不要な生命・医療保険は解約!投資の入金力を上げよう!
はじめに
今回は、医療・生命保険の見直しに関する記事です。
医療・生命保険に加入されている方。
見直しをしてみたことはありますか?
この記事を読んで見直しをすることで、大幅な節約ができるかもしれません。
そして、そのお金を投資に回せば資産運用の効率も上がります!
私は生命・医療保険を見直した結果、こんなメリットがありました。
①約700万円の解約金を新NISA・NISA成長枠・iDeCo・個人年金保険で運用
②年間の保険料・61万9680円を節約
③余裕資金で仮想通貨投資も開始(2024年2月~)
見直しでできた余裕資金は、ほとんどを投資に回しました。
運用の一部ですが、画像をアップします。
楽天証券で新NISA・成長枠・特定口座を運用。
現在は約94万円の利益を出してくれています。
毎月の支払いにも余裕があるので、仮想通貨投資も始めました。
DeFiでのファーミング
※仮想通貨を両替所に預けて、手数料をもらうというシステム
詳しくはこちらをご覧ください!
2024年3月13日に運用を始めました。
2735.15USD (41万4145円)を入金してスタート。
7月現在、2993.4USD(47万1466円)
【含み益は57321円】
41万円の入金で、4カ月ちょいで【57321円】の含み益。
なかなかのパフォーマンスです。
仮想通貨ではもう一つ、月25000円(ビットコイン2万円・イーサ5000円)で積立投資をしています。
※追記:2024年8月から、妻も積立に参加してくれました。毎月5500円でビットコイン積立。夫婦で3万500円になりました。
【2024年7月21日迄の損益】
ビットコイン31万586円 含み益2万8409円
イーサ3万2433円 含み益489円
基本、ガチホです。5年~10年単位で保有するつもりでいます。
コツコツ積立てをしながら、ビットコイン半減期後の動向を見ていくつもりです。
仮想通貨について、更に詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
仮想通貨ユーチューバー・’’しょーてぃさん’’による講座です。
仮想通貨は短期間で大きく稼ぎやすい投資対象です。
興味があれば、リンク先の無料動画を視聴してみてください。
きちんと基礎知識を学んで臨めば、初心者でも成果を出すことができます。
私バウムも、’’しょーてぃさん’’の動画で稼げるようになれた初心者です。
さて、投資には入金力の大きさが重要です。利益は、投じたお金に対するパーセンテージで大きくなります。
入金力を高めるためにまずやるべきこと。
それは、固定費見直しです。
その中でも、生命保険・医療保険は、必ず確認すべきメチャクチャ重要な項目です。
固定費の中でも、生命・医療保険の節約ができれば、月々・一年の入金力は爆上がりします!
投資の入金力アップのために【生命・医療保険について考えてみませんか?】
あなたは生命・医療保険に入っていますか?
入っている方。
本当にその保険、必要ですか?
調べて、熟慮して、理解して入ったのなら良いのですが、保険の無料相談などで・・・
「勧められるまま入ってしまった」
「万一の備えなら必要だよね」
そんな思考停止状態で契約してしまった人は、この機会にちょっと考えてみましょう。
かと言って、いきなり一人で考えるには難しい課題ですね。
そこで、参考までに私の体験をもとにお話しを勧めます。
あなたの課題解決への、お手伝いができると思います。
こんな生命保険は損をする・【貯蓄型(終身・変額)保証と投資のハイブリット】
生命保険で、貯蓄型(終身・変額)に入っている方。
①保険と投資を兼ている・一石二鳥!
②保証も合って万一のことが起きても安心
・・・という内容ですが、あまりお勧めできない内容です。
なぜかと言うと・・・支払う保険料が一部が保険へ。一部が投資へと回る内容だからです。
「保証をしながら投資でお金を増やせる」
と、一見魅力的ですが、私はやめました(すでに解約済み)
税金面とか運用利益の%とか、難しい話もあるのですが、もっとシンプルに言うと、手数料がメチャクチャ高いのです!
わかりやすいシュミレーションがありましたので、引用しました。
こちらのシュミレーション。毎月の支払額は2万1440円。支払総額は30年間で約772万円で設定されています。
比較するのは【表左貯蓄型(終身・変額)保険】
【表右・投信積立+掛け捨て保険】です。
支払額は左右どちらも同じ2万1440円
赤枠のところだけ見れば、答えは明確。運用益0%だった場合の、
30年後の受取額を見てください。
貯蓄型(終身・変額)保険は569万円
投信積立+掛け捨て保険は707万7600円!
差額138万7600円。あれれ?この差は何でしょう?
