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連撃

ヘッダーの画像は僕の大好きな藤丸 のの(ふじまる のの)ちゃんです。理由は聞かないで下さい

こんにちは、緑汁です。
こんにちは、緑汁です。

タイトルのせいで挨拶が連続してしまいましたが、今回は自身初の2夜連続入賞を果たしてしまったので、その喜びを記事に残す意味で、2回分の夜会を振り返りたいと思います。

2回分+前回同様に回答に至るまでの経緯をつらつらと(前回よりは簡略的ですが)書いていますので、かなり長い記事になりました。
もちろん緑汁ファンにしか耐えられないです


第1067回

1問目

■回答に至るまで
最初はオリンピックの催しの中で起きたトラブル系の回答にしようと思いました。聖火リレーとか競技ですね。ただ、他と差別化できる回答が思いつきそうになかったので、オリンピックの外側で考えてみようと思いました。
すぐに「オリンピックに政治の話を持ち込むな」的な論調を思い出して、そちらで改めて考え直します。
国家間の揉め事をそのまま書くとボケが直接的過ぎると判断して、いざこざの内容自体は書かずにその結果として起きたこと書くことで「なにか良くないことが起きたんだな。どんなことだろう?」と読み手に想像させる方向で回答を纏めました。

■回答+結果

曇りなき眼の先に歪んだ線

結果は29位。偏差値50.51。得票数10。
滑り出しとしてはまずまず。
僕は1問目で大当たりするとその後が崩れる傾向にあるので、決勝が遠のくこともなく気も引き締まるようなちょうど良い結果だったと思います。


2問目

■回答に至るまで
犬系のお題はそこそこ見る気がしますね。
とりあえず人間っぽくなくて犬っぽい要素を考えて、最初は「片足を上げておしっこする」という回答を思いつきました。
ただ、同日投票の日めくりでもおしっこ回答をしていたので、同じ日めくりお題に参加した方々に既視感を与えてしまうかもしれないと思い至り、下ネタからは逃れられなかったですが回答を変更。

■回答+結果

責任ある立場故に

結果は15位。偏差値57.32。得票数13。
実はこの回答、提出してから自分でも笑いまくるくらいお気に入りの回答でしたが、その割には伸びなかったなと言う印象。
上司の要素を拾えなかったのが減点ポイントですかね。
とはいえ、1問目より点数も高く、この回の部屋数と1部屋の人数から決勝ボーダーが60票前後になるだろうと予想していたため、ここで決勝ペースに乗れて一安心。



3問目

■回答に至るまで
自転車の要素を拾いつつ人間が出来そうなことを考えました。
自分の自転車との思い出を振り返りながら、最初はパンクに絡めて「頭がパンクするくらい◯◯」という回答を考えていました。ただ、パンクと言う文字が回答に入っているのが美しくないですね。

なので、次は自転車を数回ほど盗まれたことを思い出して「鍵をかけない」という回答を思いつきました。ハズしかたは大喜利茶屋っぽくて良い回答かなとは思いましたが、自転車自身が鍵をかけるわけではないし、自転車側としても盗まれたい訳ではないだろうというのがお題と噛み合っていない気がしました。

その後は、小学生の頃に屋外の階段を自転車で駆け下りたことを思い出しました。自分はやってましたが、自転車で階段は上り下りできないと考えるのが普通だろうと思い、こちらの思い出から最終回答を作りました。

俺の夢は
その道の先ではない

結果は2位。偏差値71.48。得票数20。
決勝ペースの点を持った状態でまさかの上位回答。
明確に決勝を意識したのがこのタイミングですね。



4問目

■回答に至るまで
おばさん系の回答ですね。
正直あまり得意ではなく、今のところ持っている対策が「"おばさん"⇨"主婦"に変換して考える」位しかないです。
ざっと思いついたのが騒音系の回答でしたが、無理に本当の公害っぽくする必要はないと思い、「迷惑なおばさん」程度に粗く噛み砕いて回答を再度考え直しました。

この時、回答の要素よりも先にガワを決める判断をしました。お題を広く解釈したことで拾える要素が多くなったからですね。
決めたガワというのが「全部~」というフォーマットです。
この時点でシーズン10(というか歴代)で1位回答を取った回数が11回だったのですが、そのうち3回がこの「全部~」というフォーマットの回答だったりします。
更に言うと、初めて1位回答を出したのが「全部~」で、同じ回の別回答でも同フォーマットで1位を出しました。
※気になる方は【第47回】夜々の茶屋から僕の回答を探してみてください。

