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ノーマスクの演奏会

今日は関西屈指のアマチュアオーケストラである芦屋交響楽団の演奏会を聴きに行った。
作曲家は全てイギリス人のプログラム🇬🇧
奏者の中にはアマオケ仲間の顔もちらほら。

自分も9月のコンサートで弾くのでエルガーの交響曲を聴くのがメインながら、前半の知らない曲を聴くというのも貴重な体験。

まずオーケストラの登場でびっくりする。弦楽器奏者もマスクをしていない!!
世の中の「個人の判断」とか言いながら会社ではマスクを強いる昨今の中で、マスクを全員がしないという選択にまず敬意を表したい。
彼らがマスクをしない選択を選んだ選択は他のオケ奏者に必ず影響するはず。

普通の日常に戻ることがいかに大変だったか、彼らの演奏を聞きながら勇気づけられた。
どの曲も難曲ながらイギリスらしいウイットに富んだ素敵な演奏会だった。
ドイツもの(ベートーベン、ブラームスなど)とは違う、遊び心、重くなく、夢のような音楽の時間を過ごせて幸せだった。

正直あれ?と思う場面もあったけど、それは小さいこと。
ここまで演奏するのにどれだけの努力と時間がかかったのか、想像できるだけに
感無量だった。
仕事と家事と家族のご機嫌をとりながら私も日々四苦八苦しながら演奏活動をしている。
でも大人になっても続ければこんなに素敵な演奏会ができる。それを証明してくれる先輩が多いオーケストラの存在は心強い。

しかしプロオケもそうだけど、ご高齢のお客様が多くて日本の演奏会の未来が不安になる・・・

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