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「未経験からいきなりフリーランス」の成功者は意外と身近にいるかも知れないが「ただし○○」があるのを忘れちゃダメよ編。

どうもです。
noteのAIを頼ってみようかと思ったものの、自分で書いたほうが早いやーってことで今回も普通に文字打ってます。

さて、未経験から○○、一時期は情報商材のカモ要員やらちょっとしたただの財テクと勘違いした勢が増えたりしたおかげで、一部の既にプロとしてお仕事をしている人たちからは「変な儲け話で人を呼び込もうとしている人」を警戒していた風がとても強く吹いていました。
そして、何をどうしたのか「騙している人を諌めていた発言」たちを見た、騙されてる側の方々からの狂信的な猛反発が吹き始め、「あ、こりゃもう他人を気遣ってても意味ないわ」と注意する人が減り、騙そうとしている側がある一定数行き渡ったために次のビジネスを求めて業界を変えたりして、今は落ち着いてきたような気がします。
というより、「AI」の発展で今後簡単に儲かる系の業界じゃないなってことがみんなに知れ渡ったから、手を引いた人も多いだけなのかも知れません。

さて、その中で「未経験から〜」のお話。
私も実は「業界も業種も未経験で深い勉強もなく、特に何の調査も行わず、誰かのハウツー発信だけを信じてのいきなり商売」は否定派ではあります。
なお、業界・業種未経験であろうとも、きちんと必要な勉強を行って、いろんな調査を行って、サポートに値するものの手段も得て…と、きちんとした「事前準備」までができている人は否定していません。

「依頼主様」「業界全体」「同業者」ともに不幸にならないお膳立てがあるかどうか、そのための知識があるかどうか(実務経験・未経験に関わらず)ってところがかなり大切じゃないかというところなのです。

キラキラだけが成功者?

さて、そこで周りを見てみると、ちょっと遠くはなりますがいました、典型的な「成功者」が。

彼女は、上辺だけの紹介をするなら

・ママさん
・独学でWeb制作を数ヶ月勉強
・自宅で開業をして
・今は前職の収入を超える収入を得ていて
・頻繁にお友達を招いたり同業者を招いてパーティーをして
・目指している人たちにアドバイザー的なサロンを開き
・今度は新規事業にも携わろうとしている

という、とても「憧れセレブ」とも言えるような方でした。
いるんだこういう人!

「ただし」が曲者だった

とは言え、私はまず属性が違う(ママさんですらない)ので、こういう方がいるよって聞いても「ほーん」くらいしか思わないのですが、同じカテゴリと自称している別の知人だと「私も私も!!」になるようで、噂が勝手に入ってきました。

しかし、おそらく私が複数人から聞いた内容を総合してみると、この「私も!」の知人ではとうてい不可能なことがわかりました。

この成功者をAさん、「私も!」の方をBさんとしましょう。

Bさんの環境、

・ママさん
・旦那様の給与が減ったのでパート勤めを開始したいが(できてない
・お子様は幼稚園と乳児の二人
・PCは多少、結婚前に触ったことがあるが特にWebに興味を持っていたわけじゃない
・前職でも特に経営や営業等の「数字」に纏った業務は行っていない
・情報源はもっぱらSNS、フォロワー9割が学生時代の知り合い
・普段は子育てで精一杯なので外に出歩いてはいない

さて、この環境だとまず「全く関わっていない業界の基礎知識、必要な技術を得るための勉強をする時間の捻出」の時点で結構厳しくなります。
加えて、2行目の「日々の生活費の足しを作りたい」ということからも、数ヶ月かけて勉強をして、という悠長なことが言えるかどうか。3ヶ月なら…ということで勉強を始める方もたくさんみてきましたが、実際問題、3ヶ月勉強しても毎月何十万円もの収入を得られるレベルになる人はごくごく一握りの方だけじゃないかと思われます。
あと、実際に勉強を継続した上で業務も…の時間捻出問題は永遠に続くので、まずそこをクリアできるかどうかの検討をしないと、全員不幸になってしまいそうです。

「昔、絵を描くのが好きだった」
という理由で始められる方も多いのですが、実際問題として、Webサイトの制作って絵を描くことではないので、その違いを知って愕然としてしまう可能性も結構あるんじゃないかなというのが、今まで見てきた感じです。