何のことは無い。保険会社の手数料として引かれているのです。
138万7600円も!
では、7%で運用できた場合の差は?
貯蓄型(終身・変額)1893万円
投信積立+掛け捨て保険:2312万1400円
差額:419万1400円
保険も投資も、シンプルに考えた方が良いです。
死亡保障が欲しいなら、死亡保証だけしてもらえばいい。
稼ぎたいなら証券会社。
保険は複雑にすると、難しいものが更に難しくなります。
そして、必ず高い手数料を取られます。
保険は保険。投資は投資。
分けてシンプルにした方が、絶対に得をします!
実録:バウム家の生命・医療保険見直し
ここからは、一つの事例として参考にしてもらえればと思います。
私も2年ぐらい前まで、夫婦で貯蓄型(変額・終身)+医療保険に入っていました。
死亡時に夫1500万円 妻500万円の補償と、満期で夫婦合算1014万円・息子の学費200万円が受け取れる内容。
息子の教育費積立も加えて、月々の支払は54640円。
正直言って、かなり家計を圧迫していました。
保険料の支払いを負担に思っていたので、保険関係のブログやYouTubeで調べまくりました。
そこで浮かび上がった答えはコレ。
「保険と生命保険を合体させた貯蓄型(終身・変額)は手数料高すぎ!!
メチャクチャにコスパが悪い!」
「投資をしたいなら証券会社を選べばよい」
「日本は公的保証制度が整っているので、基本的に医療保険は不要」
「保険不要論者は勘違いをしている」というYouTube動画もありますが、総合的に判断するに、私の考えも「民間保険不要」に傾いていました。
保険を全否定するつもりはありません。でも・・・
「明らかに自分は保険料を払い過ぎている」という結論になりました。
「おそらく、これが我家の答えになりそうだな」
そう考えた私は、次の行動に移りました。
最後はお金のプロに直接話を聞いて、自説を確認することにしました。
FPさん(フィナンシャルプランナー)への質問・相談
料金のかかることですが、思い切ってFPさん(フィナンシャル・プランナー)に相談してみました。
なにせ、独身の頃より30年にわたって契約している保険のことだからです。人生の一大事になるかもしれない。
FPさんとの面談で「保険不要論」について調べたことを説明し、今の保険を解約する方針であることを話しました。
FPさんの回答は、次の通り。
「バウムさんがお話された通り、解約した方が良いですね」
「保険は安い掛け捨てで十分です。医療保険は不要です」
「節約できたお金は投資に回しましょう」
自分で調べ、行きついた回答と、リアルでFPさんから聞いた話が一致しました。
方針は決まったので、夫婦で保険を解約。
700万以上の解約金は、ほとんどを投資に回しました。
もしもあのまま、保険を見直さず定年・老後を迎えたら大損していたのは明確です。
やっぱり稼ぐのは投資でやる。これが最適解です。
保険と投資のハイブリットはやめて正解!
生命保険は安い掛け捨てを契約
しかし、正直言ってこんな不安もありました。
「万が一、嫁と息子を残して虹の橋を渡ることになったらどうする?」
「息子が一人立ちするまでは、やっぱりお金が心配・・・」
これについても、FPさんに相談してみました。
これまでの貯蓄と夫婦での収入、更に今後の投資収益を見込んで計算。
FPさんの回答は、「無くても大丈夫」
理由は「妻も常勤」「団信で住宅ローンは免除」「社会保障制度の利用」「これまでの貯蓄と運用中の資産がある」・・・結論:生命保険は必須ではない。
「それでも心配なら、掛け捨ての生命保険を紹介できますよ」
紹介されたのは、65歳までの契約で年間保険料は3万6000円。
一年単位での更新なので、止め時は自分で決めることができます。
死亡・高度障害を負った場合に、毎月10万円の保証金が支払われます。
もし仮に、56歳で万一のことがあった場合、65歳まで毎月10万円の保険金が支払われます。
65歳-56歳=9年間×10万円=総額1200万円
総額1200万円の補償となります。
万が一、早くに私がいなくなるような突発事態が起きたとしても、普通の生活を営める収入を守ることができます。
こんなに手厚い!国民健康保険・健康保険
私が医療保険に入った理由は、かなり漠然としたものでした。
「大病したらお金がかかる。保険でそなえておこう」
よくわからない不安のままに、営業マンに勧められるまま契約しました。
国民皆保険や高額療養制度のことも、何も考えず保険に入っていました。
でも、日本の保険制度で受けられる恩恵を調べたら、民間保険に入ることの意味を考えざるを得ませんでした。
医療保険(がん保険も含む)については、賛否ありますが、私は以下の理由で解約しました。
解約の理由は「健康保険の手厚さ・高額療養制度」
高額療養制度とは?
