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好きなことから考える
鍵となる不安を解決するためには、自分の「苦手なこと」をやらなくてはならない場合もある。
しかし、いっぽう、解決のプロセスに、自分の「好きなこと」「やりたいこと」を少しでももち込もうという姿勢が、解決の可能性を高めることは多い。自分の好きなこと、やりたいことができるからこそ、人は元気が出てくる。それまでになかった新しい方法も、そういう機会に開発されるものだ。自分の好きなことをやるわけだから、自分の夢を実現するための意味ある時が生まれるという感覚にもなれる。
仕事と人生で成功するためには、次の「5つの質問」に答えることが大事だと私は思っている。5つの質問とは、
1 自分は何ができるのか
2 自分は何をしてきたか
3 自分は何をやりたいのか
4 なぜそれをやりたいのか
5 人生をどう生きていきたいのか
という5つだ。
この5つの問いに答えられると、いまの自分が整理される。何が自分らしいのかもわかる。何が足りないのかもわかる。どういう方向に向かって努力すればいいかも見えてくる。対策が立ってくるのだ。
成功している人は、長期的な目で、自分のやりたいことを重視している。5つの質問のうち、3番目と4番目の「何をやりたいのか」と「なぜそれをやりたいのか」をいつも意識している。
だれにでも、そのときに応じて果たすべき役割がある。思わぬ人事異動で、今度は別のことをやってくれと、いわれることもある。だから、「自分のやるべきことは何か」という視点がないと、組織人としてはまずい。しかし、役割を果たしながらも、好きなこと、やりたいことを少しでも取り入れようという意識をもってやると、かなりの仕事はおもしろくできるようになる。様々な制約があっても、自分のやりたいことを取り入れて実績をあげれば、あいつは個性的でいい仕事をする奴だと一目置かれる。
やりたいことをやっている、やりたいことに近づいていっている、という感覚をもっている人は不安が少なく、元気になれる。
いまの自分を整理するために、5つの質問に答えを出そう