ゆるりと涸沢に行ってみた
2023年9月23日〜9月25日にかけて、ゆるりと涸沢に行ってみました。
穂高には登らず、本当に涸沢だけの山行。
1日目は、横尾まで行って、そこでテントを設営し、のんびりと♫
2日目は、暗いうちに横尾を出発して、これまたのんびり涸沢に♫
3日目にこれまたのんびりと下山して上高地へ。
1日目
上高地バスターミナルから横尾までは、だいたい3時間。
お昼頃には、到着してしまい、テントを設営。
右側の木の下に張られた青いテントは我が家です。
時間はたっぷりあるので、横尾周辺を散策。
多くの登山客が槍ヶ岳方面、そして、涸沢方面へと通り過ぎます。
サッポロ1番塩ラーメンで腹を満たし、夕方には就寝。
はい、おやすみなさい。
2日目
午前3時30分、闇夜の中、涸沢へ向かいます。
ヘッドライトを付け、暗闇の中、黙々と歩いていきます。
暗闇という恐怖の中、神経が研ぎ澄まされ、快調に歩いていけます。
何とかモルゲンロートに間に合いたい一心で、本谷橋→青ガレを通過します。
Sガレ付近になると夜も明け、涸沢まではもう一息です。
そして、6時10分に涸沢ヒュッテに到着します。
涸沢ヒュッテの石階段を登り、テラスを通過すると・・・
何とかモルゲンロートの涸沢に間に合いました。
大勢の登山客が、オレンジ色に染まる涸沢を見て感嘆の声をあげていました。
これが紅葉の全盛期でしたら、さらに凄い事になるのでしょう。
涸沢ヒュッテから少し離れ、岩場にザックを降ろし、何する事なくぼーっとしていました。
仰ぎ見て、空の青さと広さを感じ、周囲を見渡して、涸沢カールの大きさを感じると、人間という存在が小さく感じ、日々抱えている悩みなど「どうでもいい」と思えてきます。
さて、コーヒーを飲むため、涸沢小屋のテラスに向かいます。
紅葉シーズンの一歩手前でもあってか、テントの設営数は思ったより少なかったです。
涸沢小屋で珈琲をいただき、1時間ほどテラスで涸沢の絶景を眺めます。
人懐っこいイワヒバリが近づいてきました。
撮影を試みましたが、あまり上手く撮影できなかったので、ここにはアップしません。
涸沢小屋を後にし、今度はタイムラプスを撮るため、テント場の奥に行きます。
最後の締めは、涸沢ヒュッテの「おでん」でしょう。
テラスから温かい「おでん」を食べながら、一級品の眺望を堪能します。
私の後ろの席には、「おでん」をつまみにし、ぶつぶつと独り言を言いながらビールを掻っ食らう強者のおじさんが!
素晴らしい過ごし方です!
3時間ほど滞在したでしょうか。
9時前に涸沢を後にし、横尾へと下山していきます。
3日目
4:30に起床し、簡単に朝食を済ませて、テントを撤収。
撤収完了した頃に前穂高岳のモルゲンロート。
後ろ髪に引かれながら横尾を後にして、上高地へと歩いていきます。
横尾から1時間ほどで徳澤、そして、さらに1時間ほどで明神に着きます。
1日目は、雲に隠れていた明神岳が姿を現してくれました。
明神から1時間ほどで上高地の名所「河童橋」
月曜日でしたが、結構な観光客が朝からいました。
河童橋と言えば、こちら一枚です。
さらに反対側に振り向いて、こちらもお約束の一枚。
こうして2023年のテント泊山行は幕を閉じました。
山に登れる喜びに感謝しながら、次は、どこの山に行こうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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