【コブクロ】GLORY DAYSツアーを振り返ろう!
皆様こんにちは、vionと申します。
10月から始まったツアーも、遂に先日福岡でファイナルを迎え、全11公演無事に終了しましたね。
GLORY DAYSというツアータイトルに2人が込めたどんな想いを込め、そして16曲は一体どのように選ばれたのか、きっと参加された方それぞれが思いを馳せたことでしょう。
さて、皆様はGLORY DAYSツアーに参加されていかがでしたか?
満足した方も居れば、きっと消化不良だった方も居ることでしょう。
そこで、本記事では私が今回のツアーに参加してみて、感じたことなどをまとめていこうと思います。気になった部分は正直に書いていますが、ただの一ファンの意見として捉えていただけると幸いです(どうしても苦手な方はごめんなさい)。
(12/30 追記)
書き終わってみるとなんと約8500字!めっちゃ簡潔だぁ…。
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・開催地
まずは、ツアー開催地について触れていきましょう。
これはツアー発表当初、特に東北や北海道に住まわれている方は不満に思われた方も少なくないと思います。
かなり西よりになっており、東日本は名古屋と埼玉しかありません。黒田さんが出演したラジオでは、会場の争奪戦が…なんて話もありましたが、おそらくは集客の見込みが高い会場を中心に選んだということでもあるでしょう。
今回はアリーナツアーということなので、もし東北や北海道で公演を行う場合、真駒内のセキスイハイムアイスアリーナや仙台のセキスイハイムスーパーアリーナを使用することになります。
しかしコブクロが最後に同会場を使用したのは、札幌は2016年のTIMELESS WORLDツアー、仙台は2015年の奇跡ツアーです。以降はそれぞれニトリ文化ホール(閉館に伴い、ATBツアーよりhitaruを使用)、サンプラザホールに規模が縮小しています。
同じアリーナツアーである2018年のONE TIMES ONEツアー、20周年を記念した2019年のATBツアーでも使用しなかったことを考慮すると、今後もアリーナツアーでは東北、北海道が飛ばされるという状態は続くと思います。
そして今回のツアーを経て、今後は今回と同様の規模でアリーナツアーを行うのは少し厳しいなと感じました。
名古屋初日、広島2日目のように空席が目立つ公演があったり、埼玉公演では400レベルのスタンドを使用しなかったりと過去に類を見ないほど集客に苦戦していました。
完売したのは大阪両日と、埼玉1日目、広島1日目のみ。もちろんコロナとの付き合い方を考えていくうえで、まだ参加を見送っているという方も居るでしょうが、それを加味しても埼玉、名古屋、広島はダウンサイズまたは、2DAYSを止めて1DAYのみにするようになる可能性があるでしょう。
これは例の報道によるファン数の減少、それに伴う露出の低下、遠征して複数公演に参加する人が減った、など様々な要因が考えられますが、今後それが回復するかといわれると、少々難しいと思います。
来年以降ももちろんツアーは行われるでしょうが、来る結成25周年を記念するツアーでも、ATBツアーのような規模で周るのは難しいんじゃないかな…。
ただ、正直良かった面もあったと思っていて。「広島がよかったから福岡も!」と思ったら当日券なりで行く事ができるというのは、不確定のトレードに懸ける必要もないのでより遠征しやすくなると思うんですよね。その分儲けも出ないわけなので、一人でも多くの人が参加してくれる方がいいことに代わりはないですが。
・セットリストについて
今回のセットリスト、皆さん的にはいかがだったでしょうか。
個人的にはかなり良かったと感じています。『流星』、『YELL~エール~』など新規ファンにも優しいヒット曲から、『恋心』、『あの太陽…』のようにコアなファン層に刺さる曲までバランスよく盛り込まれていますし、また既存曲にもいくつかアレンジが施され、新曲かのような新鮮さで楽しむことができました。
少し不満があるとすれば、曲数ですかね。
2019年のATBツアーが19曲、昨年のStar madeツアーが17曲ということで、年々少しずつ減っていっています。
おそらくアンコールまでのパフォーマンスの質を保つためなのでしょうがないとは思うのですが、段々とチケット代が上がっていっている状況としては、もう1曲くらいは欲しいなと感じました。
さて、それでは順を追ってセットリストを振り返っていきましょう。
開幕
