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プラハこぼれ話
さて、他の二つのプラハの記事では触れなかった事柄をもう少し書き足しておきます。
風邪をひいて寝込んでいたので、こぼれ話だけ遅くなりました。
▪️クラシックカー
街の中心地のあちらこちらにクラシックカーが並びます。
運転手付きで、30分、1時間の市内観光ができます。
料金は、ある一台には60€と書いてあったのが見えましたが、細かいところはわかりません。
それぞれの車は美しく、乗った方々は楽しげでした。
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▪️旧市街広場周辺
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15世紀に造られたプラハ天文時計についてもう少し詳しく。
からくり時計中央をご覧ください。時計の右側です。
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9〜21時の毎正時に、まず写真中央の骸骨💀が鐘を2回鳴らして、それを合図に12使徒の人形たちが動き始めます。
始まりの骸骨の動きがなかなか洒落ていて、歓声が上がります。
他の都市の市庁舎のからくり時計は10分以上人形がグルグル動いたりするものもありますが、ここはあっさり終わります。
観光客は、人形が動き出すのをしばらく前から待っていますので、見上げていた人たちから、思わず
「短い!」と笑い声が上がるくらい。3分くらいでしょうか。もっと短かったような気も。
ですが骸骨が動くのは珍しく、シュールでなかなかの盛り上がりを見せます。
プラハをお訪ねの際は是非。
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スワロフスキーが二軒お隣にあり、その派手なウインドウの前で煙突ケーキを楽しみます。
チョコやクリームなどをトッピングすることもできますが、チョコがけだけでもかなり濃厚な甘さになります。
私は写真のシンプルな砂糖がけが一番好き🎶
生地の厚みは1センチほど。空洞なので持つとぺちゃんこに。
香ばしい焼き上がりでホッとする美味しさのお菓子。
プラハの名物です。
バームクーヘンと似た筒状の型で作りますが、層を重ねません。
筒状の型にぐるりと生地を付け、回しながら焼きます。
全体に焼き目を付けるので、香ばしい良い香りが漂います。
* 日本でお馴染みのバームクーヘンはこの作業を繰り返して、年輪のように何層も重ねていく製法。
なおバームクーヘンはドイツの北東部が発祥である。
日本のように一年中食べるのではなく、クリスマス前の時期に楽しむ特別なお菓子である。
その為ドイツに住んでいても、目にする機会はなかなかない。
▪️カレル橋の上で
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広く長いカレル橋の石畳みをゆっくりと歩きながら、両側の聖人像を眺めたり、橋の下を通っていく船を眺めたり。
橋の上には何人も似顔絵描きがいて、旅行者の少しデフォルメ気味の顔を描き続けている。
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聖人像の脇にあるレリーフ。大変人気。
真ん中の聖人は皆が触るのでピカピカ光っています。
幸せを求めて皆が順番待ちをしています。
皆さんの真似をして、聖人に触って写真を撮っていたところ、周囲のご婦人方から、触り方が違うとのご指摘が。
ありがとうございます、とちゃんとやり直す私。
真下の石畳に直径2センチほどの金色のボタンのような金属が埋まっている。
それを足で踏みながら、この聖人を頭から足先までしっかり撫でるのが正解なのだそうな。
手と足と。聖人と何かが繋がるのでしょうね。
ここ最近、ヨーロッパ各地の名所の橋の欄干は、願いを叶えるための錠前🔒を付ける人が多く、どこもかしこも錠前錠前‥‥このレリーフにも。
願いを叶えたいという思いは、普遍的、世界共通、わかるわかる。
しかし錠前のガチャガチャは明らかに景観を損なっている。
いかがなものかと。
それでも、どこも撤去されない様子を見ると、その地で容認(放置)されている様子です。
住んでいる人たちが嫌じゃないのならいいのですけれどね。
中世から今日まで、破壊されることなく残されてきた歴史的建造物に、個人的な願いを込めた錠前を記念に取り付けるような行為は、落書きと一緒だと、私などは思うわけです。
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プラハの寒空に、アコーディオンの切ない音はよく似合います。
この人はオケの音源に合わせ、重厚な音色を重ねた迫力ある演奏に仕上げていて見事でした。
▪️ミュシャ美術館周辺
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美術館は内部が改築され、一番奥でミュシャの人物像・歴史映像を観られるように変わっていました。
お土産コーナーも広くなり、種類も増えています。
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プラハの冬は本当に寒いので、頭から足元まで、防寒が必要です。
