小型二輪教習⑤
5日目
久々の実車でド緊張しながら待機ルームに到着。担当は普通車教習からお世話になっていた方だったので一安心。
「今日はコースを走るだけじゃなく、危険予測をいくつかやるので盛りだくさんになります」
指導員の言う通り、小型二輪教習はとにかくひとコマで体験することや覚えなければならないことが普通二輪より多い。
今日も脳みそフル稼働になるのを覚悟しつつ、まずは慣らしで外周をぐるぐる走る。
「じゃあ1コースを先頭で走って下さい」
発着点からのスタート、坂道発進へ向かう。
坂道発進は坂の中腹から開始するのを忘れ手前で止まってしまい焦る。
「下りは徐行ですよー」「踏切渡る前に左合図出しましょう」「コースこっちですよー」
あたふたしながら合図を出しては消しての忙しなさにコースを間違える。
忘れている事がうじゃうじゃ出てくる出てくる。覚えているつもりでも、イメージと実際に走行するのとではギャップもありうまくいかない。
公道を走る経験が少ない影響もあるが、あと2回の実車で教習内での走り方を覚えなければならないとなると、精神的に結構きつい。
その後は危険予測の項目をバババッと5つくらいこなし、脳内はオーバーヒート。
この日はあっという間に時間を使い終了した。
9月半ばといえど気候は蒸し暑い。システムヘルメットを選んだものの、気候によってはジェットタイプのヘルメットもアリかなと思った。
おまけ
小型二輪だからかもしれないが、うちの教習所は基本マンツー指導が多い。その点で遠慮なく質問ができるし、間違えてもあまり気負わずにいられるので安心した。