留学に至るまでの道のり-世話人の鳥居編-
今回は、ウイルス若手ネットワークの世話人である鳥居の留学に至るまでの道のりをshareします。私自身は周りにヨーロッパ留学している人がいなくて、留学までの一歩を踏み出すまでに時間を要しました。
なので、留学を迷っている人が、少しでも具体的に、留学までのプロセスをイメージできますように…
<<注意事項>>
このNote記事は長くならないように、基本情報のみを書きます。
より詳細を知りたい人は鳥居個人Noteの記事に飛んでください (https://note.com/torisienne)。
<<経歴>>
2010年4月- 2016年3月 北海道大学獣医学部 卒業
2016年4月- 2020年4月 北海道大学大学院獣医学研究科 卒業
2020年4月- 2021年5月 大阪大学微生物病研究所 特任研究員
2021年6月- 現在 パスツール研究所 ポスドク
<<過去の海外研修経験>>
2014年 エジンバラ大学 獣医学部 (2週間) 交換留学
2014年 カセサート大学 獣医学部 (3ヶ月) 交換留学
2017年 ダブリン大学 (1週間) 研修
2019年 クイーンズランド大学 (1.5ヶ月) インターンシップ、共同研究
<<留学情報>>
所属: フランス パリ パスツール研究所 (https://www.pasteur.fr/en)
Laboratory of Insect-Virus Interactions, Department of Virology, Institut Pasteur, Paris
期間: 2021年4月〜とりあえずは1年間の試用で、
相性がよければ3年間雇ってもらえる予定
面接時の業績: 1st 論文3本 (IF 5前後、IF3前後、IF 3前後)、共著論文6本
予算: パスツール研究所からのお給料
+上原記念生命科学財団 (https://www.ueharazaidan.or.jp/) のリサーチフェローシップ
+山田科学振興財団 (https://www.yamadazaidan.jp/) の海外研究援助
研究テーマ: 蚊における蚊媒介性ウイルスの伝播機構の解明
<<面接と採用>>
◆返事があった件数/メールした件数: 4/4
◆面接した研究室: 3/4
◆結果: 第一志望で受けていた研究室は面接のち不採用
2件はフェローシップ獲得が条件で採用、1件は給料付き採用。
◆1stコンタクトから採用に至るまでのスパン: 2020年5月〜8月 (本採用は12月)
<<CVとカバーレターの内容>>
◆CVの内容: 基本の人間情報、教育歴、職歴、トレーニング経験 (BSL3トレーニング、動物施設トレーニング等)、論文リスト、国際学会発表リスト、受賞歴、資金獲得歴、Reference
◆カバーレターの内容: 自分の所属情報、博士課程・ポスドクでの研究内容、なぜ応募研究室に興味持ったのか、希望する研究内容、Fellowship応募の予定
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