同月(1日~月末)にかかった医療費が高額になった場合、自己負担限度額を超えた分が払い戻される制度
これだけだとイメージしにくいですよね?
具体例でお話していきます。
100万円の医療費でも、支払いは9万円!
それでは、例として医療費が100万円かかったとしてお話します。
入院した患者Aさん。
手術もして、月の医療費が100万円かかりました。
医療費は3割負担ですから、窓口支払いは30万円かかります。
痛い出費ですね。
でも、高額療養制度の申請をすれば、実際に支払うのは9万円程度です。
下の表で説明します。全国健康保険協会のHPからの引用です。
高額療養制度は年齢と収入で変化します。
患者Aさんの事例をもとに、下の表を見ていきましょう。
患者Aさん:年齢55歳 標準報酬月額(月収):30万円
医療費合計:100万円 3割負担:30万円
月収30万円の患者Aさんは③区分ウに該当します。
この計算式によると、Aさんの支払う医療費は、8万100円×1%。
ざっくり言うと9万円の支払いです。
100万円かかっても、実際の支払いは9万円のみ!
更にまだ手厚い保証!【多数該当】
表【70歳未満の区分】右上の青い囲いの中に「多数該当」と書いてあります。
更にAさんの該当する③区分ウの金額。44000円と書いてありますね?
これは、治療4カ月目からの支払額です。
Aさんは胃がんなので、一定期間の抗がん剤治療が必要です。
手術後も高額の医療費がかかります。
でも、最初の治療から3ヶ月目までは9万円の支払いなのですが、
4カ月目以降は44400円に減額してくれます。
日本の社会保障はここまで充実しています。
「ある程度の貯蓄があれば、民間の医療保険に入る必要性は低い」
という結論になりました。
医療保険の適切な使い方
「でも、お金が無い人は保険が必要じゃないの?」
「そんな貯蓄は無いよ」
その場合なら、医療保険は役立つこともあります。
貯蓄ができるまでの間、一定期間契約するのはありです!
独身・夫婦・3~4人家族・・・それぞれで金額は違ってきますが、目安としては【3~6ヶ月分の生活費が必要】と言われています。
生活防衛費として、【3~6ヶ月分の生活費】を作ってしまいましょう。
貯蓄ができたら解約して、投資や優先すべきことにお金を使うのが、医療保険の適切な使い方だと思います。
保険は月々の支払いでは安く感じても、年単位で見れば相当な額になります。
本当に永続的に払う必要があるのか?
公的保証制度の存在も計算に入れて、じっくり考えて決めましょう!
こちらのサイトを使うと、医療保険:月々の支払額がわかります。
よろしければ参考にしてくださいね。
まだある恩恵!健康保険のメリット
物価高・政治不信・その他いろいろある日本ですが、悪いことばかりではありません。
国民皆保険の国は他にもありますが、その中でも日本の充実度はトップクラスです。
他の国では・・・救急車が有料とか、医師・病院が指定されていたり、診療までの手続きで数日待たされたり・・・
なんだかんだ言っても、日本の保険制度が優秀なのは間違いありません。
そして更に、日本の社会保障制度にはこんなものもあります。
会社員・公務員は更に手厚い補償内容になっています。
会社員・公務員の場合の保証制度
①傷病手当:病気やケガで働けないときに生活を保障する
「最大1年6ヶ月・受給額は直近1年間の平均月収の3分の2。次の条件で支給される」
・業務外の病気・ケガでの休業を保障
・療養のために仕事に就くことができない
・連続する3日間を含み、4日以上仕事ができない
・休業中に給料の支払いが無い
②扶養制度(家族の保険料は免除)
・国民健康保険では、保険料の支払いは家族全員分必要。
しかし、会社員・公務員の場合は家族を扶養に入れることで、家族の保険料は支払わなくて良い!
③保険料は雇用者と折半
・会社員・公務員は保険料は雇い先との折半。保険料が割安になる。
まとめ
日本の健康保険は「世界最強の保険」と言っても過言ではありません。
問題なのは、社会保障の手厚さを知らない人があまりにも多いこと。
私も他人のことを言える立場ではありませんが、保険の備えも過剰になれば浪費と同じです。
かつての私のように、毎月4~5万も医療・生命保険料を払っている方。
本当に必要なのか?
ザックリとでも良いです。
ぜひ、この記事の情報と、契約中の保険について考えてみてください。
この記事があなたの資産管理のために、少しでも役立てれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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