう。

日本全国どこにいても、電波さえ入れば、なんでも手に入る!

そんな時代になってしまったわけです。
それでは、今現在の東京と地方の『差』はどこにあるのか??

それが、若者の数の差

なんです。たったこれだけの話なのですが、この『差』が圧倒的に東京を有利にするポイントなんです。なぜなら、

  • 流行を作るのは若者が中心

  • 最先端を走っているのも若者

  • これらは若者の数に左右される

そう考えると、若い人が多ければ多いほどビジネスにとっては有利なわけです。

つまり、あなたがビジネスにおいてやるべきことは、

  1. 時の流行に乗っかってビジネスを行う
    →一番簡単な方法です。

  2. 若者の目に留まるよう、情報をうまく発信する
    →流行を作り出す方法

  3. ターゲットを高齢者側に変えて、やり方を真逆にする

この3つのうちのどれか。
分かりやすい例を挙げると、ファッションの世界と医療の世界。
ファッションの世界は、どれだけターゲットを絞っていっても売上を伸ばしていくにはやはり若者のブームが必要。だからこそ、ネット販売とかLINEを使ったシステムなどを作り、より若者にアプローチをします。

逆に、医療の世界では、どれだけデジタル化が叫ばれても一向に進んでいきません。一部、美容系の部門では、どんどん進んでいっていますが、これはターゲットが若者だから。
それ以外の医療の分野では、いまだにネットで予約が取れない!なんてザラになっています。これは、高齢者が主なターゲットだからですね。


このように、うまくビジネスを進めていく上でも、自社がどこを見ているのか?は重要になります。
ぜひ、そこを理解して、ビジネスを進めてみてくださいね!

本日も最後までお読みいただきありがとうございます!
ぜひご感想などをコメント欄に残していただけると幸いです!

それでは、次回もお楽しみに〜

滝原雄太
ヒント作りマーケッター、コンサルタント
クライアントを支え、多くの人に世の中を伝え、「嫌なことにこそあなたの人生のヒントがある!」ことを一人でも多くの人に伝えることを役割として日々活動中。
最近では、オンラインでのセミナーも定期的に開催中。

Instagramでフォローアップも実施中!

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