「デザイナーの時給」のお話。
【2022年2月加筆修正済】
どうも、ベテランデザイナーのはしあやです。
今回は「時給のお話」です。
私の学生時代の友人。
結婚している大半が、そろそろお子様の手がちょっと離れるから短時間パートでもしようかな…と言っている年代です。一部、結婚の早かった人はお子様も成人して手離れしている年代でもありますね。
就職氷河期真っ只中でもあったということから、友人たちは、学校卒業して就職浪人したり、就職できないまま結婚したりと散々でした。
働けた組でも、当時はまだまだバブル期の常識(?)が横行していたため、「寿退社」が当たり前の時代です。結婚が決まった時点で退職を余儀なくされる人、妊娠と同時に(産休などもってのほか)退職を余儀なくされる人。
そんな感じなので、20代結婚出産組に至っては、数年働いた後はそのまま家庭に納まり、平成末期〜令和までは全く外で働いていなかった人も多く、感覚を思い出すのが結構キツイと言っていました。さらに、うまく就職できた組は何かしらの「しがらみ就職」ができた人もいたため、当時のちやほや感だけが残っていて…なんてこともあり、パートのおばちゃん呼ばわりされると激怒する人もいたりします(実際に友人は怒ってました)。
どちらにせよ。生活様式がいきなり変わると大変ですよね。
そのうちの何人かから、久しぶりに連絡が入りました。
連絡というか、質問というか?
・・・いや待って、細かいところを追うとおそらく違うと思うから早まらないでちゃんと調べてからにしたほうがいいよ、と返事しておきました。
そして私はメールや電話ではそんなプライベートな事教えられないよと。
そもそも、連絡してきた側の旦那様の年収教えてくれないんだもん。
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※2020年のコロナ禍が始まった頃は月100万と書かれてましたが、最近どんどん月に○○万円!の額が下がってますね(今の主流は60万円表記みたいです(苦笑))
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どんなイメージですか。そんなくれるならほんとほしいわ。
私、20年くらいやっててもそう思うもん。
新人でそのイメージかー・・・。
友人は一切計算しなかったものと思われますが、業界内にいるとデザイナーで年収600万円以上の人って少なそうなイメージなんですよね。特にフリーランスの場合はフルタイムでも150〜300万円が一番のボリュームゾーン。
つまり、想定の半額以下くらいの儲けな気がします。
うまくやってる自営業のデザイナーさんならありえるかも?ですが、全体の7割くらいは上記のボリュームゾーンに入ってるらしいので、本当にトップを走っている方々のみではないでしょうか。
でも多分「経費込みでの計算」だから・・・純粋にはまるごと収入ではないんですよね。入ってきた分まるごと自分のにはならなくて、残しておいて税金に払ったり設備等の経費にかかるので、実際は5〜6割くらいが手取り。
つまり、もしも年収600万円の上位クリエイターであっても、手取りとしては300〜360万円ゾーンが現実ラインです。
経営やったことない友人には説明してもわかってもらえないところなんだろうなぁ。
最近、コロナ自粛からこっち、在宅ワークの儲け話が嘘と本当がごちゃまぜになっているからか、こういうちょっとした勘違いが増えてきた気がします。
ということで、簡単に稼げるほどの時給があるのか否かの検証です。
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