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低反射素材増えてきたじゃない?どう違うの?【目指せYouTuber #1】

今から20年以上前、まだ保護フィルムが定着していない時代。国内でPDA用フィルムを販売始めたのはうちが最初(もしくは先頭グループ)だったと思います。当時は、WriteRight(だったかな)というアメリカの保護フィルムが販売されてました。シリコン吸着じゃなくて、糊残りしないシールだったと思います。ざらっざらで強烈なアンチグレア感でした。
うちは国内で低反射フィルムを出し始めて、次に高光沢(当時は低反射が主流で、光沢液晶が出てきたのは結構センセーショナルだった。気がする)フィルムを出しました。当時はこんなの売れないだろって二の足踏んだのを覚えてます。
時は流れてガラスフィルムの台頭あり、高機能フィルムの数は増える一方…でそもそもフィルムの違いがさっぱりわかんないんだけど、というお話をよくいただきます。YouTuberを目指す我々は、その回答を動画でぶつけることにしました。
こちらです。

僕らオールドタイプは動画よりも画像や文章の方がピンと来る説もあるので、ハイライトをキャプチャーして改めて解説します。

まず高光沢と低反射の比較

ざっくりですが、高光沢は「貼ってることがわからない」というのがウリです。透明度が高いので、貼っても貼らなくても見た目は変わらない、ですね。
低反射はかざしている蛍光灯が見えなくなってるように、反射を抑える仕組みになっています。ただ、特殊な塗料が光を吸収するようなスーパーな仕組みではなく、表面をざらつかせることによって反射を抑えています。そのため、見た目はマットな雰囲気になります。

画面表示をオフにしたら一目瞭然ですね。

貼ってあるのと低反射を貼ったものを比べれば見た感じが明らかに変わります。また、表面がざらついてるので、滑りがよくなり、指紋が目立たなくなります。

本題はここから。高光沢と低反射の違いは見ていなくてもイメージできると思うんですが、今は低反射にも種類が複数あるんですね。

これが低反射三兄弟

これがミヤビックスが誇る低反射三兄弟です。本当はいとこにペーパライクさんがいるんですが、今回は割愛。
左から
・OverLay Plus
こちらが20年以上扱っているロングセラー、低反射タイプです。
最も低反射の度合いが強く、反射防止の機能が高いかわりに元の画質の質感はマットがかったものになります。
・OverLay Plus Lite
もう少しマットな雰囲気を抑えてオリジナルの画質に近づけたいが低反射の機能もほしい、という両方どりの素材です。印象としては、光沢タイプと低反射タイプの間にあるような感じですね。
・OverLay 9H Plus

何年か前に登場した、表面のひっかき硬度が9Hという素材に低反射処理を施したものです。印象としては、PlusとPlus Liteの間くらい?

左からPlus/Plus Lite/9H Plus

ちょっと見くいですけど、画面中程に蛍光灯が横方向に写ってるんですが、一番左はほぼ見えず、真ん中は少し見えて右はもう少し見える、そんな感じです。

こちらの方がわかりやすい

こっちのほうがわかりよいですね。
低反射の機能としては、Plus > Plus Lite > 9H Plus。画質の再現度はその逆になります。
とにかく写り込み、指すべり、指紋のあとが気になる、という方はPlusをあとはバランスを見ながらPlus Liteにするか、9H Plusにするか…というところでしょうか。

少しでも皆さんの素材選びの参考になれば幸いです。
いつでもTwitterやサポート宛にご質問くださいねー。

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