誰が名付けたのかな?尺八って。
みなさん、こんにちは!お元気ですか?
倍音音楽家でヨガや瞑想も教えている地無し尺八演奏家の青山雅明です。(自己紹介長いなー)
いよいよ4日連続、記事書いてます。えらい!自分で自分を褒めてあげます。
なぜ自分で自分を褒めながら毎日発信しているかというと、地無し尺八の魅力を世界に拡めたいからですね。あと人に教える感じで自分もちゃっかり学びたいからですね。
というわけで、尺八について共に学びましょう!
尺八って名前はどこからきたの?って事ですね。その音色とルーツから『虚無笛』とか『禅笛』とかカッコよい名前になっても良さそうですがなぜに『尺八』?
またこの『尺八』という名前の由来もはっきりしてなくて、一番よく使う長さが「一尺八寸」だったからでそれを業界用語みたいに略して『尺八』になったという説が有力みたいですね。
「長さ由来かい!」とちょっとずっこけますよね。今で言えば「54センチ」とかですからね。略して『五四!』みたいな事ですからね。
この説の出どころは古代中国にまでさかのぼり、「唐」の時代「呂才」(りょさい)という人によって尺八が十二律に作られたとされる資料「旧唐書」というものによると、当時一番よく使われていた中国音階「黄鐘調」を基音とした長さの縦笛がちょうど「一尺八寸」だったためそれが略された、と言われているそうです。
わかりましたか?僕はおぼろげになんとなくわかった感じがします。
もう一つの説は。音という意味のラテン語ツーバ(tuba)や管という意味のラテン語(tube)、その語源となった脛骨を意味するヅィービア(tibia)古代インドの楽器のサンスクリット語(truya)という言葉が、古代中国へ縦笛と共に伝わり、チーパー(chiba)と呼ばれて「尺八」という漢字が当てられ他のではないか?という説です。
個人的には僕はこちらの説が好きです!
笛のルーツは骨だったという通説があるそうです。
クロマニヨン人とかネアンデルタール人とかの古代人が狩りをしてとらえた獲物の骨をしゃぶったりしているうちに、ピューと音が出てそれが骨の笛になったのが、笛のルーツだと。
(※骨笛、なかなか生々しいですな)
そう考えると、笛を吹きその音を楽しむ行為というのはDNA刻み込まれた根源的なものなのかも知れませんね。
わかりましたか?僕はこっちの説は超わかりやすかったです!
青弓社『丸ごと尺八の本』葛山玄海先生著から、色々と教えて頂きました。玄海先生、ありがとうございます!
中国の骨笛ですかね。こんな感じの音色だったのかな。
素敵な音色!そして素敵な方が吹いています。