3年ぶりのアリーナツアー、幕開けを飾ったのは新曲『Mr.GLORY』でした。軽快なテンポに乗せ、なかなか会えなかった日々の鬱屈とした感情からこれから訪れる新たな時代を感じさせる前向きなメッセージまで、この数年間の小渕さんの"想い"が凝縮された1曲だったと思います。
『今、咲き誇る花たちよ』を2曲目にもってきたのも、かなり意思を感じるところです。
今回、私が一番響いたのはこのフレーズでした。現代でずっと幸せに過ごすのってすごく難しくないですか?でも日々押し寄せる辛い時や苦しい時を乗り越えたから、今を生きることができていているわけで。押しつぶされてしまいそうになる時もあるわけですが、きっと未来では笑える日が来るよと肯定してくれているような気持ちになりました。
開幕の2曲は、徐々に会場のギアを上げていくとともに、"GLORY DAYS"がどういうツアーなのかという指針を示してくれたのではないでしょうか。
『流星』はツアーではかなりの頻度で選出される楽曲ですが、今回は後に控える楽曲の強烈なフックになったと思います。"GLORY DAYS"の世界観に一気に没入させてくれましたね。
ただ、『今、咲き誇る花たちよ』と『流星』は小渕さんの不安定さが顕著に表れてしまう楽曲でもあり、その日のコンディションにかなり影響されていた印象です。私が参加したなかでは、名古屋2日目、広島2日目と福岡FINALはかなり安定していて、その分完成度も凄まじかったです。
続いて、聴きなれないイントロから始まった『ベテルギウス』。ベース 山口寛雄さんによるアレンジが施されたもので、原曲からさらにロックテイストが増し、盛り上がりブロックに放り込まれても遜色ないくらいでした。福岡FINALは小渕さんの勢いが凄すぎて、黒田さんをも呑み込んでしまうんじゃないかと錯覚するくらい声が出ていたのが印象的でした。
そして、このブロックを締めたのは、今ツアーでは唯一最新アルバムからセレクトされた『Always (laughing with you.)』。『Star made』収録曲から『Star Song』や『卒業』ではなく、この曲をもってきたところが"ガチ"だなと思いましたね。
去年 Star madeツアーに参加された方のなかには同じように感じられた方も居るかもしれませんが、アンコールの最後にこの曲を聴いた時、すごく寂しかったんですよね。
『STAGE』は客席とレスポンスを交わしながらの大合唱、『ANSWER』は45000人に囲まれながら、20年の歩みを噛み締めた。この曲も、そんな曲達に肩を並べるはずなのに、生で聴いたのはごくわずかな人たちだけ。
タイミングに恵まれなかったことがめっちゃ寂しかったし、悔しかったんですよね。でも、今回はもっと、もっと多くの人たちに見守られてこの曲が歌えた。その分福岡FINALの光景はすごく感動的で、終盤は涙でほとんど前が見えませんでした。12月11日、マリンメッセ福岡で一年越しにようやくStar madeツアーが完結したのだなと感じました。
着席後のトップバッターは『恋心』。ツアーで歌われるのは日替わりを除くと09年のCALLINGツアー以来ということで、なんと13年ぶり。13年前とかまだ小学生ですけど。
個人的に『恋心』はすごく思い入れが強い楽曲で、歌詞の少しなよっとした主人公に自分を重ねたり、勇気をもらったり…。聴いている時、脳裏には様々な思い出がフラッシュバックしてきて、マスクの下がぐちゃぐちゃになりました。
『ベテルギウス』もそうなんですが、私小渕さんがCメロを担当する曲に相当弱くって……!まじで声出しアリだったら叫んでたかも(やめろ)。
会場がしっとりとした雰囲気に包まれた中、どこか宇宙を感じさせる幻想的なSEとともに繰り出される『恋愛観測』。2011年の"あの太陽が、この世界を照らし続けるように。"ツアーで新曲として発表されて以来、幻となってしまい、正直もう聴くことはできないと思っていました。
この曲がシングル『この地球の続きを』のカップリングとして収録されることが決まった時、驚かれた人も多かったことでしょう。
今ツアーで小渕さんは何度も、過去の嫌なことや辛いことも、いつか自分の糧になったと思える日が来るとおっしゃっていました。『恋愛観測』を始めとするあの時期は、小渕さんにとってパンドラの箱で、2018年に発売されたALL TIME BESTで"あの太陽…"ツアーが初めて映像化されるまでほとんど封印されたような状態でした。ただしこれもツアータイトルである『あの太陽が、この世界を照らし続けるように。』1曲のみで、同ツアーで新曲だった『ラブレター(demo版はツアー前に存在)』、『蜜蜂』は音源化されたものの、『恋愛観測』は宇宙を漂ったままでした。
結成25周年の足音が聞こえてくるようになった今、小渕さんの中で一つ昇華できたのかな。
