パラブーツ つま先ラバー修理
どうもです。
Viragon(ヴァラゴン)と申します。
名古屋市東区で靴修理の店を開いております。
過去のブログを見たい方は下記のリンク先です。
ブログ記事一覧|Viragon 靴修理 (ameblo.jp)
過去のブログは少しずつ当店ホームページへ移植中です。
Instagramもやっておりまして、日々の修理をアップしております。
本日は定休日ではありますが店に出なかて作業をしておりました。
オールソール(靴底交換)が数か月前から沢山のご依頼をいただきまして納期を長めにいただきながらやっておりますが、さすがに一人での作業ではなかなか作業がはかどらず休みの日も、という感じです。
オールソール(靴底交換)、ソールを剥がしてドーンッ!とソールを貼り付けて削って仕上げる、だけではなく製法や靴それぞれに違いがありますし、同じシューメイカーのものでもラスト(木型)が違えば、そしてもっと言えば同じモデル(同じ木型)でも中物の詰め方やコバの削り方、お客さまの履き方の違いにより靴の形は変わってきます。
ですので、それを見極めながら最善の努力をして「元がこうだったんだろうなぁ」なんて考えながら作業をしていると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
「このメイカーの靴、この型だから、こうっ!」とはなかなかいかないものですから時間がかかってしまいます。
お客さまにはご迷惑をおかけしてるのですが、色々勉強しながら楽しく作業させていただいております。
オールソール(靴底交換)の話をしてまいりましが、今回のブログの内容は違います。
Paraboot(パラブーツ)の定番のCHAMBORD(シャンボード)です。
つま先の減りをラバーにて補修です。
以前の(パラブーツ)のブログと同じお客さまからのご依頼です。
前回はご提案してソール凸部の減りも修理のご提案をしたのですが凹部分だけで良いとの事でしたのでそのように施術いたしました。
今回も凸部の減りも行けますよ!とのことをお伝えしましたら、「お任せするよ」との事でした。
「お任せ」、のありがたみ、ただただ感謝です。
トいう事で、つま先の凸部分のところ補修いたしました。
凸部分の修理方法としては2種類修理方法としてはあります。
その前に一点前提としてお伝えしておきます。
接着剤を使用した場合、必ずいってもいいほど剥がれます。
その例として、素材、使用環境、保管環境、剝がれやすい使い方(負荷)、接着の仕方等により剥がれます。
そういえば先日もハーフラバーが剥がれてとの事で問合せがありました。
それは接着の仕方が悪かったのが原因でした。(当店で背施術したものではないですが)
ですので、剥がれるのは色々原因はございますので剥がれた場合は先ず、原因を聞かれることが良いです。
という事で今回の修理方法として、
①まず、凹部分を補修した後に凸部分を作製し後から凸部分を接着。
凸部分の形を作製してから取り付けるので見栄えが綺麗に仕上がるが、接着箇所が2箇所(凹部分、凸部分)になるので剥がれる可能性が2箇所になる。
②一つの分厚いゴムを接着してその後に凸部分を削りだす。
接着箇所が1箇所(凸部分を残し削りだす)ので剥がれる可能性が1箇所になるが、一つのゴムから削りだすので綺麗に仕上がりにくい。
というのがございます。
で、今回は②の方で修理しております。
見た目よりも剥がれにくさ重視で。
左右で減り方は違いますので修理する(取り付ける)ゴムの角度は変わります。
前回別のシャンボードを修理しておりますので今回のを見ていただきまして「おおぉ~」というお言葉をいただきました!
ありがたいです!
こんな感じです!
以上です!
Instagram、Twitter、Facebookもやっておりますのでどうぞよろしくお願いします。
おわり
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