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新型コロナの経緯①

どうも、ベテランです。
とうとう?私も噂のオミクロンに罹ってしまいましたので、みなさんに参考になるかどうかわかりませんがとりあえず情報を・・・。

経緯

最初の罹患は父

まず、うちの父は高齢者ですがまだ現役でお仕事しています。
その仕事先に来るお客様が、どうもマスクをしていなかったり、していても顎マスクだったり、さらには接客中はお客様側はマスクを外すそうなのですが外してからも大声で延々と喋り続けていたりと(中年以上の男性が大半)、もともと「いつコロナにかかるかわからん!」と怒っていました。
※父は若干潔癖症なので、常にアルコールで除菌しているような人です

ある日、とある店舗へ応援に行った際、店長が「寒いからドアの換気はしたくない」と言い張っていたそうです。本来、換気をしっかりしないといけない&保健所に通報も行くような業種(一応伏せておきますが)なのですが、それでも頑なに寒さを優先。
その目を盗んで父はちょこちょことドアや窓を空けていたそうですが、気づくと店長が完全に通風関連の場所を締め切るというイタチごっこ。

そして、お客様も結構多かったとのことで・・・。

その2日後(通常店舗でのお仕事)の昼頃に母にLINEが届きました。
「寒気がするので持参の体温計で測ったら熱があった。帰る」これはもう、いつかかかるであろうと危惧していたコロナだ!と思ったので、朝も昨晩もずっと家の中でも母はマスクを外して長時間接してないことから、隔離先のホテルを確保し、まず行ってもらいました(出費〜

帰宅後に熱を測ると、父の体温計は「37.9度」を指していました。
もうアカン・・・コロナ確定してるやん・・・。
しかもよりによって今日〜〜〜???

病院探しに苦労する水曜日

そう、その日は水曜日。徒歩3分の診療所は午後休診。
その他、かかりつけも休診(しかもWebサイトに「コロナの検査はできないので疑惑があったら来ないでね」の表示あり)。
行ったことのある病院、全てが午後休診という魔の水曜日

仕方なく、相談センターへ電話していくつか紹介してもらうも・・・。
「ほとんどが休診でして・・・(困)」
市のPCRセンターなら無料なのですが、発熱があるためにそこへも行けず。

隣接市のクリニックも紹介にありましたので、すぐにネット検索をしたところ、口コミでも発熱外来の対応をしていると確認がとれたため、急いで電話。ギリギリでしたが快く受け入れて頂けて、その場で検査、そしてコロナ陽性が発覚。
(5分程度とのことだったのでおそらく抗原検査の簡易キット?)

病院(発熱外来)での行動について

大体はこの流れになる病院が多いと思いますので記載しておきます。

①まずは電話連絡で「発熱外来の受付があるか」を確認
②受け入れ可能なら病院側から時間等の指示をされるのでその通りに
③基本的に「自家用車」にて行くのが望ましいとのことです
④到着したら指定された駐車場へ停め、来た旨を電話連絡orインターフォンで通知して、車内に戻って待つ(この間、外には出ないこと)
⑤病院側の準備ができたら、係の方が出てきてくれるので保険証等を出してから渡される問診票を書いたり熱を測ったりしてさらに呼ばれるまで車内でおとなしく待つ(外には出ないこと)
⑥呼ばれたら通常の入り口とは別のところから入り診察(車内のままで診察される病院もあります)
⑦検査結果が出るまでその場で待つか、すぐに出ない場合は帰宅して結果を待ちます。
※結果は本来は「医師免許」を持つ人でないとダメらしく、看護師さんではいけないそうです(私が行った病院は看護師さんからの通知でしたが・・・

この待ち時間中に車内で一緒にいたから移ったんじゃないかなぁ、私・・・それまでほとんど顔を合わせてなかったんですよ、父と・・・(汗
父がフラフラしながらも(もともと発熱に弱い)「自分のバイクで向かう!」と言っていたのを止めなきゃよかったなぁ(鬼

[その場でわかるとき]
⑧陽性と判定されたら車で待ちます。
⑨車内で精算(病院により電子マネー支払いを要求されます)、そのまま処方のために待ちます。
※行きつけでない場合は大体、隣接の薬局で処方される流れになります
※処方箋は病院スタッフが薬局へ持っていってくれるので、薬局スタッフが来るのを待つのみです

なお、電話連絡しないで直接病院へ向かう方も結構いるようですが、病院側からしても迷惑なので行く前に電話確認してからにしたほうがいいです!

