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1人より4人、4人よりたくさん!これまでのデザインチームと未来のデザインチーム
こんにちは、ビザスクのデザイナーの長岡です。
急に寒くなってまいりましたが、みなさまいかがお過ごしですか?
ビザスクでは、この9月に正式にデザインチームが発足しました!なんと!それまで非公式チームだったんです!逆に驚き!
デザイナー同士での定例ミーティングは行っていたのですが、それぞれの所属は別の部署に散らばっている状態でした。しかし4月に成田さんがデザインリーダーとして入社したため、期が変わるタイミングで晴れて全員「デザインチーム」所属となったわけです。
というわけで、今回は「これまでのデザインチーム」と「これからのデザインチーム」についてお話できればと思います。
デザイナーの登場
ビザスクのプロダクトは2013年にリリースされました。デザインはエンジニアが行っていましたが、すぐにデザイナーを探し始めます。フルタイムで働けるデザイナーを探しつつ、先行して学生インターンを採用(※これが私)。その3ヶ月後にフルタイムのデザイナーが見つかります。
当時はBootstrapなどのCSSフレームワークを使っていましたが、このタイミングでプロダクトをフルリニューアルし、デザインも1から組み直すことになりました。
完全分業型へ
2016年、学生インターンがそのまま新卒で社員に。エンジニアの増員に伴い部署が分かれ始め、デザイナー陣もそれに合わせてユーザー用プロダクト担当と社員用プロダクト担当に分かれることになりました。
この頃は毎日のように新機能がリリースされていました。その開発スピードに追いつくため、デザインもプロダクトごとに最適化されていきます。ユーザーに見えるページと社員にしか見えないページでデザインのトンマナを揃える必要性も無かったため、作業は完全に分業で行っていました。
リブランディングと即席デザインチーム
2019年の5月、ビザスクのリブランディングプロジェクトが開始されます。ユーザー用プロダクトの名称も「ビザスクlite」に変更され、デザインとフロントエンドシステムをまるごと一新することになりました。
とはいえ、いきなりすべての開発を止めるわけにはいきません。リニューアルとその他の機能開発を並行するため、外部のデザイナー(Basecamp)さんにご協力いただくこととなりました。
▽ リニューアルの模様はこちら
作業はBasecampのお二人と私の三人で行いました。1画面のデザインを複数人で分担するのはビザスクでは初めての試みでしたが、リアルタイムで意見を交換しながらお互いの良いところを活かして作られたデザインはとても良いものになりました。
3人目のデザイナー
リブランディングは一旦終了したものの、すべてのページをリニューアルするにはまだまだ時間がかかります。エンジニアの増員に対してデザイナーは未だ2人、もはや完全に人手不足です。
そこにやってきたのが3人目のデザイナー稲葉さんでした。ここから、キャッチアップのための定例ミーティングも開催されるようになります。
稲葉さんが現状の課題を知るために改めて分析やヒアリングを行ったところ、それまで見えていなかった多くの課題が浮かび上がり、抜本的な改善が必要であるということもわかってきました。
上場とデザインチーム
2020年の3月、株式会社ビザスクはついにマザーズへの上場を果たします。上場前後には膨大な数の資料やデザインが必要で、その頃CEO室に配属されたのが東根さんでした。
ブランディング担当のデザイナーと2人体制で資料を整えた後、東根さんは急成長していたフルサポートサービスの部署へ異動。UIデザイナーが3人になり、定例ミーティングでデザインレビューも行われるようになりました。
チームらしさは出てきたものの、それぞれが部署内での業務に追われ、抜本的な改善には手が出せていませんでした。デザインもプロダクトごとに最適化されていて、包括的なブランディングが曖昧なままに作業が進んでしまう状態でした。
「デザインチーム」の誕生
2021年の4月、満を持してリーダーの成田さんが入社します。リーダーが来たことで指針が定められ、デザインシステムの構築などこれまでできていなかった作業が進みはじめました。定例ミーティングの議題もよりチームらしくなり、デザインレビューや相談のためのミーティングも別途開催されるようになります。
そして2021年の9月、組織図に正式に「デザインチーム」の文字が!
ここから先はデザインチームの中でロードマップを作成し、部署ごとの機能開発に加え、UI/UXの抜本的な改善やデザインの全社的な統一に取り組んでいくことになります。
未来のデザインチーム
さて、ビザスクのデザインチームはこの先どうなっていくのか。リーダーの成田さんに話を聞いてみました。
この数年でビザスクのサービス自体がどんどん進化しているので、デザインチームもそれに合わせて動いていく必要があります。具体的には、プロダクト側とマーケも含めた事業サイドの両軸で、デザインを強化できる体制を強くすること。今はまだ事業サイドのニーズにも100%こたえきれていないと思っていますし、デザイン視点でもっとできることがある現状を歯がゆく感じています。
目先の取り組みとしてデザインシステムの整備やブランディングがありますが、ある程度やったらここで終わり。というものではないので、継続していけるための仕組みや体制を作っていく必要もあります。
ビザスクの大きなビジョンに向かってやらなければならないことはとにかく沢山あるので、主体的にサービスのデザインを盛り上げたい!という方はいつでもお待ちしています。お祭りも外から見ているよりも参加するほうが断然面白いですからね...!
ということで、まだまだ人が足りないビザスクのデザインチーム。一緒にデザインをしてくれる方を募集しています。
チームの中で働いてみたい方、ブランディングに関わりたい方、デザインシステムの構築に知見がある方などなど、ご興味のあるかたはぜひ、こちらの記事もご覧ください!
カジュアル面談も受け付けています。Meety経由でもTwitter経由でも、お気軽にお声がけください。
それでは、ここまで読んでくださりありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!