🐎三国志 『Three Kingdoms ⚔第24話 「白馬の戦い」

8月23日は、生涯を人形の制作に努め、多くの人形劇やアニメーション作品を残した川本喜八郎先生と諸葛亮孔明の命日でした。

ツイッター上で、「空城の計」についてを考察、孔明が琴を奏でたのはフィクションであり、琴及び“琴学”は「君子の修養の道具」に加え、育ちの良さと才能がなければ習得出来なかった学道、孔明がいかに高貴で才能豊かを、趣のある人物であったかということを、郭沖は拡散したかったのではないかという考えにひとまず落ち着きました。

琴学
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🐎 三国志 『Three Kingdoms』
⚔第24話 「白馬の戦い」

曹操からのいかなる貢物にも眉を顰めていた関羽ですが、赤兎馬の譲与には感激、深く感謝します。

関羽に駿馬、非常に似つかわしい。
元はといえば、関羽の貧弱な兵馬ゆえに、曹操との初謁見に遅刻したのが事の始まり。                  古の兵士や人々の生活は、馬の状態に影響されていたのだと今更ながら気づきます。

赤兎馬は元々は董卓→呂布の兵馬。
呂布が義父 丁原を殺害したのが西暦189年、呂布死去が199年、この期間だけでも10年が経過、馬の寿命は25〜30年。さらに、“馬の年齢 × 4 ＝人間の年齢”という説が正しいならば、董卓の飼馬時代を仮に3歳（人間では12歳）だったと仮定しても、曹操から関羽に渡った時には13×４＝52歳、 十分な中年馬です。笑

赤兎馬は気性が荒く、誰も乗りこなせずにいましたが、「貴殿なら乗りこなせるだろう」と曹操が関羽に赤兎馬を与えたところ、彼は見事にそれを乗りこなしたということです。
関羽が処刑された後は、呉の馬忠に引き取られましたが、馬草を食べなくなり死んだという逸話を、関羽思慕による悲話と解釈するか、老化による衰弱と捉えるか。

関羽、KYか⁉︎
やらかしちゃった時の武将たちの反応が様々で可笑しい。

曹操様のやるせない顔！

「正史」では、徐州で劉備軍と戦っている曹操の背後を襲撃するよう進言したのは、許攸ではなく、田豊。

許攸はと言うと、“朝廷に対して造反を画策したこと、性格的に金銭への強欲な癖があったことなどから、進言が袁紹に容れられることはほとんどなく、さらに、荀彧は「許攸は貪欲で身持ちが修まらない」、審配と逢紀は、「許攸の家族の犯罪を見過ごせない」と。                                              袁術からも「貪婪淫蕩にして不純の人物」と評されています。
その他、“功績を驕る”、“口うるさく、曹操に馴れ馴れしい態度をとる”など、散々な言われよう。
反対に田豊は、曹操から「もし袁紹が田豊の献策を用いておれば、予と袁紹の立場は全く逆のものとなっていたであろう」と語られています。       また『三国志』魏書 袁紹伝の注によると、歴史家 孫盛は「田豊・沮授の智謀は、張良・陳平に匹敵する」と絶賛。
田豊は、袁紹に先見性のある進言を何度も行なったが、剛直な性格で歯に衣着せぬ厳しい発言をしたため、次第に袁紹に疎まれるようになった。”とも記されています。

田豊の方が、先見の明があり、人望も厚かったようですね。
ドラマで、許攸と田豊の役柄が全く入れ替わってしまっているのは何故でしょう？                        

陳寿による袁紹評。
「袁紹の威容は堂々としており、名声は天下に轟き、河北に割拠した」と前置きしながら、「しかし、外面は寛大に振舞いながら内面は猜疑心が強く、謀を好みながら決断力に欠けていた。           優れた人物がいても用いることができず、忠言を聴いても実行できなかった。長子を廃して庶子を後継ぎにしようと考え、礼儀を捨て個人の情を重んじた。よって、その死後、子孫が困窮し、領地を失ったのは当然であった」と記されています。
曹操や孫権の後継争いの際にも、袁紹と劉表は悪しき前例として言及されています。

袁紹は、許攸、劉備の提言にやっと重い腰を上げ、建安5年（200年）4月「白馬の戦い」が勃発。                                                                              白馬県で起こったから“白馬の戦い”なんですね。赤兎馬とは関係ないです。

張遼は優秀な知臣というだけでなく、武力にも長けていたようで♡（そこ⁉︎

曹操の恩義に報いようとするため、関羽は顔良や文醜ら袁紹軍屈指の英傑を倒します。
当然、激怒した袁紹から死刑を宣告される劉備ですが、関羽を袁紹側に加担させるという策を提案し、処刑を免れます。
袁紹の優柔不断さに幾度も救われる劉備、悪運の強さというよりも、劉備の方がはるかに上手。              

早速、劉備は関羽へ自身の生存を知らせるために帰還を促す書簡を送ります。

涙を流しながら書簡を読む関羽、早速曹操の元を離れる準備に取りかかります。

【人物ファイル】

袁紹役 许文广 さん。

许文广。1960年出生。中国内地影视男演员、制片人。国家一级演员，中国国家话剧院影视公司董事长、演员中心主任。中国广播电视组织联合会演员委员会副会长。中国戏剧家协会、电视艺术家协会、中国电影艺术家协会、话剧研究会、朗诵研究会会员。
1989年，出演个人首部电影《黄金大盗》，从而正式进入演艺圈。1990年，在古装剧《唐明皇》中饰演安庆绪。1993年，主演剧情片《恐怖拳王》[1]。1994年，主演的悬疑电影《白日女鬼》上映[1]。1997年，主演战争电影《白山黑水》。2001年，参演古装剧《皇宫宝贝》。2004年，主演古装剧《宝帖传奇》[2]。2007年，出演的年代剧《女子戏班》首播[1]。2008年，担任古装剧《三国》的制片人，并在剧中饰演袁绍[3]。2011年，参演的历史电影《辛亥革命》上映。2012年，出演的古装剧《楚汉传奇》首播，同年，出演军事剧《血战长空》、近代剧《勇士之城》。2014年，出演都市剧《功夫婆媳》[4]。2015年，在古装剧《芈月传》中饰演穆监，许文广凭借该剧获得第三届“文荣奖” 最佳男配角奖[5]。2017年，参演的电视剧《人民的名义》，同年主演电视剧《爱我就别想太多》，都市剧《急诊科医生》，参演大型革命历史题材电视剧《民族记忆》。2018年，出演悬疑电影《五度空间》，参演历史剧《换了人间》。2019年，参演的谍战剧《天衣无缝》首播[6]，参演电影《烈火英雄》，在电影《海林都》中成功塑造伟人周恩来的形象，出演大型文化节目《故事里的中国》。

※非常に華々しい経歴の持ち主。                      堂々とした風格、家族想いで優しい半面、臆病で優柔不断な袁紹を見事に演じていらっしゃいます。袁紹役は彼をおいて他にいません。

◇『三国志 Three Kingdoms』番組公式ページ
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◇『三国志 Three Kingdoms』オフィシャルブログ
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