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はじめました。

初めまして。Mioといいます。
明日やろうは一生やらない私の特性を改めて実感したので,
ここはひとつ。気合を入れて書いてみようかなと思います。

改めまして、Mioです。
現在はスペインはバルセロナの田舎でひっそりと暮らしています。
思春期の頃からなんとなく日本を出てどこかで住み暮らす体験(英語圏)をしてみたいと漠然と思ってはいましたが、まさか

スペインとは。

始まりは2018年に巡礼路であるEl Camino de Santiagoを歩いたことがきっかけでした。キリスト教の聖地であるSantiago de Compostelaまで、それぞれが考えるこの旅に必要なものを背負い、えっちらおっちら約800㎞歩いて目指す旅です。(後日詳しく書きましょうかね)

初日の国境越え、ピレネー山脈。
降りうる全てのもの(雨、雹、雪、雷)が降ってきた山行でした。
美しかった!!!
最終到着地 Finisterra で。出発時には15㎏あったザックが8㎏に。
生きるために必要なものはそう多くはないのかもしれません。

これがいい経験になったことと、縁があって行ったり来たりを繰り返しながら、2021年12月、再度スペインに上陸し、生活しています。

移住当時は真新しい全てのものに心はときめいたものの、そんな浮ついた気持ちも長くは続かず、いつも付きまとうのは言葉の壁。そしてここはスペイン、カタルーニャ。バルセロナのような国際色豊かな大都市を出ると一遍、田舎町は特にほぼカタルーニャ語しか耳にしません。スペインに来るまで、うっすらとは聞いていたものの実際に聞くと

こんなにも違うのか…!!!
スペイン語もなさがら、全くわからない…!!!

と更に言葉の壁が厚く感じ、気が遠くなりました。
(この地域は割と皆さん優しくて、理解できてない様子だとすぐにスペイン語に切り替えてくれることが多々あります!)


カタルーニャ語とは?
スペイン東部カタルーニャ地方で公用語として話されているカタルーニャ人の言葉で、スペイン語とフランス語が少し混じったような言語です。
響きがスペイン語より美しくて私は好きです。



何はともあれ場数を踏まねばと語学力の向上と、日本でも、スペインでも、今後に活かせる専門性を身につけるために、ワインツーリズムを2年間学校で学びました。

樹齢70年をはるかに超えるワイン用ブドウ Xarello(チャレッロ)の木。かっこいい。
ワインに関係するぶどうの品種や地形、地質を学ぶ課外授業。
ソムリエクラス。ジョージアからのクラスメイト。
実際に果物やたばこの箱、皮など実際のものを用意して
香りを取るためのトレーニングもしたりしてました。
Penedèsを誇る最高品質のCavaで有名なRecaredoを訪問。
黒が基調のシックで高級感あふれるワイナリー。先輩のガイド。

そんなこんなで2年間、フランス語も加わり4言語での授業、課外学習を終えてテストや最終課題プロジェクトも提出し、残るは150時間の職場研修を、カタルーニャのオープンしたての本当に小さなワイナリーでガイドとしてお手伝いさせていただいて終えようとしています。
(トータル1000時間の職場研修プログラムで、以前は地域の観光案内所の窓口にいました)
普段はスペイン語、仕事になると主にカタルーニャ語、英語、たまにフランス語と、振り返ると北海道の英語のエのカケラもない田舎町出身の私が、よくここまで来たものです。

まだまだ始まったばかりの道、勉強あるのみ。
私のアウトプットの記録としてぼちぼち書いていこうかと。
趣味のワイナリー巡り、ワインだけでなく地域の生産者さんを訪ねて伺った話など、面白いお話など共有していけたらと思っています。
こんな感じでのんびり七転び八起きで張り切っていきますので、どうぞよろしくお願い致します!

観光案内所での仕事中の一枚。
週末アクティビティのブドウ畑ルートの下見、サドルが高くてずっこける。
ボスが泣きながら笑い転げて写真しか撮ってなかった、失礼だろ笑


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