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DICOMアプリケーション開発編:データエレメント

この解説は、「DICOMアプリケーション開発編:開発環境を整える」の読者を対象とした記事です。dcm4cheライブラリを用いて、解説を試みます。

サンプルDICOMファイルは、JIRA DICOMサンプル画像を利用しています。ここでは、いつものCT画像と、核医学画像(NM_LEE_IR6.dcm)用いています。事前にダウンロードをお願いします。

データエレメント

データエレメント(または属性)は、DICOM属性を特定のVRタイプでエンコードすることで記録されるバイトデータです。属性に関する詳細はこちらで解説しています。

属性は、(Group, Element)タグ、VRタイプ、DICOMオブジェクトのデータ長(VR length)、DICOMオブジェクトで構成されています。

属性をエンコードする際は、属性のVRを明示するかしないか、データ長を明記するかしないかなどでもパターンが分かれます。そして、格納されるDICOMオブジェクトのバイト数は、偶数にするというルールもありました。プライベートタグの場合の扱いにも注意が必要でした。

この辺りを気にしながら、属性の扱い方について解説していきます。

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