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「投資先の中でSoVaは最も心配していない」 ココナラスキルパートナーズ南さんに聞く "SoVaに競合がいない理由" とは?
「SoVaを最初に "いいね" って言ったの、きっと僕だよ〜〜〜!」
唐突な告白ですが、記憶を辿ると確かにそうだったのかもしれません。
2022年に、SoVaが初めて世に出たピッチイベントで声をかけてくれた投資家のひとりであり、SoVaの株主としても参画いただいているココナラスキルパートナーズ代表取締役の南章行さんと、弊社代表の山本健太郎が対談させていただきました!
VCから見たスタートアップの現状や、社会構造がサービスニーズにつながる話、またSoVaの強みについてもお話しいただいています。
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ココナラスキルパートナーズ 代表取締役 南 章行さん
1975年生まれ。愛知県立旭丘高校・慶應義塾大学でラグビーに明け暮れ、1年間の休学でアメリカ留学を挟み卒業。住友銀行(現三井住友銀行)に入行後、2004年に企業買収ファンドのアドバンテッジパートナーズに転職。2009年には英国オックスフォード大学経営大学院(MBA)を修了する。
帰国後、NPO法人ブラストビートの設立や、NPO法人二枚目の名刺に参加。2012年1月に自ら代表として株式会社ウェルセルフ(現株式会社ココナラ)を設立。一般社団法人シェアリングエコノミー協会理事。
ー SoVaとの最初の出会いって、覚えてますか?
南:そりゃ覚えていますよ〜!
審査員として初めて参加させていただいた2022年のICCでピッチを見て、そのあと立ち話させてもらったのが最初でした。
ちょうどこの日は、VCを1週間前に立ち上げたばかりで「最初の投資案件を探さなきゃ」と、気合を入れて乗り込んだイベントだったんです。
正直なところ、最初の山本くんの印象は「めっちゃ地味」(笑)
そもそもSoVaがリリースして数ヶ月で、超初期段階だし、サービスのテーマ的にもセクシーじゃなくて、雰囲気的には全然注目されてなくて。
山本:確かに、顧客数がまだ数十社くらいの時期でした…。
南:でも「めっちゃ好き!」って思ったんだよね。
(本店移転時の登記変更などの)役所手続きって、自治体ごとに違って大変だと思っていたけど、こんなに多くのパターンがあるにも関わらず「すべて調べ切りました」と、胸を張って言っていたんですよね。
面倒なことを調べあげて形にする力、地味なことをやり切れる起業家は凄い。シンプルに山本さんにも魅力を感じました。
さらに言えば、『構造的にSoVaが見ている領域は、ニーズが必ず出てくると思った』ことも印象に残りました。
税理士が高齢化で不足するなど、経営に必要な人材は、人口減少に伴って少なくなっていきますよね。
同じような領域で、マネーフォワードやfreee、SmartHRなどは企業のコアを担うサービスとして大きなビジネスに成長しているので、当時、役所手続きに特化していたSoVaのサービス範囲は、今後広がっていくだろうなと予想していました。
(2021年当時のピッチ内容はこちら)
山本:この時期にピッチも褒めていただいて大変嬉しかったんですが、その後お会いした際に、採用の話も聞いていただきましたよね。
南:地道にやり切れる専門家やメンバーを集められていることが、この組織のものすごい強みだなと思いました。
今って人手不足の時代じゃないですか。
それこそSoVaは人手不足を見越したプロダクトだと思うんですけど、スタートアップブームで採用しやすいとはいえ、スタートアップ自体の数も増えている。
だからこそ採用力は、スタートアップの命運を大きく握ると思っています。
山本:飲み屋でお話しした時に「息するように採用してます!」って言ったのを覚えてます(笑)人に会う度に「SoVaに入ったら、この人の人生にどう活きるだろうか」を考えながら話すようにしているんですよね。
南:もうその言葉こそ、我々が投資を決めたきっかけになりましたね。
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ー 投資先の中で、SoVaには「最も心配していない」
南:10年前、PCからスマホに移行する時代は、コンセプトさえあれば少人数でもサービスを作り上げられて、勝手に伸びていくような状況でした。
でも今は全く違う。
最近のスタートアップに、効率的にやれる領域は残されていないんですよ。
あらゆるものに「リアル×テック」が必要で、地味なことをやり切れないチームは勝てなくなってきている。
そんな中でSoVaには、「社会構造としてのニーズ」「地道に汗をかける組織」「代表自らが動く採用力」と、勝てる要素が揃っているんです。
さらに、山本くんの経営者としてのバランスもいいなと思っていて、悩みをしっかり言語化した上で、必要な時にだけ相談に来るんですよね。
山本:久しぶりに会った時でも、あんまり心配してくれないですよね南さん。
南:困った時に周囲に頼れること。これはとても大切な素質だと思っています。
ちょっとした振る舞いだけど、オフィスの作り方や、起業家交流会の時に速攻でお目当ての人に声をかけにいっていたりする様子を見ると、"経営者たるもの" として無駄のない動きをするスタイルなんだろうなと思います。
ナチュラルボーン経営者ではないかもしれないけど、しっかり他の人のやり方をリサーチして「この経営だとうまくいきそうだな」を常に試している様子をよく目にしているんですよ。
だから、投資先の中で、SoVaは最も心配していない。
そう思っています。
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ー プロダクト「SoVa」の現状、南さんから見てどうですか?
