【ライブレポ】一夜限りの超プレミアムライブ 【コブクロ】
こんにちは、vionです。
先日は"ALL SEASONS"のライブレポを投稿させていただきましたが、大変たくさんの方に読んでいただき、本当にありがとうございました。
元々私はあまり投稿頻度が高くない方なので、こんな短期間で投稿するというのはちょっと不思議な感覚ですが、今回もどうぞお付き合いいただけると嬉しいです。
さて、この記事は3月20日にリリースされたベストアルバム「ALL SEASONS BEST」に封入されているシリアルコードで応募する特典のうち、A賞にあたる一夜限りの"超プレミアムLIVE"のレポとなります。
皆様におかれましては、ライブ、イラスト、目覚まし時計、どれに応募されましたか?
個人的にはA賞とC賞の間で悩んではいたんですが、せっかくならということで購入した2口ともプレミアムライブに懸けることに。
そしてありがたいことに機会をいただき、今回参加することができました。
ですが何口も申し込んだのに涙を呑んだ方も多かったと思うので、そういった方にも現地の熱量や興奮を少しでも伝えることができれば幸いです。
では、恒例のセットリスト予想をしていきましょう。
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(この部分はライブに参加する前の4/26の自分が書いています。セットリストを踏まえて見ると「コイツ何言ってんだ」状態ですが、温かい目で見守ってください。)
さて、恒例のセットリスト予想ですが、今回のライブは2パターン考えられます。
というのも、
① 「1stワンマンライブ」がコンセプト
② 「ALL SEASONS BEST」がコンセプト という2パターンです。
①であれば、当時のフルのセットリストはさすがに残っていないので想像になりますが、ライブを開催した2000年3月までに制作された楽曲が中心になりそうです。
では、2000年3月までにどんな楽曲が作られたのかというと
うん、多すぎない??
この人たち結成から2年くらいで何曲作ってるんですか。もしこの中オンリーの選出とかだったら、ぶっ倒れるかも。
個人的には『虹の真下』『向かい風』が聴きたいです。
『虹の真下』はOTOツアー 京セラドーム大阪公演 1日目で聴いたことがありますが、『向かい風』はATBツアーの日替わりにも巡りあえず…なので初めて聴けたらいいなぁ…なんて思っています。
続いて②のパターンだと、4/8、4/18に開催された「FANSITE MEMBER EXCLUSIVE LIVE "ALL SEASONS"」の後なので、ここで歌われなかった曲たちが選ばれることもありそうです。
また今回はアルバムを購入していれば申し込めるライブなので、あまりコブクロに詳しくないという方が申し込んで当選…という可能性も考えられます(ファン以外このアルバム買うんですかという質問は禁止です)。そうなった際に、あまりコアなセットリストはどうなのかという話もあります。
最後に①+②というパターン。実際に"ALL SEASONS"はアルバム一辺倒ではなく、25周年の歴史を感じさせる部分も織り交ぜてあったので、こちらが有力かもしれませんね。
ということで、最終結論はこちら。
ではここからは、ライブを経験した私に交代してお届けします。
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さて、いよいよ4月27日当日です。
ライブ前日はワクワクドキドキで眠れなくなる小学生タイプなんですが、この日もまぁほぼ眠らずでしたね。
いつものバスに数時間ゴトゴト揺られ、もう何度来たか分からない大阪駅に到着。今回は初めて行く会場だったので、お昼ご飯を食べる前に軽く下見に。
駅からは10分程度で行ける距離なんですが、段々会場が近づくにつれて見慣れない服装の方だったり、歩きタバコだったり、少しずつ治安が…(笑)
会場の前にはスタッフさんも居たので、迷惑にならないようささっと写真だけ取って一度退散しました。
結局ライブ間際になると悠長に写真を撮る時間が無かったので、この時に撮影したのは正解でした。というのも、会場前の道路がかなり狭く、車一台が通るとほとんど道が塞がれてしまうくらいほどで、集合時間までの待機も大変なほどでした。
昼食を済ませて会場付近へ向かうと、チラホラお仲間だろうなぁという方たちが。ただ会場前は集合時間になるまで近づけない様子で、私は整理番号が遅めで開演15分前に集合だったので、時間まで周辺の商店街を歩き回っていたんですが、まぁ声がかかるかかる。