こういうフォーマットの使い回しを嫌う方は一定数いるんじゃないかとは思いますが、僕は回答のキモではない部分の使い回しはやっちゃってもいいんじゃないかなと思っている派です。

少し話題が逸れましたが、得意フォーマットを使うことを決めたのであとは当て嵌める要素を探すだけです。
最初は「全部の噂が流れてくる」という回答にしていましたが、公害感にマッチするように回答の場面をひとつ先に進めることにしました。

■回答+結果

諸悪の根源
世界の歪み

結果は1位。偏差値77.41。得票数24。
噂という要素が少し弱めかな…?とは思いましたが、最高の結果を叩き出すことができて改めてこのフォーマットの強さを確信しました。
同率1位の方がいらっしゃったので1位の割には控えめな点数、偏差値でしたが、それでも決勝進出への大きな援護射撃となりました。
この時点で決勝ボーダー想定の60点を超えたので、後はいい順位で予選抜けするぞ、と意気込んでいたのを覚えています。



5問目

■回答に至るまで
地味に解釈が揺れたお題でした。
「日常で出来るスナイパーっぽいこと」を答えるというのはすぐに決めましたが、定年の要素をどこまで拾うかという点に少し悩みましたね。
具体的に言うと、年齢の要素を拾うかどうかという話なのですが、拾う場合は何歳位を想定すべきかの解釈が少し分かれるのではと推測しました。
スナイパーの定年が一般の会社員より早い可能性は想像はできますがそこは無視したとして、一般的な定年として考えた場合でも、直前までは元気に働いていたような年齢なのか、いっそのこと「おじいちゃん」まで突き抜けるか、で幅があると思いました。

ひとまず定年要素を拾ったうえで、定年をおじいちゃんと捉える方向で回答を考えました。
最初は「杖を銃っぽく持つ」的な回答を考えましたが、上手い回答に纏めきれずに断念。

とはいえ、スナイパーといえば銃だろうということで今度は銃のスコープで考え直します。

「穴を覗く」という回答を思いつきましたが、これだと読み手が映像を想像しづらいor想像する場面にブレが生じると思い、"穴"をもっと具体的なものに置き換えることにします。

今度は「トイレットペーパーを覗く」という回答が思いつきましたが、ちょっと文字数が多くなってしまうのが気になってしまい、実際に自分の手を筒状にして覗き込みながらもっといいものがないか探索しました。

すると、形もちょうど良くて、何よりも響きが面白いものが思いついたのでそちらを最終回答に。

小さな窓から見える世界が
その男の全てだった

結果は4位。偏差値67.91。得票数19。
まさかの一桁順位回答3連発
流石に予選結果が楽しみでした。



予選結果

一桁順位での決勝進出。
前回の入賞自慢記事での進出順位には劣りますが、それでも十分1位を狙える位置。
気を引き締めて決勝のお題が表示されるのを待ちます。


決勝

■回答に至るまで
画像お題です。
メインの登場人物の目線が同じ方を向いているので、そこで何かが起きていることを回答の要素にいれる必要があると思いました。
おそらく大量のドリンク缶をどこかのテーブルに持っていこうとしていますね。
決勝は何となく「難しいことを言ってる回答」(言葉を選ばずに言えば、「センスがありそうな回答」)がウケる傾向にあるなと思ったので、ひとまず画像から想像できる要素を直接言わないようにしようとは決めました。
ただ、正直に言うとあまりいい回答が浮かばずに、今日の成功体験──つまり、「全部~」のフォーマットの魔力に抗えませんでした。
なので、このフォーマットを短い期間で使いまわす覚悟を決めた上で、最後のピースを探します。
大量のドリンクを持って行くシチュエーションとしては間抜けな回答になるだろうということで、最終回答を提出です。

無意味の運び手

結果は71位。偏差値41.08。得票数10(7pt)。
明確にスベりました。
結果からの推測になりますが、1位回答も同じく「間違える」という要素を使っていた上に、「これからドリンクを持っていく」という画像の内容に合致していましたので、上位互換回答に叩き潰された形ですかね。
とりあえず、表彰台メダルの夢は音を立てて崩壊し、後は入賞出来るかどうかを祈るだけです。



最終結果

流石に決勝入りの順位が高かったので余裕を持って入賞。前回の自慢記事と同じ順位──つまり自身最高順位タイとなりました。
ホッと一安心するものの、最近入賞が狙える位置だったのに決勝で大スベりして落選ということがチラホラあるので、「決勝苦手だわ~」などと言い訳するだけではなく真面目に対策が必要ですね。

