🐎 三国志 Three Kingdoms ⚔第18話 「呂布の死」
🐎 三国志 Three Kingdoms
⚔第18話 「呂布の死」
下邳へと落ち延びた呂布を城門まで追い詰めた曹操は、攻撃せずに投降を促します。
称賛を浴びまんざらでもない呂布。
煽てに乗りやすいタイプのようで。
陳宮が曹操に矢を放ち投降を制止。
「曹操に降伏するのは、石に向けて卵を投げるようなものです!」
陳宮が曹操軍を挟撃する作戦をうちたてますが、出陣する直前に貂蟬が病に伏してしまいます。
出陣できない呂布、再三の陳宮の催促を無視、貂蟬に付き添います。
千載一遇のチャンスを逃し、郭嘉の計略に嵌り、城下は水攻めに。
“呂布捕獲者は褒美を与える”という矢文を読み上げただけの部下らを厳罰。
貂蟬を優先し国運を案じない呂布に、家臣たちの忠誠心は薄れ、反旗を翻します。
★女にうつつを抜かし、国を傾けてしまうところは項羽と同じ。
黄月英を娶った孔明の選択は正しかった⁉︎
*董卓処刑後に逃亡、団結し、王允を死に追いやったのもこの3人(侯成・魏続・宋憲)でした。
部下に謀反をおこされ、囚われの身になってしまった呂布。
一時は協力を願い出た曹操と、呂布の裏切りは張飛の過失や曹操の計略が原因だと知り尽くしている劉備、これまでのストーリーの流れからすると、あまりにも非情な処遇に感じます。
呂布が不憫!
*実際の呂布は、裏切りを繰り返し信頼に値しない武将でした。
◇ 【三国志史上最強の武将:呂布】
裏切りにまみれた生涯に迫る | 歴人マガジン
https://rekijin.com/?p=29186
縄の縛り方がきつすぎるので緩めるよう曹操に願い出ますが、
「猛虎の縄を緩めると思うか」と聞き入れでもらえません。
「自分が降伏したら心配事はもうない。殿が歩兵を、私が騎兵を率いれば天下太平だろう」
という呂布の言葉に、曹操の決意は多少揺らいだかもしれませんが、劉備が呂布に殺められた君主の名を挙げたため、曹操に進言、曹操の決意は固まります。
「劉備こそ裏切り者だ!」と罵ったと言います。
公孫瓚や袁紹、陶謙、呂布、曹操と主君を変えたことを指すのですね。
あれ?張遼、いつからいた?
曹操が何故彼を敬い、釈放したのか分からない。 張遼は投降しますが、あくまでも呂布の死を知らされてからです。
董卓暗殺未遂で逃亡する曹操を匿い、地位名誉を捨て、共に逃亡。一時は契りを交わし、寝食をともにした若き日の陳宮と曹操。
恩義を感じている曹操は、配下で働くよう勧めますが、陳宮は、早く処刑せよ、の一点張り。 なぜ呂布に仕えたかを問うと
☟参考になる記事でした。全ての疑問の回答が集約されておりました。
◇どうして陳宮は呂布に従えたの?呂布を見捨てなかった天才軍師の生涯 https://hajimete-sangokushi.com/2016/08/29/%e3%81%a9%e3%81%86%e3%81%97%e3%81%a6%e9%99%b3%e5%ae%ae%e3%81%af%e5%91%82%e5%b8%83%e3%81%ab%e5%be%93%e3%81%88%e3%81%9f%e3%81%ae%ef%bc%9f%e5%91%82%e5%b8%83%e3%82%92%e8%a6%8b%e6%8d%a8%e3%81%a6%e3%81%aa/ otoboke3ngokusiより
陳宮に “面の皮が厚い”と罵られた曹操は、
「この世の通俗的な道徳観念をとっくに捨てたのだ。正論を吐く者は皆つぶされていく。
わしは己のこころざしを実現する奸雄になる」 と返答。
処刑場まで送る曹操の目に光るものが。
呂布、処刑実行の朝、道連れになるために貂蟬が姿を現します。
出会った頃に贈られた 鳳凰の柄の羽織りを着用。
★貂蟬は常に「公台様の仰せの通りに」と呂布に警告していた筈です。哀れ。
処刑直前で二人は引き裂かれ、呂布ひとり、矢を浴びて息絶えます。
*史実では、絞殺刑。
曹操は陳宮の家族も引き合いに出し、幾度も引き止めようとしますが、陳宮の意思は揺らぎません。
彼のプライドが許さなかったのと、潔い死に様を望んだからでは?
処刑場に向かい、並んで歩くふたり。
深刻な場面ですが、長閑な風景をバックに静かに時は流れてゆきます。陳宮も粛々としています。処刑場が風光明媚な山頂だったはとても思えないですが。
陳宮の最期の言葉は「素晴らしい景色だ。」でした。 「素晴らしい景色だ。」と、同じ言葉を口にして、涙を流す曹操。
奸雄の虎曹操も、実は懇篤な人物であったということを匂わせるエンディングでした。
第17話、第1部のクライマックスということもあり、名優たちの演技が本当に素晴らしかった👏 孫洪濤、何潤東様、お疲れ様でした。呂布、陳宮に会えないのは淋しい。
疲れました🖋。内容が盛りだくさんで書ききれず、纏まりがなくてすみません💦
【人物ファイル】
貂蟬 役 陈好
陳好 (1979年12月9日 - )
中国山東省青島出身の女優。
身長は166cm、体重50kg、血液型はO型、星座はいて座。
中央戯劇学院演技科出身で、映画やテレビドラマへの出演などで女優として活動。持ち前の美貌と抜群のプロポーションを誇り、テレビドラマ「粉紅女郎」で「万人迷」という名前の女性を演じて、一躍有名となった。「万人迷(中国語で絶世の美人の意)」はそのまま愛称ともなっている。テレビ番組の司会を務めたこともあり、現在では、中国を代表する若手女優の1人である。
2005年には歌手活動も始め、2006年に歌手としてエイベックスと契約し小室哲哉ら日中両国の作曲家から曲の提供を受けて初のアルバム『陳好』を中国、日本など各国で発売した。(Wikipedia)
1998年 『山の郵便配達』トン族の娘役。
(原題:那山、那人、那狗)
この映画観ました。トン族の娘役は陳好さんだったのですね。
2009年12月份,陳好與KKR全球合伙人兼大中華區總裁劉海峰結婚。 2011年5月,陳好產下一女,並首次親自承認結婚。2013年,陳好再度產下一女。
2010年の夏に何潤東サマと来日なさっています。
会いたかったーー‼︎
*何潤東(ピーター・ホー)「三国志」のプロモーションで来日! http://www.asian-hana.com/2010/09/post-168.html
◇『三国志 Three Kingdoms』番組公式ページ
http://www.sangokushi-tv.com/index.html
◇『三国志 Three Kingdoms』オフィシャルブログ
http://blog.livedoor.jp/sangokushi_tv/archives/52055660.html