病院によっては、特に小規模のクリニックなどはトリアージができないためかかりつけの患者さん以外は受け入れない場合も。その他、発熱外来の一日の人数制限があったり、特定の時間帯のみ受付け可、ということもあります。また、市町村によっては外来受入可能な病院リストをネットで公開している場合もあります。
もちろん記載なしでも対応していることもありますが電話確認しないとこればかりはわかりません。
それぞれで違うのでお住まいの自治体の情報は日頃からチェックされるのをおすすめします。

また、検査にはいくつか方式があります。

「抗原検査」
5分〜15分の簡易キットと30分〜1時間のものの2タイプがある模様(父が前者、私が後者でした)
※綿棒を鼻の奥までつっこまれます。
「PCR検査」
検査結果はセンターへ送ってから返事を待つ形なので、午前中ならうまくいけば夕方の返事、午後診療なら翌日。そのため金曜午後だと週明けまで待つ模様ですが、最近は混んでいるので普通に数日後になるようです。
※PCR検査でも、インフルエンザ検査のように綿棒を鼻に突っ込むタイプと、だ液で測るものがあるようです。

基本的に、咳や痰の症状がキツくても「新型コロナ」と判明した場合には、「解熱剤(カロナール)」以外の処方が一切されません!!!
念の為、カロナールの場合は飲み合わせが大丈夫な事が多いようなので、咳痰については事前に市販薬を常備しておかれるほうが良いと思います。。。
※念のために添付文書の読み込みと、薬剤師さんに確認必須でお願いします。
※咳痰の市販薬でも、成分によっては重篤な副作用につながる飲み合わせもあります。

なお、父の診察中に「パルスオキシメーター」で「血中酸素濃度」を測ったところ、90%以上に上がらないということで看護師さんが大慌て。その後も数回、別の機械をつかってましたがそれでも上がらない。
[正常値は99〜96%]とのことです。

ということで、とりあえず「陽性」と判断された瞬間から、帰宅時にどこのお店にも寄って買い物はできなくなりますし、運転者もしくはつきそいの人も同様で、その時点から10日間(7日間に変更されました?)は濃厚接触者として不要不急の外出をしないようにと言われます(´・ω・`)

夕飯はカップラーメンになりました・・・(涙

保健所からの連絡が遅いという噂は嘘です

病院からも「保健所から連絡が来るまで3、4日くらいかかるかも知れません」と言われていたのですが、帰宅後1時間程度で保健所から連絡が入りました。もう既に20時頃です。
めちゃくちゃ保健所の方働いていらっしゃいます。ほんと申し訳ない。
「今すぐパルスオキシメーターを貸し出ししますので、とにかく何度か測ってみてください!」
と、保健所の方から悲痛な声のお電話・・・(´・ω・`)
どうやら酸素飽和度が足りていなかったこと、高齢者でなおかつ高血圧持ちであるということから、緊急事態扱いになった模様。届けます!と言う電話を頂いてから10分程度で自宅のポストへ必要書類関連と一緒に投函されてました(今思うと保健所は近かった・・・

帰宅後にはなんとか96%まで上がった(でも正常の下限値)ので一安心とのこと。

おそらく、優先度によって連絡の順序が違ってるんだと思います。若くて既往歴や重症化リスクが少ないと思われる方への連絡が遅いのは・・・保健所の方々の人数を考えると仕方ない気はします。ただ、緊急性が高い場合はこのように迅速に動いてくれている事実もありますので!

なお、連絡先電話番号は、父が聴覚障害があるということで私の携帯にしておいたので、ひっきりなしに「陽性者としてこの電話番号を登録しろやゴルァ(*´∀`)」とCOCOAに誘導するSMSが厚労省から毎時入ってました・・・ヤダァ。
※このSMSが全く使えないのを後日体験するハメに(また後日エピソードで)

陽性者の処置について保健所と相談する

なお、ここで陽性が判明した父と、抗がん剤治療中の母親を同居のままというわけにもいかないので、母の翌日以降の長期滞在ホテルを探し始めました・・・が、大阪市内と違って地元は高い・・・。
普通に1週間も滞在すると6、7万円くらい飛んでいく・・・。

で、ホテル予約をポチろうとしたその瞬間、保健所の方から3回めのお電話着信。(2回めに、同居の母が抗がん剤治療中で、という話はしてました)
そして先方からありがたいご提案が。
「お父様にはホテル療養で隔離いただくのはいかがでしょう?」

