カミングアウト、再び

以前の記事の「カミングアウトしたはなし」で書いた職場の副店長が異動して半年経った頃に、新しく異動してきた男性の副店長を少しの間で好きになってしまい、どんどん好きになっていってモヤモヤフワフワ….

2回くらいちょっとしたことで注意されただけで泣いてしまうくらいナイーブになってしまい、どうしようと思ったそんなある日、カミングアウトしようと思い立ってまたお手紙を書いたのです。

副店長への気持ちと自分のセクシュアリティを織り交ぜて本気になって書きました。どうぞご笑覧ください。

お疲れ様です。突然のお手紙失礼致します。ご迷惑であることは重々承知しているのですが、個人的にどうしてもお伝えしないと不安で身が持たない事情があり一筆執らせていただきました。
 
(現在の副店長)は左利きが居るのと同じように存在するLGBTQ+についてはご存じでしょうか?ご不快であるようならばこの先を読むことを無理なさらないでください。
 
これは最近になって気付いたことなのですが、僕は4月に○○店から異動された(前の副店長)に続いて、(現在の副店長)に対して恋愛感情を持ってしまいました。
 
好きになった人が連続して同性であるという紛れもない事実があり、僕の恋愛対象は男性であると確信したのです。学生の時にはどんな人を好きになるのか全く気付いていませんでした。
 
男性が男性を好きになる人のことを一般的にはゲイと呼ばれますが、僕は名前をあえて付けません。
 
僕の場合ですが、好きになったら付き合いたいとかそういう気持ちは一切なく、「この人がいるから頑張れる」「この人の背中を追いたい」という感じです。好きだなと思って見ているだけで十分なのです。「推し」とか「メンター」という言い方をするかもしれません。 

また、男性を好きになるということを社会人になって最初にお伝えしたのは昔居た男性社員さんでしたし、(複数人の職場内でカミングアウト済みの人々)にも伝えているのですが、こうしてどんな人を好きになるのかについての恋愛指向をオープンにすることはとても抵抗があります。
 
仕事の指示を出してもらえなくなったり、相手にされなくなるのではないかではないかという恐怖があります。

どうかこれまでと変わらずいつも通りご指導ご教鞭いただけるとありがたいです。

こうしてカミングアウトしたのですが、新しく異動してきた副店長の答えは「気持ちは受け取れない」でした。ちょっと寂しいと思いつつ、それ以上は言わないようにしようと思いました。

その後すぐにお仕事に関する有益なアドバイスを頂いたので、これは気を使わせてしまったのかなと思っています。
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また、その前にも現在の職場での勤続年数が長い社員さんにもお手紙を渡したのですが、Facebookで繋がっていたのを忘れていて、僕のことは知っていたという小話もあります。

noteをやっていなかったらお手紙なんて書けなかったと思います。

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みよし
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