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硫黄岳に登ってきた

2023年10月22日〜10月23日にかけて、八ヶ岳を構成する山の一つである硫黄岳に登ってきました。
1日目は、硫黄岳に登り、オーレン小屋で一泊♫
2日目は、ゆっくり起きて、どこにも登らず桜平に下山
こんな山行です。

ダート路を通って桜平駐車場を目指します。
酷道と噂されていたので、どんなに酷い道路なのかなと恐る恐る運転しましたが、思ったより酷くなく、ゆっくり走れば全く問題のない道路でした。
6:30頃に桜平駐車場に到着。
前泊している方々の車は、霜が降り、バリバリ状態。
確かに寒いです。

桜平駐車場(中)

身支度を整え、トイレを済まし、7:00前にオーレン小屋を目指して出発します。
駐車場から30分ほどで夏沢鉱泉に到着します。
10分ほど服装を整えるため休憩し、さらに奥へ足を進めます。
路面が凍結しているところが何箇所かあり、転倒している方もいました。
いくつか沢をまたぐと右手に小さな滝壺?を右に見ます。
いかにも八ヶ岳という景色です。

この後、ゆったりと地味につづら折りに登っていきます。
しばらくすると平坦の道となり、薪を焼べた匂いがしてくれば、オーレン小屋はすぐ近くです。

オーレン小屋のタルチョー

オーレン小屋に荷物をデポし、赤岩の頭を目指して針葉樹林帯の中を登っていきます。
オーレン小屋から登ること約1時間で、眩しい砂礫地が広がる分岐点に出ます。そして、そこから3分もかからずに赤岩の頭に到着です。
そして、ここから南へ目を向けると三役揃い踏み「横岳」「赤岳」「阿弥陀岳」がその姿を見せます。
八ヶ岳を形成するビック3です。

赤岩の頭から横岳・赤岳・阿弥陀岳

赤岩の頭からの景色を堪能したら、硫黄岳の山頂を目指します。

赤岩の頭からの硫黄岳

赤岩の頭付近はあまり風が吹いていませんでしたが、硫黄岳の山頂に近づくにつれて風が強くなっていきます。
ハイマツがカチカチに凍っています・・・

赤岩の頭から登るところ約30分で硫黄岳山頂です。
山頂に着くとさらに風は強くなるというか・・・もはや爆風です。
とてもじゃないですが、寒さと爆風のためゆっくりできません・・・先を急ぎます。

硫黄岳山頂

ただ、連れの元気がなく、横岳までは無理と判断し、硫黄岳爆裂火口の先端まで行ってみることにしました。
先端といっても最先端までは行くことはできません。
爆裂火口先端付近から北側に目を向けると天狗岳と奥に諏訪富士こと蓼科山が見えました。

爆裂火口先端付近から天狗岳

もう風が強くて、強くて、景色を堪能することなく、早々と下山開始。
下山は、夏沢峠経由で宿泊地のオーレン小屋を目指します。
冷爆風により、枯れ草がバリバリに・・・
私の左目もなんかおかしいぞ・・・

右手を見ると凄まじいまでの爆裂火口の姿が・・・
火口の長さは約1km、深さ500m
水蒸気爆発により山の北側を吹っ飛ばしてしまったらしいですが・・・
今の時代にこの規模の噴火がどこかであったらと思うと・・・恐ろしいです。

爆裂火口

下山を開始してから30分くらいで夏沢峠に到着。
風も弱まり、ここで「おやつタイム」
ここからも硫黄岳の爆裂火口をパシャリと撮影。

夏沢峠から硫黄岳

20分ほど休憩し、オーレン小屋を目指して下山を開始しますが・・・
地図で記してある標準タイムを過ぎてもいっこうにオーレン小屋に着かず・・・
えっ!?道迷い?と少々不安な気持ちになりましたが、無事にオーレン小屋に到着しました。
到着後、本日泊まる部屋に荷物を置き、持参したポテチを手にし、ビールを購入して、今日の乾杯!

夕食は、オーレン小屋名物の桜鍋を食し、早々と就寝。
3時頃に目が覚め、外に出たら星空が綺麗でした。
iPhoneなので限界はあると思いましたが、オリオン座を撮ってみました。

オーレン小屋から

一眼レフカメラ買いたいな〜と思いながら部屋に戻って二度寝。

こうしてオーレン小屋泊まりの硫黄岳登山は幕を閉じました。

山に登れることに感謝しながら、次は、どこの山に登ろうか・・・

最後までお読みいただきありがとうございました。

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