WEB制作とAI活用
こんにちは、ビジョン白木です。
前回、2回に分けてAIついて書かせていただきましたが、今回は、
・・・といった内容でビジョン通信を書いてみました。
今回は、先日納品をしましたWEBサイトに焦点を当て、考えてみようと思います。
1.企画/サイトマップの部分
まず、WEB制作の一番重要な設計部分である”企画”や”サイトマップ”では、お客様の要望なくしてはありきたりな物になってしまうため、お客様と密になって考えていく必要が有ると考えます。さすがにAIではお客様の意図や考えを読む事が出来ないため、私たち人間が土台を形成する必要があると思っていますが、見せ方(演出)などをAIに手伝ってもらい、内容の幅を広げていくことは有りだと考えます・・・
(社長が勉強しなくなる、と怒り出しますでしょうか?)
私たちが土台を形成するための知識を増やすためには必要であり、AIの得意・不得意を理解し活用していくべきだと、声を大にして言いたいです。
2.デザインの部分
何日も掛け、様々なサイトを見て提案書を作成しましたが、
・・・と考えた時、打合せ内容がもっと濃い内容になったかも・・・と思いました。
グラフィックデザイナーとしては悔しいところではありますが、全体的な大まかなデザイン(方向性)をAIに任せれば、もっと別な内容提案に時間を掛けられる事が出来たと考えます。
今回のボリュームはA4にすると約250ページ、撮影(動画・静止画)は
延べ1週間、動画の編集3本でしたので、結果論ですがAIの助けは必要でした。
例えば、サイトを見に来た方がどのくらいサイトに滞留して見てもらえるか?離脱をしない構成(レイアウト)は何なのか?を考えた方が、お客様の立場に立った考え方だと思います。(デザイン部分より企画部分ですね)
HPの役割はそうでなくてはいけないと思います。
デザイン部分の結論としてはAIが得意とする標準的なデザイン作成やデザインイメージ案を生成してもらい、イメージが固まった段階でそのお客様が求めている事を私たち人間が汲み取り、カスタマイズや付加価値を付けてあげる事ができると思います。非常に今後につなげたいと思った点です。
AIばかり活用しすぎると、
と社長の起こった顔が頭に浮かびますが、そうでは無いのです。
AIと友達になり、役割分担が出来そうな気がしています。
素直な感想でした。・・・・
3.コーディングの部分
AIによる自動コーディングサービスというものも登場しています。ただ、まだ品質が高い物では無いため、そのまま使えるレベルではありませんが、今後どんどん性能を上げていく箇所になると私は考えています。
しかし、細かいところはやはり人間の手が必要。AIにやらせるか・人間にやらせるか、ではなく、人間の技術力を向上させるためにAIを活用する事が、クオリティ・生産性向上に繋がると思います。
数年前までのHPの役割は企業の顔だったと思いますが、その顔から営業ツール・マーケティングツールに変わってきています。
作り手側はAIと友達になり、AIを駆使することで、従来のWEBサイトの役割であった”企業の顔”から、”マーケティングツール・営業ツール”としての役割を持ったWEBサイトが完成し、そしてその結果「お客様の為のサイト」になっていくと考えます。
また、「2.デザイン」でも記述しましたが、お客様はデザインや成果物だけを見ているのではなく、制作した物をどう使っていくか、どう次の仕事やエンドユーザーに繋がっていくのかを重要視していると思います。
そのため、これからはデザイン力だけでなくマーケティング能力が今以上に必要になってくると考えます。AIを活用しながら、クリエイティブ力×マーケティング力を身につけた人がこの先、生き残っていくと考えます。
私としても、デザイン力の向上はもちろん、今後はマーケティングスキルを身につけるべく、更に勉強を重ねていきたいと思いました。
早速、本を買い勉強に励んでいます!(笑)
《次回の配信について》
テーマ:社内で企画会議を行いましたが、アイディアが煮詰まっています。【16日から始まる日曜劇場】同様に予告なしに配信を行います。
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