破滅願望を持つ私が、「太宰」と会ってみた話
こんばんは。もしくは初めまして。さっちゃんです。
前回の記事で言っていた「太宰」とのデートが終わったので、終わりたてホヤホヤの今に考えていることをまとめたくて筆をとりました。
実際にあってみて感じたことは「あぁ、好きだなあ…」ということ。
私が買った時計で時間を確認したり、私が買った服を身に纏って隣に立つこの人のことが、とても好きだということ。
手にちょっと触れただけで少し意識してしまって、少女に戻ったみたいでドキドキしたこと。
髪に触れられて「短いのも似合うね」なんて言われて心臓が破裂してしまうんじゃないかというくらいときめいたこと。
別れるときに子どもみたいに泣きたくなって、でも強がって我慢するときに胸がこれ以上ないくらい切なかったこと。
どれもこれも砂糖菓子みたいにキラキラしていて甘くて、大事な思い出の一つになりました。
こんなに胸がワクワクしたこと、甘く轟いたこと、今までにないんじゃないかしら。
それくらい、素敵な時間でした。
でもそれとおんなじくらい、「どうして恋人なのかしら」と不思議に思った時間でもありました。
私はたくさんいるうちの恋人の一人でしかなくって、手を繋ぐこともなくって、ただただ一緒にいるのが楽しくって、ずっと一緒にいたいなと思うくらいで……
お友達となんら変わらないんじゃないかって。
こんなに好きなのに恋人じゃないのがおかしいと思う自分と、こんなに好きなんだから恋人じゃなくても一緒にいられると思う自分がいるのです。
おかしいですよね、好きなのは一緒なのに。
ただただ私に分かるのは、「太宰」がすきなこと。あの人に幸せになってほしいこと。ずっと一緒にいたいことだけなんです。
だから、恋人じゃなくてもいいかもしれない。恋人じゃないといけないかもしれない。
そう考えているのは今日だけかもしれない。
明日になったらやっぱり恋人でいたいと思ってるかもしれない。
そんな白黒はっきり決まらない気持ちで、それでもただただあの人が好きだなあと思いながら、明日も働くために眠りにつくのです。
おやすみなさい。
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