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演奏はプレゼンと同じ。

こんにちは。あがり症のバイオリニストこと、めっしーです。今日は「演奏とはプレゼンと同じ」って話しようかな?と思います。

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演奏って、何なんでしょう?私はプレゼンと一緒、なんじゃないかな?と思います。

自分の考えてる事を相手に伝える、そう言った作業が演奏の本質なんじゃないかな?と思います。

自分の思ってる事を相手に伝えて、相手に何か感じてもらう。楽しいとか悲しいとか何でも良いんです。例えば「あの時こんな事思ってたな」でも良いんですけど、自分の持ってる事を伝えて相手の何かしらの行動を動かす。感情を動かすでも良いんですけど。それが演奏と言う行為だと思うんですよね。

バイオリンを聴く時、どう言う目線で聴いてますか?上手いとか下手って言う目線で聴いてないですかね?それってどうなんでしょう?

確かにその楽器の上手い下手って言うのは実際あるんですよね。音程が良いには越した事ないし、テクニックだって良い音だって、ワンボウスタカートとかスピッカートもちろん上手くできた方がもちろん良いんですよ。

でも、その上手い下手で聴くってどうなのか?ってはとっても思うんですよね。

元々音楽って言うのはコミュニケーション手段だと思うんですよね。音楽と言うものを使って楽しいとか悲しいとか、そう言った物をその言語を使わないでその自分の気持ちを言葉では表わせないものを音楽っていうものに乗せて伝えるするのが始まりだったと思うんですよね。

いつのまにかその上手い下手で見るって言う流れになってると想うんですけども、それはちょっと本質ではないんじゃないかな?って言うのは最近想うところです。

で何が一番近いのか?って言うとプレゼンに近いって思うんですよね。文章とかだと、動きが無いと言うか、その固定されてる物なんですが、プレゼンとかだとその場の、人、空気、そう言う物を感じながら自分の想ってる事を伝える。これがプレゼンだと思うんですけど、これって演奏に、とっても近くはないでしょうか。

プレゼンって1人よがりではいけないので、自分の意見はもちろん、相手がどう感じているか、伝わってるかって言うのを相手の様子を見ながら話して行くんですね。相手が興味なさそうだったら、それは自分の想ってる事が伝わってないので、言い換えるとか、もっと解りやすく伝えた方が良いとか、そう言った事を考えながら話していくんですね。

バイオリンとかその、音楽の演奏って言うのも、多分それに近い物なんじゃないかと想うんです。相手とコミュニケーションしながら作っていくものだと思うんです。

上手い下手って以上に、自分の考えが伝わっているか。このフレーズは例えば好きな人に告白する時のその想いだとか、そう言う物を相手に伝えたい、感じて欲しいとか。言語ではないんですけどもそう言った物を演奏で表わして、相手がどう思って聴いてるかっていうのを感じながら弾く。伝わってないなら、何かしら変化をつけないといけない。プレゼンと同じで考えながらですね。

もし相手がそのあんまり自分の想ってる事が伝わってないなって言う顔してるなら、弓を圧力強めにするとかそう言ったコミュニケーションの変化をするって言うのが、本質なんじゃないかな?と思ったりはします。

楽器の演奏は何に近いかって言われたら、プレゼンに近いんじゃないか?と思うんですね。自分の想ってる事を相手に伝える作業。コミュニケーションの作業なので演奏も全く同じで、自分の持ってる事をしっかり楽譜の中から読み取って相手に伝える。で、伝える時に相手の様子を見るっていう事ですよね。ちゃんと伝わってるどうか?独りよがりにならないように、って事ですね。

そういう積み重なりが良い演奏とっては大事なんじゃないかな?とふと思いました。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

【大人のためのヴァイオリン教室】
大人から始めた筆者のヴァイオリン教室。
大人から始めたからこそわかる、苦労、解決策をお伝えしています。音色、歌うことにこだわり。ヴァイオリンで、音楽で心振るわせて涙が止まらない、鼻水じゅるじゅるの方を1人でも増やしたい。

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