秘術ウィッチについてのあれこれ
はじめに
みなさん、こんにちわ
JCSも終わり、少しまた落ち着いてきましたので環境末期ではありますが
またちょこちょことnoteを書いていこうと思います
自分は結果は振るいませんでしたが、かねてからの念願であった配信卓にも呼んでもらうことができ、とても楽しかったです
いままでは環境の幅広い考察系記事を書いていたのですが、どうしても内容が薄くなってしまいがちだったので、今回は趣向を変えて1デッキに絞って自分の意見を発信してみます
というわけで今回は今期を代表する秘術ウィッチを題材にお話をしたいと思います
それでは本題へ
デッキリストについて
まずはデッキリストから
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/134637281/picture_pc_be851d9b7610033a20a90efc9338d07e.png?width=1200)
上記32枚まではほとんど固定されている
ここに個々の好みによって採用が分かれる
全対面に無難に使える採用カード
《エンジェルスナイプ系統》
《マジックソードガール》
《ステラ》
《ラビットメイジ》、《エンシェントアルケミスト》、《炎熱の術式》の3枚目
吸血鬼など横展開をしてくるデッキに強く使えるカード
《エンジェルバレッジ》
《ゴーレムの暴走》
《スウィート★メドゥーサ》
秘術ウィッチミラーで役立つカード
《錬金術師の代償》
自分の遊んでいる地域の流行りなどに合わせてこのあたりの採用を変えてみるとよいだろう
秘術ウィッチの大まかな勝ち方
・中盤から《ケリドウェン》、《ファウスト》といった処理を強要させるカードで盤面を制圧しながら細かな効果ダメージを入れる
・終盤は《ライリー》、《エンシェントアルケミスト》のバーンダメージで体力を削り切る
秘術ウィッチの使い方は一見難しく見えるがやっていることは基本的に上記の2つの行動しかない
逆に言えば他のターンはこれらをいかにやりやすくするかが勝利へのカギとなる
特に《ファウスト》はエンドフェイズ効果で《ファウスト》自身や《ケリドウェン》のスタッツを5/5サイズにすることができこのゲームにおける基本的な除去ラインである体力4を抜けることで勝利に大きく貢献してくれる
《ケリドウェン》は禁忌トークンをEXエリアに残した状態でないとただ4/4フォロワーが残るだけになってしまうので場合によっては放置しても問題のないフォロワーになってしまう
《ケリドウェン》を出すまでに無駄に土の印を消費しないこと、盤面に弱いフォロワーしかいない時はすぐに使わずに温存することで、しっかりと処理強要札として機能するようにしておくことが大切だ
気をつけるべきプレイ
秘術ウィッチを使っていて自分がこれをやると負けやすいなと思っているプレイがいくつかあるので紹介する
もちろん特定の対面では話が変わることも多いのであくまで参考程度に見ていただきたい
・自分の盤面が弱い状態で《ライリー》を6コスト起動効果で疾走させる
秘術ウィッチは土の印で盤面が一つ埋まる特性上、《ライリー》の様な1面から即6点リーダーを削ることができる点は優秀である
しかし、盤面を処理された返しに出すカードとしてはそれほど強くない場合が多い
非常に極端な例を挙げると
・秘術ミラー先手6T目
・盤面を返され空っぽの状態
・《ライリー》を疾走させた
という状況
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/135876395/picture_pc_3c8d3439c3868ff4cb1667ffa19fba69.jpg?width=1200)
後手6T目で《ファウスト》で《お菓子の家》、《真理の魔鏡》→蘇生先《ケリドウェン》、残り1コストで《お菓子の家》
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/135876538/picture_pc_294f262f73fcadead4fe22a5c7ed58b2.jpg?width=1200)
のような動きをされると結果的にライフも減らなかった上、こちらはライフを4減らされスタンド状態の処理強要フォロワーを2枚出されるといったかなり絶望的な状況になる
もちろんお菓子の家を使わせたということに意味はあるのだが、6コスト払って盤面上に体力4のアクト状態のフォロワーが増えただけという状態があまり強くないことは明白だろう
・《ファウスト》で《炎熱の術式》を2枚プレイする
このデッキは基本的に《ファウスト》以外で面を強く作ることができないため、《ファウスト》を面処理に使うと、10Tを迎えても試合が終わらずその頃には手札が土の印まみれで負けてしまうなんてことがある
《ライリー》を蘇生した際の除去範囲が非常に高く、お菓子の家での回復もあるおかげで中盤以降、リーダーを守る性能が高いのは周知のことだろう
そのため、多少無理をしてでも自分からフォロワーを展開し、圧力をかけていく方がよいことは多い
もちろん《炎熱の術式》2枚プレイするタイミングもなくはないが、2枚目のファウストもないのにこんなことをすると、攻めあぐねて負けてしまう
・《土の印》カードばかりのハンドをキープする
《魔女の大釜》、《雄大なる教え》といった序盤で出したいがカードパワーの低いカードをのみをマリガン時に持つ行為はあまりお勧めできない
序盤からたくさん山札をめくってサーチするカードを打てて強いように思えるが、そもそもマリガンをするとその《魔女の大釜》で見る予定だったカードを先に見れているため、特定のカードへのアクセス率の面だけ見るとマリガンした方が概ねよい
低コストの土をプレイできないことよりも《ライリー》、《ファウスト》、《ケリドウェン》が集まりきらない方が負けに直結しやすいことは念頭においておくべきである
かなり低コストカードが多いデッキなので基本的に事故は起きにくい、ビビらずマリガンすべし
・《ケリドウェン》を捨てる
3種の神器と呼ばれる《ライリー》、《ファウスト》、《ケリドウェン》の中でも特に《ケリドウェン》はゲーム中に何度出せるかで勝率が大きく変わるカードである
蘇生できるからと安易に墓地に送るよりも、率先してプレイして相手に墓地に送ってもらった方が良いことの方が多い
おわりに
どういったnoteの需要があるのか分からないので、見慣れない記事の書き方をしてみたのですがどうでしたか?
Xの引用などでご意見いただけると大変嬉しいです
2週間後には大宮でJCSの権利を賭けた大会もありますので皆様頑張りましょう!
それではまた