というわけで、続いては1068回です





第1068回

1問目

■回答に至るまで
お題のシチュエーションが面白いですね。
旅館要素のあるモノを大砲で飛ばすだけでは他と被る危険があるなと思って、大砲が火器であることを使って少し遠いところで回答を作ってみることにしました。

最初に思いついたのは「温泉を沸かす」という回答でしたが、火器そのまま過ぎる大味な回答だと思って不採用としました。
余談ですが、僕の大喜利仲間である鼻くそゴリラくん(日めくり直近ランキング上位1%達成済みの大喜利スト)が、コレ系の回答で一桁順位を取ったので切り捨てたのはかなりもったいなかったですね。
※鼻くそゴリラくんの回答が気になる方は見に行ってあげてください。
 喜ぶと思います。

次に思いついたのは火器としての爆音を使って「PayPayの音を消す」でした。旅館ってPayPay普及率どうなんだろう?という懸念点はありましたが、PayPayの音って僕的には間抜けでちょっと恥ずかしい音だと思ってるので、そこの共感があれば結構点数行くんじゃないかと思ってました。

が、ここで僕の中の悪魔が囁きました
「ダジャレで行け」と。
大砲の要素と引っ掛けたダジャレが作れたので、僕はその悪魔の導きのままに虚ろな目で回答を提出しました。

■回答+結果

資本主義という大海で
開戦の狼煙を

結果は62位。偏差値40.37。得票数6。

最近は決勝進出or数点差での決勝逃しばかりで、かなり安定感が増してきていると自負していたところに、明確に「敗北」の文字が浮かび上がってきました。
実は前日の夜々会当日の昼会に参加していたのですが、どちらも散々な結果に終わったので、また調子を崩してしまったのかな…とかなり落ち込んでしまいました。
とはいえ、残り4問あるのでせめて抗ってみせようと、闘志はそれほど衰えていませんでした。


2問目

■回答に至るまで
めちゃくちゃ幅が広いタイプのお題ですね。
コレ系のお題は、お題のテーマとは関係ない日常の中の「そういうのあるよね」という"フリーのあるある"をやりながら、「もしかしたら本当にそうかも」というお題のキーワードとの絶妙な近さを狙いに行くのがいいと思っています。
キーワードがタイムスリップなので、実際には起きてない→普段絶対にしないこと、で回答しようと決めました。

最終回答の前にもそこそこいい回答を思いついていた記憶はあるのですが、その回答が何だったかは忘れてしまいました。
「実はこんな回答を思いついていたんだぜ」って言い訳ツイート(現:ポスト)にも使えるので、別解のスクショはクセづけておきたいですね。

お時間5秒前に「南原で笑う」という回答を思いつきましたが、流石に変更が間に合いませんでした(ナンチャンごめんね…ネタパレ好きです)。

■回答+結果

魔の手が狙う
今この"刻"を

結果は1位。偏差値81.76。得票数26。
ありがとうナンチャン。
第1067回の1位回答と同じく同率1位の方がいらっしゃいました。
1問目の失敗を一気にひっくり返す大回答。

第1067回の回答のところで「僕は1問目で大当たりするとその後が崩れる傾向がある」という話をさせていただきましたが、逆に前半弱いときは後半大化けするという対になる性質があったりします。それが今回は早めに発動した形ですかね?

ともかく、諦めていた決勝進出の文字が再び輝き始めました。



3問目

■回答に至るまで
実はここ最近、夜会の前に過去のお題で回答を考える時間を作っています。厳密に言えば、過去問で回答を考えた後、実際に出された他者の回答を見た上で、それらと被らない面白い回答を改めて考えるというところまでやっています。
先述した「1問目で大当たりするとその後が崩れる傾向がある」という性質は、元々「前半が弱くて後半が強い」という性質でした。その原因を「1,2問目はまだ大喜利の思考回路を作りきれていない」と仮定して、その克服のために始めた取り組みです。
他の人の回答を見た上で改めて回答を考え直すところまでやっている理由は、実際の夜会でも投票中に他の人の回答に触れることで、「だったらこういう回答もできたかもな」みたいに思うことが多いからですね。