弱そうに見えるのかセクシーな女性たちに死ぬほどキャッチをくらいましたが、この後のライブに勝るものなどない無敵な私は難なく突破して到着。
ライブハウスなのでさすがに入場にはドリンク代が要るのかなと思ってたんですが、特に求められることなくそのまま入場できました。
会場内に入ると既に『桜』、『DOOR』、『轍』などインディーズ時代のアルバム音源がBGMとしてかけられていたんですが、それにしても集中できないほどステージとの距離が近い。
大体会場の真ん中くらいに陣取ってたんですが、それでもアリーナの1列目より断然近いんですよね。まだ何にも始まってないのに泣きそうになっちゃった。
そして開演時間の15時を少し過ぎた頃、BGMが止まると「ジャーン、、、」とアコースティックギターの音が響き始めるんですが、この時音は鳴っているもののステージ上には誰も登場しておらず、会場の皆に?マークが浮かび始めたころに後方から悲鳴が。
なんと先程私たちが入場してきた入り口から登場してきたのです。そこから左側をぐるっと回ってステージへ。この時点で会場の熱気は最高潮に。
M1. Bye Bye Oh! Dear My Lover
今日の会場であるumeda TRADが到底500人とは思えない大歓声に包まれるなか、開幕はインディーズ2枚目のアルバム「Root of my mind」より『Bye Bye Oh! Dear My Lover』。
2019年のATBツアーや2023年に開催されたflumpoolとの対バンライブなど、インディーズ時代を象徴する楽曲の一つとしてこれまでも度々演奏されてきたものの、ギター1本での披露はなかなか貴重です。
この時「うおおおおおお!ギター1本初めて聴く!!!!」と勝手に高まっていたんですが、よくよく考えたらONE TIMES ONEツアーの広島公演でガッツリ聴いてるっていうね。
まぁまぁまぁ、このまま〇〇年ぶりなんですよ!と知ったかぶりでひけらかさなかっただけよしとしましょう。
この曲を始め、『ボクノイバショ』、『向かい風』、『朝顔』などなど、寂しさや悲しさを感じるリリックと対照的に、メロディは明るく柔らかな印象を受ける楽曲がコブクロ黎明期には多いんですが、こういう曲からしか得られない栄養があるんですよね。
多分今だったら同じテーマで楽曲を作っても、重厚なバラードになったり、もっとアップテンポな感じになったりで、こういう雰囲気にはなかなかならないんじゃないかなと思うんですよね。
1曲目が終わると拍手の音量がとにかく凄い。去年のENVELOPツアー初日のフェニーチェ堺でも似たような感覚を感じましたが、それに勝るくらいでしたね。
それもそのはず、ここに居るのは今日という日をこれでもかと待ちわびた500人ですし、きっと参加したくても叶わなかった人の想いも両手に乗っていたと思います。
M2. 轍
1曲目の興奮冷めやらぬまま2曲目『轍』へ。
こちらもアルバム「Root of my mind」からの選曲となり、ライブでは聴く機会も多い曲ですが、ギター1本での演奏は貴重な機会です。
間奏のギターソロはミュート気味のアレンジがされた特別バージョンを堪能し、最後は大合唱。この時の声量もまた凄まじく、オーディエンスの熱量が伝わったのかどこか嬉しそうな2人を見ながら、きっと24年前のライブもこんな感じだったんだろうなと思いました。
このフレーズを歌う黒田さん見てたら泣けちゃった~~~~~。
ようやくこの場所に帰ってこれたんだね~~と思うとね……。
最後にはギターをかき鳴らしながら、「まるでストリートライブじゃ~~!」と吠える小渕さん。
「ということは、、、アレいってもいいですか!のっけから声出してもらってもいいですか~~!!」という煽りで始まったのは、まさに"ストリート魂"を象徴する楽曲。
M3. ストリートのテーマ
イントロはギター1本だと同じフレーズを繰り返すので間延びしたのか、「いつもだったらこの辺で福ちゃんのギターがギューンって入ってくるんやけど…。」とおどけて場を盛り上げる小渕さん。
それが災いしたかは不明ですが、いざ1番が始まると、「学校じゃまた仮面被ってるサルたちの う*☆@¥%~」と大クラッシュ。
一瞬小渕さんの方をバッと振り返った黒田さんも、すぐさまメロディに合わせて「小渕が間違えた~♪」とイジる。
これをノータイムでできるのは流石よね。
するとしれっと何事もなかったかのように、「あの歌いってもいいですか~!!」と数十秒前に聞いたセリフを口にする小渕さん。気を取り直しての2回目はイントロが巻きで半分に割愛され、これで安心、、、、のはずでしたが、2回目もまさかの失敗。
推測ですけど、小渕さんは1回目自分が間違えたって気づいてなかったんじゃないかな、、、?
