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ビスケットで描く【シェルピンスキーのギャスケット】

最近、ビスケットのプログラミングアートにハマっている利根川です。

子どものころ、おまりお絵かきをした記憶もなく、『絵を描く』ことにすこし苦手意識があります。

ビスケットに出会ってからも、皆さん上手に絵を描いていらして。
いつも羨ましく眺めていました。

ビスケットアートをはじめるなら、しきつめ模様

まずは、四角や三角を画面いっぱいにしきつめてつくるアートからはじめました。

ビスケットの『方眼紙モード』をつかうと、きれいに描くことができます。

そして、ステップアップ。

ビスケットで描くきれいな模様

神ですよ。ビスケットアートの先駆者!
自分には、あんな素敵な模様は描けないと思っていましたが、

きれいな模様を描くオンラインでワークショップを、わたくしもお手伝いさせていただくことになり、何度もお手伝いしているうちに、少しずつ描けるようになってきました。

毎回、チケットが完売してしまうので、Peatixをフォローしておいてください。ビスケット初心者でもつくれるビスケットのきれいな模様を、体験していただくことができますよ!

また、ワークショップに参加されたかた限定で、復習をした様子がコチラ。

教わったままにせず、もう一度振り返り復習すると・・・
誰でもアーティストになれてしまう♡

少し方向性をかえてみて、

ビスケットでつくるジェネラティブアート

「ジェネラティブアート」という言葉を教えてくれた師匠。
この師匠はProcessingというプログラミングでつくったアート作品がビスケットでもつくれそう!と思って再現してみたそうで。

これ、つくりたい!

ビスケットで描いた部品は、〇しか使っていません。
メガネの命令で美しい動きを表現しています。

実は、〇が一列に揃うとき、それは【最小公倍数】ということになります。

それに気づくととあっという間につくることができます。

ジェネラティブアートって何?

そもそも師匠の発語から知ったジェネラティブアート。
Wikipediaによると

コンピュータソフトウェアのアルゴリズムや数学的/機械的/無作為的自律過程によってアルゴリズム的に生成・合成・構築される芸術作品を指す。

と説明されていました。

コンピューターのアルゴリズムを使ってつくるアート作品。

「これなら、『絵』が上手くなくてもつくれそう!」

そんな感じで、アートにハマり始めた私に神が紹介してくださった本が、コチラ。

「Scratchでもアート作品がつくれるのか」

ついでに師匠の話していたProcessingも。

ビスケットはアートに特化した書籍は販売されていませんが、

この本に、いくつか模様を描く方法が載っています。

さぁ、あまり数学の得意ではないわたしがどんなアート作品をつくっていけるのか???

まずは、上記の「Scratchで楽しく学ぶアート&サイエンス」の表紙に描かれている模様から挑戦。

シェルピンスキーのギャスケット

なんか、難しい名前がついていますね。

簡単に言うと、【正三角形の中に、辺の長さが半分の正三角形を3つ描く】をくりかえしてできる模様、ということです。

おそらく、美しく描かれている元ネタはProcessingで描かれていそうですが。

ビスケット♡LOVEの私がつくってみると、

Visucuitでつくる【シェルピンスキーのギャスケット】

できました。

頂点を「一つの頂点を3つに」また「その頂点を3つに」・・・
最後に三角の模様に変換しました。

スマホでつくったので、直線はあまりキレイではありませんが。
細かく仕上げる分だけ、メガネが増えると思います。
これはメガネ3つでつくりました。

はじめは三角を重ねてみたのですが、電車の中でつくっていたので直線がきれいに描けず、辺が重なったところがあまり美しくなかったので、三角描画の始点を【・】で表してつくりました。

もしや、Scratchなら直線はキレイかも???と思って

Scratchでつくる【シェルピンスキーのギャスケット】

斜線は苦手なのね、Scratchさん。^^;

「三角の中に、半分の辺の三角を入れる」という法則は分かったので、定義ブロックを使って、半分の辺の三角を続けて描くとしました。

同じところで、永遠に小さく描き続けるので、途中で抜ける条件を足してみたところ、なぜか描けた(笑)

描けた意味がよく分からなくて、【一秒まつ】のブロックを入れ、どのように作図しているかじっくり観察。

ようやく、作図された軌跡を追ってわかったような、わからないような…

書籍と答え合わせをしたところ、そちらの方は引数が2つあって・・・。
初めて定義ブロックを使った私がつくったプログラムのほうがきっとわかりやすいはず。(あの本は大人向けです^^;

プログラミングを、人にわかりやすく説明するのは難しいんだなと実感したところです😂

後は難敵、Processing。

Processingで描く?【シェルピンスキーのギャスケット】

Processingって何?というところからスタート。
本を買ったものの、なんか用語が難しくて『初心者向け』の本を買わなかったことを後悔・・・。

でも美しく描きたいので、Scratchのときにお世話になったドットインストールせんせいに教わることに。

あの早打ち、早口動画が私の脳ミソをすこぶる刺激する(笑)

ときどき出てくるエラーの原因を見つけるのに四苦八苦しながら、とりあえず入門を進める。

JAVAがまずむずかしい。

へっぽこプログラマーだった私は、関数は入力途中で予測変換してくれるような優しい言語しか使ってこなかったので、関数の途中にある大文字の英字に慣れない。

タイピングもめちゃくちゃ遅くなっているので、早打ちドットインストールせんせいについてゆけず、なんども一時停止。(プログラマーなら普通のスピードなのでしょうが・・・すでに現役を退いてから10数年)

半日以上を費やした結果が

ネットでProcessingで三角を描く関数があるのは見つけたのですが、引数が多すぎるのと、3つの頂点を算出することが難しくて断念。

自分で描くしかなさそう。

Scratchはウッカリできた作図も(それでもメモ描いたり計算はしましたよ)、Processingではきちんと数学的に理解しないと難しそう・・・。

ということで、一時休戦します。

いきなり高いゴールを目指すのは難しいですね。
やっぱり、初級編から中級、上級と進めていきます。

完成するまであきらめないためにも、こうして記しておきますね。


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