コレを始めてから決勝進出率が上がったり、最低でも1夜会で1つは良回答を出せるようになったりと、僕にとってはかなりいい取り組みになっています。

何故急にこんな話をしたのかと言うと、このお題は過去問大喜利をやっていたときに思いついた回答を使ったからです。他の人の回答を見た上で改めて思いついた回答の方です。汎用性の高い(他のお題でも使えそう)な回答だったので、コレが上手くハマるお題がすぐに来たかも、と少しテンションが上りました。

■回答+結果

考えれば考えるほど
刃は深く刺さっていく

結果は2位。偏差値74.88。得票数21。
惜しくも1票差で1位を逃しましたが、それでも大回答です。
決勝進出どころか、入賞すら狙えるのでは…と気持ちもどんどん上向きに。



4問目

■回答に至るまで
画像の時点でかなり面白いお題ですね。
こういうお題は回答として成立してさえいれば、何言っても面白くなるのが難しいところですね。
実際、投票の時もいろんな回答が面白く見えてどれに入れるかかなり苦労しました。

生物が写っている画像は基本的にセリフで回答するようにしているのですが、「何を言っても面白くなる画像」+「セリフ回答が並ぶ」の2要素が合わさると、同じくらいの面白さの回答が並んでしまい、同じくセリフ回答で攻めた場合に点数の予想がつかない(回答の手応えが分からない)ので、普段とは違う画像の説明で回答する方針にしました。
僕自身画像お題はセリフの方が面白いと思っているので少し低い基準で戦うことになるだろうとは思いましたが、回答の内容さえ面白ければそこそこの点数は取れるだろうという目算です。
思いついた回答はそんなに突飛なものではありませんでしたが、画像自体の面白さがあるのでそこは問題ないという考えで回答提出です。

■回答+結果

知り得ぬ事を
知った意味を

結果23位。偏差値53.0。得票数11。
だいたい狙い通りの点数が取れたので問題なし。
第1668回も前回と同じ部屋状況だったので決勝ボーダーは60前後と踏んでおり、この時点でそこは達成
入賞に向けて予選最終戦で点を稼ぎたいところです。


5問目

また画像か、と驚きました。
状況はよくわからないですけど、要素自体は複雑ではないのでしっかり画像の要素を拾う必要があると思いました。

持ち上げられている人がしっかりと腕を2本伸ばしているので「」という回答が最初に浮かんだのですが、人を文字に見立てる回答は過去に何度か見た記憶があり、自分もそのタイプの回答をして結構スベったことがあるので必死にその考えを振り払いました。

すぐに思い浮かんだのは自分の過去の回答でした。
そこそこ自信があったのにあまりウケなかった回答でしたが「もしかしたらこのお題の方が合ってるかも…」と思い、ヤツを墓から掘り起こしました

■回答+結果

思い出を
未来に変える

結果は22位。偏差値54.73。得票数12。
過去に出したときより少し良い程度の点数でした。
結局この回答自体が自分が思ってる程のパワーは持っていなかったのだと納得できてよかったです。
とはいえ、入賞のための稼ぎとしては十分な点数が入りました。

予選結果

すみません。
第1068回は予選結果のスクショを撮り忘れました。
確か20位台での決勝突入だったと思います。
1位狙うのは流石に厳しいですが、気を抜けば入賞を逃す位置だったので気合は十分です。


決勝

■回答に至るまで
シンプルなお題ながら、面白いシチュエーションが想像しづらいと思ったお題でした。もしかしたら、決勝への苦手意識がそう感じさせていたのかもしれないです。

「バイクの音に負けてる」「聞き返してキレられる」みたいな回答が思いつきましたが、ちょっとありきたり過ぎる気がして色々と考えてみました。

結局あまりいい回答は思いつかず両方の要素を拾った無難な回答せめて入賞だけでも取ろうと思って回答提出です。

この想いは
きっと誰かが届けてくれる

結果は78位。偏差値39.86。得票数8(6pt)。
投票画面で同じことを言ってる回答がパッと見で5個くらいはあったので正直絶望しました。
納得の結果です。
結局前回の決勝と同じ位の成績。前回は6位→18位まで下がったけど、今回は元の順位が低いので同じくらいの点数だった人の数はもっと多い。つまり、順位の下がり幅も大きいのでは…?と、正直生きた心地がしなかったです。

最終結果

何とか耐えました。
際どい入賞安堵する一方。
ダブル入賞したいねと話していた鼻くそゴリラくん(コレの後のスマブラ楽しかったです)が1点差で入賞を逃したことへの悲しさ。
かなり感情を揺さぶられる回となりました。


この記事を、鼻くそゴリラくんへの鎮魂歌-Requiem-とさせていただきます。

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