感動と在り方(entertainmentとコスプレ)
Beauty Japanへの挑戦を通して
7つのコンセプトの一つである
「entertainment」と
向き合う機会を得たため、私の想う
「コスプレを通してのentertainment」を綴る。
エンターテイメントとは、
人を楽しませるという意味合いを持っている。
しかし私が思うに、
本当のエンターテイメントとは
「感動」という意味なのではないのだろうか。
何かしら「感情を動かす」ということが大切なのではないだろうか。
人生は楽しいことだけではない。
人は、辛い経験や色々な葛藤を経て
その中から光を見出すことができる。
自分が痛みを感じたことがあるから、
人の痛みを知ることができる。
人の痛みを知っているから
本当の意味での「慶び」を表現できるのではないかと。
ただ、楽しませるだけでは表面的になってしまあと思うのだ。
「ただ目立つ格好や振る舞いをしている」だけでは
人の心は震わされない。
きっと震わされた時は、
その人の生き様や在り方が表面に滲み出ていて
そこに「感動」するのではないかと。
コスプレは、アニメキャラクターの格好をするため
それだけで、話題性があるようにも思う。
ただ私は、
そこに「感動」させることができるか否かが
とても重要だと思っている。
コスプレすることによって、
キャラクターへ感情移入ができる。
そこから自分なりの解釈を入れて
いかに感動させられるかが大切なのだ。
私はコスプレを経験して
キャラクターを纏ったことによって
「在り方」がとても大切であることに気づかせてもらった。
自分の好きなキャラクターには、
必ず自分が纏いたい「在り方」が隠れている。
「人を感動させることのできるコスプレ」を、
私はこれから先も大切にしていきたい。
それこそが、エンターテイメントなのだ。