見出し画像

ハイパーボールの取扱説明書【サンプルデッキ付】

こんにちは、Violaです!
いつも読んでくれてありがとうございます。

今回の主役は【ハイパーボール】!剣盾シリーズから始めた人がハンデを背負わなくて良いように、性能や使い方を整理します。

それでは、よろしくお願いします!


カード効果をおさらい!

スクリーンショット 2021-09-14 17.27.44

■「ポケモン」をサーチ
▷進化ポケモンでも、たねポケモンでもOK。

ボール系の多くはサーチ対象が限られています。
それがデッキ枠の圧迫・採用ポケモンの制限を引き起こし、デッキの多様性が抑制されていました

【ハイパーボール】は全てのポケモンがサーチ対象。デッキ枠を節約しつつ、様々なポケモンを採用しやすくなります。

スクリーンショット 2021-09-15 17.52.42


▷V-UNIONもOK。
V-UNIONは「たねでも進化でもないVポケモン」という扱いであるため【クイックボール】や【しんかのおこう】で探せません。このことが「V-UNIONは使いづらい」と言われる要因の1つでした。

【ハイパーボール】はV-UNIONもサーチ対象になるため、幾分か使いやすくなります。

スクリーンショット 2021-09-15 17.44.05


■手札を2枚トラッシュ
圧倒的な汎用性と引き換えに、かなり重いコスト設定がされています。【クイックボール】で1枚トラッシュする大変さを知っているプレイヤーなら、この重みを感じられると思います。



相性の良いカード・デッキ

上記の特徴を踏まえて、相性の良いカード・採用され得るデッキの特徴を考えてみましょう!

■「〜枚になるように引く」系のカード
【ハイパーボール】を含めて3枚のカードを消費するため、▼の効果で引ける枚数が増えます。手札が詰まった場合の解決札になります。

スクリーンショット 2021-09-15 17.40.21


■トラッシュを利用するカード
特性やワザを使うためにトラッシュを参照するカードがあります。【ハイパーボール】はその効果を使うための下準備ができます。

スクリーンショット 2021-09-15 17.37.42

スクリーンショット 2021-09-15 17.37.51


■手札が潤沢になるデッキ
手札が多くなるデッキであれば【ハイパーボール】のコストもそこまで重くありません。

スクリーンショット 2021-09-15 17.33.04


■進化デッキ全般
VMAXポケモンなどの進化ポケモンを建てるには「進化元▶︎進化先」の順番でカードが必要になります。よって、進化ポケモンよりたねポケモンのアクセス率を重視したいです。

この2パターンを例に見てみましょう。
どちらも合計9枚のボール構成です。

スクリーンショット 2021-09-15 18.00.17

スクリーンショット 2021-09-15 18.00.27

カードの総数&進化ポケモンのアクセス数が同じでも〈パターンB〉はよりたねポケモンを探しやすいことが分かります。

このように【ハイパーボール】は進化ポケモンのアクセス数を担保しつつ、たねポケモンへのアクセス数を増やせます。

これがデッキの再現性の高さにつながります。



相性の悪いカード・デッキ

超汎用カードとはいえ「どのデッキにも4枚採用!」とはなりません。【ハイパーボール】のデメリットを強く受けるカード・デッキも見てみましょう。

■サーチ性能が高いデッキ
欲しいカードを直接手札に加えるデッキタイプでは、ドロー能力が弱くなる傾向にあります。手札の枚数が少ない状況では【ハイパーボール】の「手札を2枚トラッシュする」効果が重くのしかかります。

スクリーンショット 2021-09-15 18.16.56


■カード種類が多いデッキ

ポケモンカードでは同じカードを1〜4枚採用できます。枚数が多いと行動の再現性を高めることができ、枚数を減らしてカードの種類を増やすと様々な状況への対応力を高めることができます。

「カードをトラッシュする」行為は、基本的に「もうそのカードは使わない」ということを意味します。よって1〜2枚しか採用されていないカードをトラッシュすると自分の行動選択肢が狭くなります。

例えば【連撃ウーラオスVMAX】のデッキでは【ハイパーボール】の使い勝手がかなり悪くなります。



デッキ構築案

ここまでの考察を元に、環境デッキをリメイクしました!再録時にはレギュレーション落ちの可能性があるため、Dマーク以降のカードだけで構築しています。

■黒馬バドレックスVMAX

スクリーンショット 2021-09-15 17.11.43

デッキコード:dVwVdV-Py2emo-FkvVVf

▷盤石の12枚体制
【霧の水晶】【クイックボール】に加えて【ハイパーボール】を採用。合計12枚のボール系全てが【黒馬バドレックスV】【マホイップV】に繋がるため、序盤のベンチ展開を安定して行えます。


■ムゲンダイナVMAX

スクリーンショット 2021-09-15 17.21.28

デッキコード:LnLn6L-WQhS1j-PgnLQg

▷クロバットVと相性◎
前述の通り【ハイパーボール】は特性「ナイトアセット」をより強くしてくれます。その恩恵を最も強く受けるのがこのデッキタイプです。

▷ガラルファイヤーVとも相性◎
特性「じゃえんのつばさ」を使うためには、基本悪エネルギーをトラッシュする必要があります。このデッキは能動的にカードをトラッシュする手段が少ないので【ハイパーボール】との相性は抜群です。


■雷レックウザVMAX

スクリーンショット 2021-09-15 17.31.46

デッキコード:nL6nQL-zjxGk2-LPL6Qg

▷モココと相性◎
ムゲンダイナVMAXデッキと同様、【モココ】の特性「エレキダイナモ」を使うためには基本雷エネルギーをトラッシュする必要があります。【ハイパーボール】がこの動きを手助けできるので瞬発力がupしました。

▷誰でもサーチ可能
デッキの軸となる4体のサーチ対象がバラバラで、ベンチ展開する安定感が不足していました。【ハイパーボール】はそれを補ってくれます。

スクリーンショット 2021-09-15 18.13.58



シングル購入にあたって

これまで散々【ハイパーボール】の強さ・汎用性の高さをお伝えしましたが、ここからは購入する際の注意点をお伝えします。

■今から慌てて買う必要はない
【ハイパーボール】は【クイックボール】や【博士の研究】に匹敵する程の汎用カード。パックや構築済デッキなど、様々な商品に収録されると予想されます。

既に「スタートデッキ100」では確定封入が発表されています。現在公開されている範囲では2枚収録されるようです。

スクリーンショット 2021-09-14 21.14.23

充分な供給量が予想されるためシングル価格高騰は考えづらいです。もし値上がりしても、それは一時的でしょう。


■何枚くらい必要?
全てのデッキで採用する可能性があるため、あなたが今使っている【クイックボール】と同じくらいの枚数があると良いでしょう。



最後まで読んでくれてありがとうございました!

「Violaのポケカ備忘録」では定期的にnote投稿しています。この記事が役に立った!という方は是非スキ・フォローをお願いします!


■オススメ記事


いいなと思ったら応援しよう!