本来なら「薄っぺらな言葉で~」と続くはずでしたが、2番の「裏返しの言葉で~」にいっちゃったって感じかな?
恒例のコール&レスポンスはいつものフレーズに加えて、「今でこそこんなに歌ってくれるけど、当時のお客さんは少なくて、でも今日と同じくらいのテンションで歌ってた。例えお客さんの数が5人でも、500人でも、5000人でも、50000人でも僕らはあなたの為に歌うのです」といった熱のこもったメッセージを伝えてくれました。
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MC
ということで、大盛況のうちにオープニングブロックが終了し、MCへ。
色々話してくれたとは思うんですが、覚えていない部分はカットするのでそこはXでレポされている方に託します。
ここからは愛すべきバンドを呼びますということで、福ちゃん(Gt.)、よっしーさん(Key.)、カースケさん(Dr.)、種ちゃん(Ba.)が登場。
"ALL SEASONS"からは寛雄さんが抜け、種子田さんが入る形となり、最近では珍しいのはラムジーさん(Perc.)が居ないところでしょうか。
「ALL TIME BEST」の映像で確認したところ、2000年3月4日の初ワンマンライブもサポートメンバーが同じパートの4人でしたので、そこに寄せてくれたんだと思います。
「2000年の3月4日に、約3500円のチケットを手売りした初ライブがここでした。そこからIMPホール、Zepp Osaka、厚生年金会館(現オリックス劇場)と1年の間にやっていくきっかけがこのバナナホールでした。その時はまだバンドメンバーというのも居なくて、大阪の音楽学校の先生が楽曲を覚えてくれて、初ライブを迎えました。」
「すごく思い入れのあるステージですが、ここは閉館し、歴史が終わっていくというギリギリにコブクロ、間に合いました。今日は最後まで楽しんでいってください!!」
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M4. LOVE
ここからはバンドを交えての『LOVE』、「Root of my mind」からのチョイスが続きます。前回披露はATBツアーの京セラドーム大阪公演1日目ということで、少し期間が空きましたね。
ATBツアーでは日替わりとして度々歌われた楽曲ですが、バンドバージョンでの披露はかなり久々で、おそらくファンフェスタ2005ぶりだと思います。
もうこれ聴けただけで元取れた感ありますよね。
前述しましたが、インディーズ時代のラブソング好き好き侍なのでここで栄養補給も兼ねました。
M5. 桜
さらに畳み掛けるように『Root of my mind』よりコブクロの原点である『桜』。イントロで拍手が起こりました。
この辺でようやく気付きましたが、初ワンマンライブの際に「Root of my mind」のジャケ違いである「桜 -BANANA HALL Limited Edition-」をリリースしたから、同アルバム収録曲中心のセットリストになってるんですね。
この言葉を安易に使うのは負けな気がするんですが、流石にエモい。
あと印象に残ったのはカースケさんのドラム。ENVELOPツアーでは人生で初めてドラムで泣くという体験をしたことが記憶に新しいですが(詳しくはレポ参照)、今回は楽器との距離が近いのでズンズン内臓に響くのを感じました。アリーナクラスになると、どうしてもスピーカーを通すことになるので、ちょっと音の感じ方が違うんですよね。
ギターのみだったり、バンドだったり様々な編成で披露されますが、個人的にはギター1本だとストリート時代の空気感が詰まった、どこか繊細さを感じるまだ芽吹いたばかりの「桜」という感じ。
バンドだと成熟して太々と育った幹から枝葉が生い茂り、ドクドクと鼓動が波打つのが感じられるような大木に育った「桜」という感じ。
当時、『桜』をバンドで披露していたとしても、きっと今のような形にはなっていない。24年経った今だからこそ、ある種完成した『桜』を持って戻ってきてくれた。
そして「間に合った」って言い方がずるいよね。ほんと間に合ってくれてありがとう。
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MC
