VectorWorksの赤ペンツールは、図面上で修正箇所や変更要求を簡単に示せる便利な機能です。
赤ペンツールの基本的な使い方
ツールの選択:
寸法/注釈ツールセットから「赤ペン」ツールを選びます。
形状の選択:
長円、四角形、多角形、フリーハンドなど、好みの形状を選択します。
図形の描画:
図面上でクリックして開始点を決め、ドラッグして終点を決めます。
多角形の場合は、各頂点をクリックして形を作ります。
設定の調整:
赤ペンのスタイル、記入者名、修正担当者名などを設定できます。
効果的な使用方法
変更箇所の明確化
修正が必要な部分を赤ペンで囲み、コメントを付けます。
これにより、変更すべき箇所が一目で分かります。
チーム内のコミュニケーション向上
赤ペンツールを使って図面上に直接コメントを残すことで、チーム内での情報共有が容易になります。
修正履歴の管理
赤ペンオブジェクトは自動的に「赤ペンクラス」に分類されるので、修正箇所を簡単に確認できます[5]。
修正が完了したら、「修正済み」に設定することで、進捗管理も可能です[5]。
モバイルでの活用
Vectorworks Nomadアプリを使えば、現場で図面を確認しながら直接赤ペンを入れることができます。
赤ペンツールを使うことで、図面の修正プロセスがスムーズになり、チーム内のコミュニケーションも改善されます。設計作業の効率化に大いに役立つツールです。