つまり「Aさんと同じママさん」というカテゴリかどうかは、Aさんの環境を見ると「全然違ってた」のですが、それをまず知ることが最重要課題でもあったのです。

Aさんのとてつもない環境

では、Aさんがどうやって成功したかというと。
私から見ても「そりゃ成功するわ」と思える要素が沢山あったのです。

・夫婦ともに元々高給取り
・お子様は既に小学生である程度しっかりしている(らしい)
・Aさん本人がある会社の商品のセールス担当で各地を飛び回っていた
・実家のご両親が社交的で地元でも顔が広い
・ご兄弟にプロがいる
・収入は「家計の足し」ではなく「事業を広めるため」と考えている
・初期の段階で資金が潤沢にあった
・最初から自分のポジションをしっかり持っていた

さて。どうやらAさんは「Webサイトのデザイン」を勉強したものの、実際には制作自体を自分で行っているわけではなく、ご兄弟の会社に発注をして、どちらかというと「プロデューサーポジション」にいるようでした。
そう、つまり…「Web制作業」を片手間にしているわけでもなんでもなく、最初から戦略立てて勉強を始めていた可能性がとても高いのです。
※実際に私が直接の知り合いではなく人づての知り合いというだけなので、会社員時代のAさんは知りません

むしろ「興味があったからやった」のではなく、「制作の依頼先のパイプ」があり「依頼主とのパイプ」も持っていた上で、商売として最適になったのが偶然にもWebだったパターン。
そしてAさんが素晴らしいのは、自分がプロデュースするのであれば知っておくべき必要になる知識を得るという目的で、数ヶ月だけWebデザインの講座で勉強した模様。
さらに、元々セールス担当として企業の方へのプレゼン能力や交渉力、行動力等は以前から鍛え上げ、備わっていた可能性も高いのです。

ついでにいうと、軌道に乗せるまでの数ヶ月もしくは数年間を耐えられるだけの資金が手元にあり、私の勝手な想像ですがそこまでの計算も行ってからチャレンジ開始したのではと思われます。
そして、起業するための事前準備を行いながら「ここだ!」というタイミングをきちんと把握して待っていたかもしれません。

要は「ただラクしてただけ」じゃないんじゃないの?って話。

全て使えるものは使い倒す

また、「ビジネスを起業する際の戦略を立てられていたかどうか」という面もあると思われます。

①足りないもの、足りているものの精査
②現状の自分の手持ちの技術や資金や資材で何が使えるか
③足りないものを充足する方法を調べて考える
④自分で動く部分は何でどこまでで、どの程度の予算と時間が必要か
⑤他人に委託できる部分はどこまでか、どの程度の予算と時間が必要か
⑥初年度、次年度、その次と数年間の収支計画を立てる
⑦ダメだった場合のリカバリをどこまでどうするか
⑧相談先を予め探す(この場合は身内、いなければハードルが上がる)
⑨使えるパイプは徹底的に使う
⑩まず行動する

おそらく、これらのことは「当たり前」にやっていたのでしょう。
元々がキャリアウーマンでバリバリ先頭に立って出張もしまくり、働きまくっていたということもうっすら聞きました。センス云々というよりただの百戦錬磨の実業家ですね。

そこに最大の強み「身内のパイプが元々太い」というのを最大限に利用できれば、生まれながらの成功者が持っている運をもっと強固なものにできてしまうっていうのも、悲しきかな今の日本だったりもします。

ではその「ただし」がない場合どうすればいいか

さて、これが最大の問題点で。
現状「ただし○○」を持っていない場合からのリカバリなのですが…どう考えても「数ヶ月で」は「儲かる」は無理でしょう。

無理だからやめておけ、という話ではなくて。
無理なのは「短期間で必ず損をせずにらくしてAさんみたいに成功したい」と思うのをまずやめておけ、というところです。
想像ではありますが、上に書いたAさんが辿った事前の準備を全て行い、それには自分ならどのくらいの時間がかかるのかを計算した上で、事前準備に「相応の時間を掛ける」ことがまず成功への近道になりそうです。

おそらくこういうこと。積み上げればそのうち…

ただし、Aさんと比べても「初期装備」がとてつもなく弱いというのは否めません。Aさんが初期から選ばれし勇者で初期から勇者の剣持ちだったとして、その他の我々は「ただの村人(モブ)」からのスタートですが、地道に積み上げて何も積み上がらないようなものはないのです。
積み上げて崩れる場合、急ぎすぎたか間違えたか、慎重にしなかったしっぺ返しが自分に来ただけです。丁寧に、確実に積めばある程度までは積み上がるものです。

今後のビジネスモデルがどうなっていくのか、ちょうど今はAIも乱立し始めてほんの数週間先もよくわからなくなってきていますが、以前も今もこれからも確実に言えるのは「うまい話に乗ると逆に損するよ」というところ。

まぁ地道にやって損することはないので、変に一足飛びにするんじゃなくまずは「自分ができることの分析」から始めてもいいかも。
他人の意見に惑わされず。です。

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