・大阪市内のホテルで個室での隔離療養(無料です)
・ホテルには看護師が控えているので体調が急変しても大丈夫
・ホテルへの移動はタクシーを手配します(無料です)
・ホテルでの滞在中の食事は3食お弁当が出ます(無料です)
・アメニティは一切置いてないので持参をお願いしています
・行き先が決まり次第、すぐに手配しますが本日中は難しいので、明日以降に備えて準備を先に進めてほしい

父に言うと「ありがたい!」と。
いつもの父なら「嫌だー」って言うと思ってましたが、母のことがあるのですぐに受け入れてくれて意外でした。助かった。

なお、ホテルの場所については口外禁止とのことです。
一応、府のWebサイトに一覧があるのでどれかになるでしょう、とのこと。
今のうち(26日時点)ならまだ宿泊療養施設の稼働率が満員じゃないので、なんとか滑り込めたという感じでした。

これで母との隔離ができるので、母は「お前にお金出させてばかりになって悪いから明日戻ります」と。
いや、もう一泊してきてくれないと父と鉢合わせするでしょ・・・。
※しかし強引に母は帰ってきた。これが裏目に・・・

後日知りましたが隔離のためのホテル補助があるようです!

市町村により違いますが、陰性と証明されている同居者を隔離のための宿泊費負担をしてくれるところもあるようです。
私の市は、調べたら「1日上限1万円まで、最大14日間の補助」だとか。他の市でも1日あたり5,000円の負担をしてくれるところもありました。
ただし「PCR等で陰性証明を受けた濃厚接触者以外の家族」が対象で、「市役所」の該当課に相談して、市から指定されたホテルで滞在、ということになるようです。

そしてここが重要ですが、市のホームページから直接その記事にたどり着けません!!!私が見つけたのが新聞社からのプレスリリースで、そのキーワードから検索したら隠しページのようにひっそりとリンクされてないページとして存在していました。今はその制度がないのか?と思ったんですが、期間としてはまだ有効の模様。
なので、もし「濃厚接触者でない同居者」で「陰性証明が出ている」人がいる場合は市に相談してみるのもいいかも知れません。

と言いつつ、陽性者が出てから陰性証明を受け、さらに市に相談してから指定のホテルへ移動となると、普通に2〜3日経過してしまっているので、オミクロンの感染力から言うと全く役に立たない感じはします・・・。

保健所の方、手配頑張ってくれてます!

翌日、手配が完了しましたとのことで連絡が。
しかし、午前中に迎えが来るというのではなく、タクシー会社からの連絡を待ってくださいとのことで、10日間のアメニティ類をかき集める我々。
家にあったお菓子類や保存の効くもの、粉末コーヒー等も一緒に詰め込んで、家の食料がガラーンとなる始末(さらにこれも裏目に・・・

タクシー会社からは夕方のお迎えと・・・。
あああ、母が先に帰ってきてしまった\(^o^)/

父には自室から出るなと言って、全てのやりとりは私経由、ナースコールシステムだけは自宅に用意していたのでそれを使ってやりとりしました。

・欲しいもの(食べ物・飲み物その他)があるときはLINEメッセージか通話で注文してほしい
・部屋の前食べ物類を置いたらナースコールを押すので、10秒まってから父が扉を開けること
・容器やコップ類は全て紙か使い捨てのプラスチック製、箸は割り箸のみを使うので外に出さず部屋のゴミ箱に捨てること
・洗濯物は大きいゴミ袋を渡すので、まとめて放り込んで口を閉じて通知してから部屋の外に出すこと
・私が全てやり取りすることと、行き帰り全ての経路にアルコールスプレーを振りまくる
・全ての部屋の換気を15分に1回、窓を開けて行う

と、かわいそうな感じでしたがそれでも「母に移さないように」とのことでおとなしく従ってくれてました、父。

夕方、潔癖症の父はアルコールウェットティッシュやら通常ティッシュやらを大量に詰め込んだ大荷物で旅立ってゆきました。
鶏肉豚肉が食べられず、魚もあまり好きじゃない父。
お弁当で大丈夫なのか?と思って、一応大量の「海苔」と「カップラーメン類」は持たせましたが、やはり当日の夜から鶏肉がドーン!のお弁当だったらしく「食べられるものがあまりない・・・」とショボーンとしていたようです。

「肉コース」でも牛肉が出てくると思うなよ!
弁当に於ける肉は「鶏肉・豚肉」が中心じゃい!!

そんなこんなで、なんとか27日が過ぎました。
(続く)

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しぐさん
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