「初ワンマンライブの頃は『桜』を歌いだして1、2年が経って、「このままで大丈夫なのかな?」って思いだしたけど、5年経っても、6年経っても歌ってた。それで7年経った頃に、ちょっとメジャーで出してみるかってリリースをした時に、たくさんの方に届くきっかけになった大切なアルバムがあるんです。
それは『NAMELESS WORLD』。
『桜』の「名もない花には…」から付けたタイトルにしてアルバムをリリースしたけど、路上をやってた頃の気持ちを忘れたくなかった。照り返す橋の上や、お客さんが全然居なくて余ったチラシが風でパタパタ揺れているのを見ながら歌うんだけど、「場所が悪かったんだ」といって日差しの無い方にずれて、歌う。「今日はここ違うな」といって場所を変えて歌う。昼から歌って、夕方の5~6時くらいにようやく一人の少年が来てくれて、チラシを持って行ってくれる喜びっていうのを今でも忘れていないんです。その景色を歌った歌を、今日この旧バナナホールで歌えるというのはとても意味がある気がします。」
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M6. Flag
この曲の前のMCが余りにも良すぎて既に泣いてました。「こんなこと言ってたよな…。」って再現したいんですけど、自分で文字にするとなんか違う感じがするんですよね~~~~。ここはぜひKOBUKUROAD 8で(?)。
前回披露は2018年のONE TIMES ONEツアー 埼玉公演以来7年弱ぶりとなります。
そして、今回のライブで新曲の『RAISE THE ANCHOR』を除くと、唯一メジャーデビュー後に制作された楽曲となります。
この曲には「ボロボロのスニーカー」や「こびりついたガム」、「雨漏りワゴン車」のように文字だけ見るとマイナスな名詞が登場するのが印象的で、当時のストリートの環境の過酷さを物語っているように感じるんですが、2人はエピソードトークでもよく話してくれるように、それさえも誇りに思ってるんだなというところが伝わってくる歌でもあります。
本来Bメロは小渕さんパートですが、今回は黒田さんメインで小渕さんがハモリに回る形に。『蕾』や『風見鶏』は完全に黒田さんパートに置き換わっていましたが、こうした形は多分初めてかな?
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MC
「この歌を作った前後くらいの頃は、「このままでいいのかな?」という迷いと不安があって、昔から応援してくれているファンの方の声と、新しく聴いてくれる人の声と、自分たちの心の中の声とあって、どれを指針にしていいのかわからなくなる時もあったんですよね。でもその時にミノスケ会長は僕らに会う度に、決して「こうした方がいい」とは言わずに、「最近どうや?」と必ず聞いてくれていました。そうしたらある時に、僕がふと素直に答えが出なかった時があって、黒田もそうだったんです。
会長は「ずっと登れる山があるか、必ず下るんや。そして下るから次の山が見つかるんやろが。また絶対登りたい山が見つかるから、色んな経験をせい。」って言ってくれて。その時に見えた大きな大きな旗を歌にしたのがこの『Flag』です。」
個人的に今回の話を聞いて連想した楽曲が『STRAIGHT』でした。コブクロは2003年にこの曲の名を冠したアルバムのリリースを境にセルフプロデュースへと舵を切ることとなり、歌詞は当時の苦しみが滲み出ている部分があって、この曲を初めて聴いた時は、既に売れた状態で出会った私にとってはあまりに衝撃でした。
2001年に『YELL~エール~』でメジャーデビューし、2005年に『ここにしか咲かない花』がヒットするまでの4年は、この時期以降に出会った私からするとそこまで長くないように感じますが、2人にとって想像以上に辛い時間だったのだろうと思います。
『Flag』を作ったのが2005年4月で、『ここにしか咲かない花』の大ヒットがこの直後ということで、同時期に制作された『待夢磨心-タイムマシン-』にもこの時期ならではの空気感を感じますよね。
(会長の話はCALLINGのツアーブックで同じようなことを言っていたなと思い、参考にしています。)
この後は黒田さんが京都の山の上で取り残された話や小渕さんが売れないギタリストと勘違いされた話などかなり面白い話がありましたが、続きは円盤で。
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M7. Moon Light Party!!