この流れを締めるのは、『あの太陽が、この世界を照らし続けるように。』。原曲は壮大なロックバラードで、コブクロにとって特別な意味をもつ一曲。
2011年、コブクロはこの曲を引っ提げたツアーを以て活動を休止しました。それ以降、この曲を歌うということが特別視されるようになったと思います。
例えば、2014年の"陽だまりの道"ツアーでは、アンコールのラストに『One Song From Two Hearts』と続けて歌うことで、コブクロの"終わり"からの"復活"を象徴づけました。2019年の"ATB"ツアーでは日替わり曲として、東日本大震災の被災地である岩手や、ツアーFINALの京セラドーム大阪など32公演中わずか5公演のみでの披露となり、他の日替わり曲と比べてもかなり特別視されていることがうかがえます。
そして、今回は原曲とは打って変わってピアノとハープ、ストリングスのみのシンプルなアレンジに。
実は私、福岡セミファイナルの時までスタンディングオベーションをしていませんでした。まじでめんどくさいオタクの良くない一面が出ていたんですが、初めからこのツアーで一番いいと思った日だけ立とうと決めていました。
名古屋2日目や黒田さんが涙した広島1日目は正直かなり悩みました。もちろん出来は素晴らしかった。でも、コブクロならこの日の出来を超えられるんじゃないか。いや、もうちょっととっておこう、そんなうちに迎えたファイナル。
圧倒的でしたね。「立とうかな?」なんて悩む必要もありませんでした。福岡セミファイナルが2人ともの調子があまり良くなかったので、正直心配していたんですが、歌を聴いて体の奥底から震えるような感覚になったのは生まれて初めてでした。WOWOWや円盤化楽しみにしててくださいね。
コロナ禍になってから、人と直接言葉を交わす機会はめっきり減ってしまいました。そうした状態はだんだん人々の心を蝕んでいき、電波に乗って飛び交う言葉はより鋭利に、誰かに突き刺さってしまうようになりました。
誰かの言葉で心に水を注がれる人も居れば、誰かの言葉によって命を投げ捨ててしまう人も居る。ここ数年間、私は漠然とした将来への不安や人間関係での悩みで辛くなってしまうこともありました。だけど、いつだって沈んでしまった心をすくい取ってくれるのはコブクロが紡ぐ「言葉」でした。
『時の足音』はコブクロの10年間の歩みを振り返る歌ですが、ドラムやストリングスが中心となったアレンジによって現代社会のコミュニケーションに対するアンチテーゼが押し出されたような印象を受けました。
そしてツアータイトルにもなった『Days』。
2019年末から温めていたメロディーに、今年の初めにようやくついた詞。
2020~2021年にリリースされた『灯ル祈リ』、『両忘』は当時の情勢を反映したようなほの暗さを感じる曲ですが、今年を象徴する『Days』はコロナ時代の移り変わり、暗さと明るさを併せもった曲に仕上がったと思います。
大サビで徐々にバンドの音が無くなり、会場が2人の歌声に包まれる瞬間。きっと1分にも満たない時間のはずなのに、永遠に続くかのように感じました。その後戻ってくるバンドサウンドとともに繰り返される「Glory days」というフレーズ。この黒田さんの叫びが、ここ数年心に溜め込んだもやもやを一つずつ取り払ってくれるんですよね。これがデトックスってやつですか?
盛り上がりブロックは新曲『雨粒と花火』から。昭和の雰囲気漂うメロディに、小渕さんらしいストーリー構成で歌詞を読み進めていくだけでも「この後どうなっちゃうんだ…?」と次の展開にハラハラさせられます。
ロックテイストの曲は『白雪』以来ということで、かなり久しぶりですね。
近年のライブの盛り上がりブロックは、その時の新曲を除くと昔の曲がほとんどなので、『サイ(レ)ン』や『白雪』とともに今後も積極的に歌っていってほしいと思う1曲です。
ところで音源化まだですか?
次の『ストリートのテーマ』は意外なチョイスだったのではないでしょうか。まだ声が出せないツアーでの選曲はかなり挑戦的に感じましたが、流石の一言でした。もちろん、声が出せるからこそ盛り上がる曲なのは間違いないですが、手拍子でのコール&レスポンスは今できる範囲で最大限楽しめる方法だったと思います。
2021年のファンフェスタでも無観客でこの曲を披露し、誰も居ない空間にレスポンスを呼びかける小渕ワールド全開だったわけですが、いつだって新たな形を模索し、切り開いていくのは『轍』しかりストリート時代から歌い続けてきた曲なんですよね。
続く『神風』…
軽率に指ハートすな!!!!!!
小渕オタクの私は悶え死んだけど????