山本:SoVaのリリース時は、SoVaを使ってもらうことによってバックオフィスをラクにしたいと考えていたんですが、役所手続きのやり方を説明するプロダクトを使いこなせないという意見もあったんです。
その後サービス開発を進め、2023年には丸投げプランをリリース。
記帳や給与計算、役所手続きの代行も、29,800円〜月額制で丸投げ可能なプランができました。
南:表面的に「丸投げ」を謳ってきたサービスはこれまでもたくさんあったけど、実際に内部オペレーションで苦しむ仕組みになるケースが多いと思うんです。人手を増やして解決するやり方では、サービスは続かない。
でもSoVaはこだわって作り切ったシステムがあって、そのシステムを用いて効率的な仕組みをつくり出せる専門家人材がいるから、このプランが間違いなく成立するんですよね。
こだわり抜いたプロダクトづくりを経て、組織と仕組みづくりに舵を切ってソリューションを提供しているからこそ、この丸投げプランに競合はいないと思っています。
山本:人の手を使って、内部フロー整備をしないといけない部分はまだまだたくさんあるんですが、世の中の会計人材が考えている「こんな風に作業を進められたらいいな」「こんな価値をお客さんに届けられたらいいな」という想いが、SoVaでは毎日の機能開発に活かされていっています。
それこそ、半年かけて開発する機能が無いんですよ。
1日で開発できる機能(アイデア)が1万個ある、みたいな感じです。
プロダクトをつくり切った感覚はメンバー全員まだなくて、正直2割くらいしか実現していない。ひたすらつくり続けているけど「昨日よりは良くなったよね!」と手応えは感じ続けられているんです。
南:そう考えると、SoVaはやはりテック企業であることを忘れてはいけないですよね。
このシステム開発が、会計業界の構造変化にも作用するし、会計人材の教育にもつながるだろうし、まさにこの時代に必要とされるサービスとして更に育っていくだろうと思います。
ー 今後のSoVaの採用について
南:率直に、会計実務の経験を積みたい人は、SoVaで働いてみたらいいんじゃない?って思います。
どこよりも速いスピードで、最新のシステムを使って会計業務ができるので、SoVaで働いた経験がキャリアパスにつながることは間違い無いですね。
山本:改めて、SoVaのミッションは「専門知識のアクセシビリティを高め、安心して挑戦できる社会をつくる。」です。
挑戦者のそばで、事業に集中できる環境をつくることが、お客さんの事業の成長につながると信じて、これからもその土台を育てていきたいと思っています。
今も毎日積極採用中ですが、このSoVaの世界観に思い入れを持ってくれる人がきてくれるといいなと思っています。
先日Wantedlyでの募集を始めたので、ぜひこちらもご覧ください!!
南さん、ありがとうございました!
SoVaリリース初期から、継続的にサポートいただいている投資家ならではの視点でお話しいただきました。
印象的な言葉をたくさんいただきましたが、「SoVaには最も心配していない」という言葉に、我々もさらに背中を押されたような気持ちです✨
「会計の専門知識を活かした新しいカタチをつくってみたい!」
「挑戦者を支える土台をつくりたい」
こんなお考えの方は、ぜひSoVaにジョインしてみませんか?
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