ライブの終盤は『Moon Light Party!!』から。こちらは2023年3月に開催された「KOBUKURO AND THE FAMILY TONE」でのアレンジバージョンでの披露でした。
何度か「Hey!」の部分を練習するのが定番ですが、今回は精鋭たちが集うライブということもありいきなりぶっつけ本番。
ここまでインディーズを彷彿とさせるライブなら、元のアレンジでも良かったのでは?と思わなくもないんですが、やっぱりアレンジバージョンの方がより盛り上がる印象ですね。
サビや間奏で煽られる縦ノリの部分が、ライブハウスという会場の狭さとのマリアージュが最高でした。
M8. 神風
続いて『神風』。先程の『Moon Light Party!!』と同様、インディーズ3rdアルバム「ANSWER」からの選曲となります。
ライブでは定番曲でありながら、Bメロの変則手拍子や「Wow!」、「ハートの形の…」など初心者殺しが随所に散りばめられている楽曲なんですが、この日の練度は流石でしたね。
M9. RAISE THE ANCHOR
本日のメモリアルライブを締めくくるのは結成25周年アニバーサリーソング『RAISE THE ANCHOR』。
曲前のMCは"ALL SEASONS" 大阪公演でも同じような感じでしたし、きっと東京でも同様だったと思うので割愛します。
生で聴くのは2度目ですが、初披露の"ALL SEASONS" 大阪公演から東京公演を経て、早くも曲がすくすくと育ってきてますよね。
早く小渕さんにはブログで歌詞を公開してほしいんですが、個人的に1番Aメロが大好きなので、2行目がだいぶ怪しいですが置いておきます。
最後のフレーズは『晴々』同様、拳を突き上げて大合唱。
ATBツアーの『晴々』では、何公演も参加してるのに何で毎回泣いてるんだ状態でしたが、私は今年のツアーでも同じことになるでしょうね。だってもう泣いてますもん。自分でもこの涙もろさは驚きなんですが、こういうのにはほんと弱いんです…。
M10. Flag(2回目)
『RAISE THE ANCHOR』が終わり、ライブも幕引きかと思いきやスタッフと何やら相談する黒田さん。その後小渕さんにもそれは伝えられ、『Flag』で機材トラブルがあったとのことでもう一度演奏し直すことに。
既に終演用BGMとして『ココロの羽』がかかっていましたし、ただでさえ冒頭の時点で20分押していたので完全に予定外のことだったと思いますが、バンドメンバーもスタッフさんもササっと準備を終え、延長戦へ。
思い返してもトラブルらしいトラブルは特に感じませんでしたし、もしかすると演者側しか分からなかったことなのかもしれませんが、個人的には黒田さんの優しい嘘だったのかなと解釈しています。
その後の「こんな狭いとこでなかなか出来ないから」、「一回で仕留めきれずにごめんね」などの言葉を聞くと、黒田さん的に納得のいかない部分があって、もう一度やろうと思ってくれたんじゃないかな……と。
これ、凄かったねぇ…。
決して1回目が悪かったわけではないですが、哀愁漂うAメロ、Bメロのハーモニー、溜めが爆発するサビとどこをとっても格段に良くなっていたと思います。
先程長々と『Flag』という楽曲について語りましたが、偶然という形でもそういうバックボーンをもつ楽曲が最後になったのも運命的な何かを感じました。
あ、さっき言い忘れましたが、歌詞の最後が「Guitar Case」と「きたっけ」でかかっているの重要なポイントです。
ということで、終演予定時刻を30分ほど過ぎたあたりでライブは終了。今回も撮影していいとのことで、もうこれでもかというくらい撮ってやりましたよ(何自慢?)。
実はこの後の撮影タイム終了後、内密で…というお達しがあったので詳細は省きますが、5月に70歳の誕生日を迎えるミノスケ会長のお祝いを皆でしたりとまたひと盛り上がりがありました。
そこが映像に収録されるかは微妙なところですが、会長が挨拶されるところなんかもあるので、ぜひ何らかの形で見れるようになるといいなと思っています。
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総括
感想は一つだけです。
えっ、これ無料で見ていいんですか!?
というのが全てです。
まぁ厳密に言えばアルバム2枚分かかっているので、普段のライブ代とトントンなんですが、こんな距離で観れることなんてないですからね。
セットリスト的には、ここまで「ALL SEASONS BEST」要素を排除してくるとは思いませんでした。
それにしても「Root of my mind」コンセプトとはね…。考えが及ばなかった~~~!!
でもセトリ予想の、ギター1本とか惜しい部分はあった!……よね…?
収録曲のうち、今回やらなかったのは『2人』、『DOOR』、『赤い糸』の3曲ですが、『DOOR』はENVELOPツアー、他2曲は"ALL SEASONS"で披露したことも考慮してくれたのかと思います。
前回の"ALL SEASONS"が17曲で約12000字ということで、今回のライブは10曲で一体何字になるんだろうと思っていたんですが、なんとここまでで既に10000字を超えています。
あれ???
個人的次回のライブは来週のごぶごぶフェスです。
持ち時間はそれほど多くないと思うので、レポを投稿するかどうかは微妙なところです。ただセトリや印象的だった部分はXの方でポストすると思うので、そちらをチェックしていただけると幸いです。
それでは、ここまで読んでいただき大変感謝です。
またライブで会いましょう!!!!
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