ChatGPTを使い始めた方のためのちょっとした困りごとガイド
ChatGPTを活用していると、「あれ?」と思うような小さな困りごとがいくつか出てくるかもしれません。私が実際に経験した困りごとと、その解決策をまとめました。
お悩み1:無料版を使っているが、途中で制限アラートが出てしまう
解決策
アラートが出ても無視して使い続けることができます。バージョンは低くなるものの、利用は可能です。ただ、私のおすすめは有料版を活用することです。有料版だとデータの蓄積により、やり取りの内容をChatGPTが覚えてくれるため、会話の要点を早く理解してもらいやすくなります。
お悩み2:有料版の料金が気になる
解決策
現在のところ、月額3,000円のサブスクリプション制になっています。やや高めに感じるかもしれませんが、ビジネスでの相談から日常の些細な悩みまで幅広く使えるパートナーなので、利用価値があると感じています。
お悩み3:入力途中で改行しようとするとメッセージが送信されてしまう
解決策
「Shift」キーを押しながら「Enter」キーを使うことで、通常の改行が可能です。もし途中で間違って送信してしまった場合、右側の■マークでChatGPTの回答を停止し、再入力することができます。
お悩み4:一連の会話をまとめてコピーできない
解決策
一度データをエクスポートする手順を活用しましょう。
左下(ブラウザ版なら右上)のアカウント名をクリック
「設定」を選択
「データコントロール」をクリック
「データをエクスポートする」をクリック
「エクスポートを確認」をクリック
すると、登録しているメールアドレスにzipファイルのリンクが届きます。中身の「chat.html」を開くと、ブラウザ上で一連の会話内容が確認できるので、全選択してコピーすることができます。
私も初心者の頃はこのような困りごとに直面し、「なぜ簡単な方法がないのだろう?」と思ったものです。例えば、エクスポート機能の存在を知るまでは、ChatGPT自体に聞いても、「全会話のエクスポート機能が実装されることを期待しましょう」と的外れな回答しか得られず、結局Googleで検索して見つけたのがこの方法でした。
「ChatGPTは、優秀な新入社員のように捉えると良い」と、私の師匠が教えてくれました。つまり、多様なアイデアを出してくれるけれど、視野が狭く、全ての問題に最適な解を出せるわけではない、ということです。Google検索などで人間の知恵を活用しながら組み合わせて使うことが大切だと感じます。
この記事を通して、皆さんの困りごとが少しでも解消されれば嬉しいです。