ヴァージンVS過去・現在・未来 42~スターカッスルショー打ち上げ~
~スターカッスルショーと打ち上げについて5~
さて2日間にわたる「スターカッスルショー」が終わり、いよいよ目黒権之助坂「庄屋」においての打ち上げ会場に移動となります。
本当に権之助坂「庄屋」だったのかどうかは定かではありませんが、なんとなくこうしておく方が納得がいく設定ということで。
総勢30人はいたであろう参加者に対して、庄屋側は座敷2間をぶち抜き宴席を用意してくれました。
当時、飲み放題やコースメニューは無かったような気がしますが、大衆居酒屋の事情通、専門家に聞いてみたい。
まあ今も昔も最初はビールで乾杯は変わらず。しかしジョッキではなく圧倒的に瓶ビールが多かったような気がする。当時ジョッキでビールを飲むのはビアガーデンと相場が決まっていた。のかどうか?
また「チューハイ」はいまだ市民権を獲得しておらず、通常ビールの次は日本酒に移行する。
「チューハイ」はここより遡ること数年前、大衆居酒屋チェーン店のはしり「村さ来」で飲んだのが最初だったような気がします。
そんなことど~でもよいから、早よう宴会芸の核心を述べよという気持ちはわかりますが、私が語りたい宴会芸のシーンは動画にするとほんの15秒×3カットぐらいの尺数なので、あえてついでに当時の大衆居酒屋事情も語っているということです。
事のついでに述べると、当時の20代若者の「飲酒事情」は、家飲み、外飲み半々ぐらいだったような気がします。結構家に友達が来て飲んでいた。一升瓶と乾きもののおつまみとか焼き鳥屋でテイクアウトした串もの等を手土産に。おまけにほぼ全員たばこをモクモクと吸っていたので、こりゃあ健康によろしくなかった。
よく毎日飽きもせず飲んでいたことか、あのままだったら今頃は・・・
あっ、はい宴会芸ですね!そろそろ行きます。
主役は東京おとぼけキャッツのN氏とB氏。(芸の性格上、本名は伏せる方がよろしい)
確か、座敷真ん中のふすまを引幕替わりにして一旦閉める。
その際、向こうの座敷の酔客はこちら側に移動し観客になる。
そして幕が開く。
何やらドラマ「水戸黄門」関連のコントめいたやり取り、B氏が黄門様、N氏が向かって右の助さん役。そして一連のコントが終わり黄門様が客席へ背中を向けふすまが閉まる。
ふすまが開くとB氏はパンツ一丁で後ろ向きに立っている
そしてこっちを向くと・・・
パンツ前面をフンドシのように振り絞り、その両側から〇〇タマがダランと垂れ下がっている。
その垂れ下がった〇〇タマを、N氏が片膝立ちで、汚そうかつ厳かに「割りばし」でつまみ、
「頭が高い、控えおろう、ここにおわす御方をどなたと心得る!この陰嚢が目に入らぬか!」
とのたまう、それもいうなら「この印籠」やろ!!
この「陰嚢割りばしつまみ」の芸はもはやなんとも至高の宴会芸であり、この打ち上げは終生記憶されることとなった。
割りばしでつままれた陰嚢に「へへ~」とひれ伏す一同という図柄。
わたしの拙い文章では現場の空気感を伝えきれない悔しさがあるが仕方がない。
死ぬほど笑った!!今まで生きていて良かった!!と心底思った!!
これを伝えるために長々と「スターカッスルショー」を書いてしまいました。
お付き合いいただき感謝。
今なら警察に通報されるかもやね。
でも宴会芸はさておき、「スターカッスルショー」みたいなの、どこかでまたやりたいね。