【今日のコラム Log.33】短歌と厨二【新妻ネトラ】
文:新妻ネトラ
いつものみんなはこんにちは! 初めての方は初めまして! NTR系合法ロリケモ耳褐色肌人妻Vtuberの新妻ネトラじゃよ。
今回は儂と短歌について緩々と語っていこうとしよう。儂をTwitterでフォローしてくれている人なら知っているかと思うが、儂は毎日一首短歌を発表しておる。また、今年は短歌の同人誌を作るなどもしておるので、儂が短歌に熱いVtuberだとわかってもらえると思う。
ではそもそも何故短歌に熱くなったのか? このあたりはあっさりしてるのであっさり言うと、中学生の時に俵万智先生の短歌に触れて一気に熱が上がったんじゃ。
問題は中学生の頃という時期じゃ。そう、アナタも儂も君もアイツもみんな厨二病全盛期の頃である。秘密のノートにポエムを綴ったみんな〜!!!! 今日はそんな古傷にメスを入れていくぞ!!!!
さて、厨二病全盛期に短歌に触れた儂はとにかく作品を書き殴った。前述したように秘密のノートにだけ書いておればいいものを、あろうことか先生との交換日記(当時はそういう宿題があった)に書き殴っておったのじゃ。
最初は先生も「よくできてますね」「すごいですね」と書いてくれていたが、次第にコメントがなくなり、気がつけば丸つけしかしなくなっていた。しかし能天気な儂は「先生忙しいんだな〜大変だな〜」などと考えていた。学期末、ようやく先生からのコメントで「日記には日記を書きましょう」という注意が書かれていた。当たり前である。当たり前であるが、先生何故もっと前にそのコメントをくれなかったのか未だに謎である。
しかしながらようやく目が覚めた儂は春休みまでの残りわずかな日数日記を書いておった。そんな時、担任の先生が別の学校に異動することがわかった。儂は先生を惜しんで手紙を綴った。
全部短歌の。
今でも覚えている。渡した時の先生の笑顔と、開いて読んだ時の苦笑が。
先生、お元気でしょうか? その後いかがお過ごしでしょうか? あの手紙は捨ててくれましたか? できれば短歌熱が変な風に暴走した生徒のことはどうか忘れてくださると幸いです。あらあらかしこ。
あなたはおいしいコーヒーを飲んでもいいし、たのしい歌を聴いてもいいし、わたしをサポートしてもいい。