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在オン(ザイオン=ZION)入力自動化計画第0段‐without Python-
在留資格オンライン申請は、入管に行かなくてもオンラインで在留資格の諸申請ができるのでとても便利です。
反面、全てブラウザのフォームで入力させられるので、とてもめんどくさい感じもします。
(紙申請のときは、謎のエクセルファイルに入力していたので、それよりはましだという話もあります)
ただ、ブラウザということで、自動転記処理が楽なのではないかと考えました。
世の中にはPythonという、パソコン上でエクセルやワード、パワポやブラウザをプログラムで自動処理するに非常に長けている言語があります。
ですから、これを使って準備したエクセルから、ZIONのブラウザへ自動転記してもらおうということを考えました。
1、Pythonを使わない限りで効率的なやり方
いやいやいや、pythonなんてプログラムを動かすのなんて無理っすよ。
辻󠄀さん、なにいっちゃってくれちゃってるの?
という方をまず、救済しておこうと思います。
この時使うのは「Clibor」というとんでもなく便利なコピペのアプリです。
とりあえず、インストールしましょう。
https://chigusa-web.com/clibor/
これは普通に使っていてもすごく便利です。
即スタートアップ登録しましょう。
Ctrlを2回押せば、今までのコピー履歴をぱっと表示してくれて、選択することが出来ます。
選択も、マウスで出来ますが、数字キーを打って選択すると、かなり早くなります。
また、定型文登録も簡単なので、Ctrl2回で呼び出して、定型文を打つという作業も簡単です。
2、Cliborの私的な最強モードであるFIFO
さて、これだけでは、ただのコピペを便利にしたものにすぎませんが、Cliborはこれだけで終わりません。
テキストを連続でコピーして、連続でペーストできるモード=FIFO(とLIFO)モードが備わっています。
通常、エクセルと、ブラウザの間を、コピー&ペーストしようとすると、
1、エクセルでデータ1をコピー、ブラウザに移ってデータ1をペースト
2、エクセルにまた戻ってデータ2をコピー、ブラウザに移ってデータ2をペースト
ということを永遠に繰り返します。
アプリ間を行ったり来たりとめんどくさいです。
しかし、FIFOモードを使うと、なんと、なんと、なんと、
1、エクセルでデータ1をコピー、データ2をコピー、データ3を‥‥コピー、
2、それから、ブラウザに移って、データ1をペースト、データ2をペースト、データ3を…ペースト
こういうことが可能となります。
ですから、もう、エクセルとブラウザとの間を行ったり来たりする必要がありません。
ZIONに必要な情報を自分でエクセルにまとめておいて、それを一気にコピーして、ブラウザに移って一気にペーストすれば終わりとなります。
超絶効率的!です。
3、年月日は数字で打とう
ZIONでめんどくさいのは、年月日がプルダウンメニューだということです。
こちらは、数字で打てばかなり効率的になります。
4桁の年を打つ
↓
Tab2回(何故か2回)
↓
2桁の月(03と、0が必要)を打つ
↓
Tab
↓
2桁の日を打つ
こうすると、年月日を数字キーとTabキーだけで済ませることが可能です。
特に職歴とか、無駄に沢山の年月を打つので、数字キーは役に立ちます。
4、国籍は自分でやろう
→ Pythonなら自動化できます
悪名高い、国籍のプルダウンメニューですが、一応、英語のアルファベット順なので(一部へんてこ)、探して選んでください。
Pythonなら自動化できて、国籍を自動で打ち込めるだけで、相当なストレスが軽減されます。
5、性別などのラジオボタンは上下キーで乗り切ろう
→ Pythonなら自動化できます
性別などのラジオボタンは、その前の要素を打ち込んだ状態からTabキーを押すと移動できます。
ラジオボタンの上に移動出来たら、上下キーを押すとラジオボタン間を選択することが可能です。
もちろん、マウスでポチってもいいのですがね…。
6、住所の最初の部分は、仕方ない
→ Pythonでも辛い
最悪仕様 of 最悪仕様sの住所の最初の部分(例:東京都新宿区)は、所轄を決定する関係で超めんどくさい感じになっています。
これをコピペで突破することはできないので、頑張ってポチポチやってください…。
自由にフォームに入力させて、システム上で検索するようにしてもらえれば簡単だったのに、なんで役所のシステムってそういうことしないのかしら…。
ちなみに、Pythonでも突破するのがめんどくさいので、放置してあります( ;∀;)
7、結論 without Python
さて、Pythonを使わず、ZIONの入力を楽にするには、CliborのFIFOモードが最強だと思っています。
準備としては、入力に必要な情報を一つのエクセルファイルにしておいて、
それを一気にコピー、一気にペースト
これをだいたい3ページ分やれば終わりです。
ということで、第0弾は終わります。
今度は、Pythonで自動化するための準備段階を解説します。