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これも観たかったのですが、今回は劇場を眺めただけ(^◇^;)
▪️プラハ城 黄金の小道
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プラハ城の北側の要塞ができた15世紀に造られた小路です。
美しい石畳み、中世の雰囲気を残したカラフルな小さな家が立ち並びます。
聖ヴィート大聖堂から3分ほど。すぐ近くです。
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この店では、20年前と変わらぬ黄金の小道の名物、可愛いブックマークが販売されています。
革紐の上下にそれぞれチャームが付いていて、皮の部分を本に挟んで使います。
以前買ったものと同じクマのチャームを選びました。娘たちも懐かしがるでしょうから、幾つかの種類を買いました。
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前回訪れた時とは、プラハ城の見学の様子は様変わりしていました。
旧王宮ヴラディスラフホール、聖ヴィート大聖堂、聖ジョージ大聖堂、黄金の小道4箇所の見学共通券を事前にネットで購入し、広場の係員に示し、チケットと交換してもらいます。
インフォメーションで当日券を求める人の列が100メートル以上伸び、大聖堂や旧王宮への列はそれぞれ200メートルくらい。
この日は土曜で混雑し、最初どれが何の列がわからないほど(^◇^;)
4箇所それぞれの建物前の大行列、昔はこうじゃなかったのに、とボヤいたところでどうにもならず、並ぶしかありません。
黄金の小道のところには、チケット認証のゲートができていました。あそこは小路なのに、ゲート(~_~;)
入場は、その都度建物前に並ばなければいけなくなったので、その列の長さに少々興醒めしたものの、歴史的建造物の保存の為、入場制限もやむなしと思いながら、城を後にしたのでした。
尚、4箇所の入場はそれぞれ一回のみ。入り直しはできません。これもなんだかな、です。
教会とか小路ですのに。一休みしてからもう一度、ができない( ⌯᷄௰⌯᷅ )
現在、様々な国の城や美術館、博物館で、チケットは事前の予約、購入が必要となっています。
人気の施設はとりわけ注意が必要です。
*ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』はミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラッツィエ教会に隣接するドメニコ会修道院の食堂だった建物にあり、通年見学できるが、20年以上前から予約制となっている。
20〜25人ずつ時間制限を設けて入場。
空調設備完備で、美術品の保存の大切さを感じる施設である。
ふらっと懐かしい場所を訪れて入ろうとしても、当日券は売り切れ、なんてことは普通にあります。
電光掲示板に示された番号での入場。なんだかな、と。
長く歴史的建造物を守るために、やむを得ないことと割り切って、旅行に行こうと計画を立てられる方、まず飛行機、ホテルの予約をしたら、同時に目的の施設の予約をなさる事をお勧めします。
▪️回る寿司🍣✨
スメタナホールの前の広場、トラムの線路を渡ったところに、大きなショッピングセンターがあります。
そこに回転寿司の店舗を発見💕✨
今時、日本でも回らなかったりするのに、回ってました🎶
チェコ料理に疲れた胃に優しいお寿司🍣
チェコはお魚を沢山食べる国ですので、レストランにはメニューがいろいろ、川魚なども食べられます。
生のお魚が寿司文化としてヨーロッパに受け入れられているのは、日本人としてありがたいことです。
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上のレーンには揚げ物、汁物などの温かい物が回っています。下のレーンはお寿司、お刺身、果物、スイーツなど。
隙間がないよう、担当者が次々新しい品を入れてきます。
上のレーンは出来立ての温度を維持できるような設定になっていますから、どれを選んでもほかほか💕✨
たまに謎の煮物っぽい物が混じっていましたが、それはご愛嬌。
お寿司も種類は日本より少ないですが、サーモンなどは特に美味しく、チェコで食べられるだけでも大満足、そして物価が安いので、ドイツのスーパーにあるお寿司の半額程度、日本の回転寿司並みの値段で食べられます。
レーンは上下とも樹脂で、扉付き。
これは結構手間です。
透明な扉を開けて、取り出そうと試みる。レーンは動く。取り損ねる。
でもこれにより、冷めたり乾燥を防いだりできるので、優れものです。更にお寿司のお皿には蓋も付いています。
上は持ち上げる扉、下は両開きの扉で、のんびり開けていると、すぐレーンの狙いの品は流れてしまいます。
お隣のテーブルの位置の扉に手を突っ込むわけにいきませんので、心して次の獲物に目星をつけ、扉を開ける準備が必要となります。
旅の途中、胃がお疲れでしたら、是非お立ち寄りください。
アジア人スタッフもテキパキと心地よいサービスをしてくれます。
お寿司って本当に幸せ🍀