やっぱり小渕さんって自分の可愛さ理解しているじゃんね……あざとすぎたので逮捕です。
本編を締めくくったのは、2025年 大阪・関西万博テーマソングである『この地球の続きを』。
かなりの大役を担っている楽曲ですが、本当に上手くコブクロの楽曲として昇華したなと感じました。間奏の和太鼓に始まり、クラップ、サビのワイパー、フリなど楽しませてくれる工夫が随所に散りばめられていて飽きることがありません。
三重から始まり、徐々に、徐々に皆のフリが揃っていき、ツアー後半戦の広島公演や福岡公演はもう壮観としか言えない光景でした。
2025年まであと3年。これからもまだまだ歌う機会は多そうですが、どんどん育てていってほしいですね。
これは個人的な願望なんですが、一番最後の「この地球の続きを」の時に小渕さんがしている右手を徐々に斜め上に挙げていくフリ(詳しくはキッズver.のMVを!)。私は名古屋公演あたりからするようになったんですが、その時は数人でしたが、徐々にする人が増えていき、福岡ではちらほら見かけるようになりました。段々と揃っていくといいなぁ………。
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アンコール明け、まず披露されたのはメジャーデビュー曲『YELL~エール~』。
メジャーデビュー直前にスタジオに足を踏み入れ、初めてレコーディングしたのがこの『YELL~エール~』。その際、オケを演奏した名だたるミュージシャンの中の一人が渡嘉敷さんでした。今までツアーの帯同は一度もなかった方と20年の時を超えてツアーを周っているという不思議な縁を感じる1曲でしたね。
小渕さんのお姉さんの手紙を基にしたこの歌は、私たちだけにとどまらず、今まで幾度となくコブクロ自身の門出を支えてきました。
結成10周年を祝したファンフェスタ、活動再開後最初のミュージックステーション、2人きりで回った全国ツアー、結成20周年を祝したツアー…挙げだすときりがありませんが、GLORY DAYSツアーもコブクロにとって一つの「門出」であったことは言うまでもないでしょう。
そして、3年ぶりのアリーナツアーの最後を飾るのは新曲『足跡』。
ツアーリハーサルの一月前に告げられた愛犬ロックの病。ツアーが始まる頃にはもう居ないかもしれない。もしかしたらツアー中に会えなくなるかもしれない。
ツアー中の小渕さんの心情を思うと胸が張り裂けそうになります。大阪や福岡では、曲説中に思わず感情が溢れてしまった場面もありましたね。
最後の曲ということもあり、やはり2人とも歌いづらそうにしている公演が多かったなか、広島2日目と福岡2日目は終わった後「今日の『足跡』やばくない?」と言ってしまう程すごくて。特に福岡FINALは集大成であり、「あぁ、もうツアーが終わってしまうんだな…。」というのが2人の気迫から伝わってきて涙がこらえきれませんでした。
ロックと小渕さんができるだけ長く、健やかに一緒に過ごせますように。
・演出
ビジョンを置け。
今回の不満点はこれに尽きます。一つ擁護すれば、広島公演の時に感じた照明の美しさ。『ベテルギウス』や『時の足音』は今回のセットリストの中でも特に照明が映えていた曲でしたが、ビジョンがない会場だとビジョンの光で邪魔されることなく、最大限曲の世界観が表現されていたと思います。
ですが、アリーナの後方やスタンドからだと2人の表情を見るのは難しいし、そもそも私みたいに全ての曲の歌詞を暗記しているなんて方は少数派で、大半の方は歌詞も見れた方がありがたいと思うし、より響くと思うんですよ。
ただ、新曲の歌詞を冊子にして配布するのはナイスアイディアでした。これは今後も続けていって欲しいなぁ…。
先程少し触れましたが、照明はとにかくよかったと思います。特に『時の足音』の終わりにステージが虹色になるのがめちゃくちゃ綺麗で、とても感動したのを覚えています。
他にも『流星』では天井に星空が広がったり、『雨粒と花火』では花火があがったりと曲に合わせた演出をしっかりしてくれていた印象があります。なんならもっとレーザーバリバリに使っちゃってもいいんじゃないかなとも思うんですが、あれ結構お値段するらしいね…。
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総括
ここまで見てくれた方はほんと少数の精鋭だと思いますが、お付き合いいただきありがとうございました。
今回は10月から始まった全11公演と短いツアーでしたが、コブクロにおいて非常に重要なツアーになったと思います。来たる結成25周年に向けて、一歩一歩感覚を取り戻していくような2ヶ月だったのではないでしょうか。
個人的に、Star madeツアー、NOCTURNEは2人の声のコンディションから正直消化不良気味だったんですが、今回参加してやっぱり2人の歌声の素晴らしさを改めて実感することができました。
来年2月にはflumpoolとの対バンライブ、3月には東阪のスペシャルライブが控えていますし、35枚目のシングル『エンベロープ』の発売も決定しましたね。
『灯ル祈リ』以来のドラマタイアップということで、一体どんな曲なのかワクワクが止まりませんね。2023年のコブクロも全力で応援していきましょうね!
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